電話できない世代について

新入社員が入ってくる時期に毎度思うことがあります。管理職の皆さんにぜひ届いてほしい!

電話をかけないからってやる気がない訳じゃないんです!!!!

104にかけて番号を調べるとか、代表電話をなんとか手に入れて連絡とりたい部署に取り次いでもらうとか。即時に対応してもらわなければならなければいくらでも手段がありますが、新人がなかなかパっと動かない。むむむ!なんて思う上司の皆さん結構いるのではないでしょうか。

でもね、分かってほしいんです。新入社員が電話をシブるのにはこんな背景があります。

①SNS世代の彼らは電話をする前に「電話してもいい?」ってメッセージを送る世代なんです。「いいよ」と返事がきたら、やっと電話することができます。じぶんの都合で電話をするという文化を持ち合わせていません。

②会社のHPに電話番号が載っていない企業が多くあります。ファーストコンタクトが問い合わせフォームしかないなんてこともしばしば。メールを送って返事を待っています。電話をしない代わりにちゃんと動いているのです。対応の早い企業であれば、すぐに返事がきます。

世代論で一律に「@@は〜〜だ」というまとめ方をするのは好きではありませんが、SNS世代の「電話をかける」ことに関してはこのような背景があると思います。だから「グズグズしているな!」なんて思わないでほしいんです。

新卒の皆さんは「困っていること」「できない理由」を上司に報告してみて。マメに。「何度もすみません…」「教えてください」という雰囲気で話かければいいように対処してくれるはずです。オジさんたちは「教えてあげてる感」「頼られている感」が大好物です。(※あくまで私調べ)

電話問題に限らず、上司(管理職)世代も新卒(SNS)世代もちょっとのコミュニケーションで「昔の人たちは!」とか「今の若者は!」とかイラっとしなくて済むはず!もしイラっとしちゃったら昭和ちゃんがSMAPの『セロリ』を流しながらお助けに参ります〜♪


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