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「照らし出された私の情熱」 Vol.1

みなさんこんにちは!アートマネジメントコース企画制作室、広報担当の萩原です。
これから3回にわたり、2023年度自主企画公演vol.3「夜奏のアトリエ~カルテットで奏でるゴッホの光彩~」の企画者である渡邉史緒のインタビューを掲載します!
今回は第1回目として、この企画が生まれたきっかけ、彼女が弦楽四重奏を選んだ理由に迫っていきます!





まずは自己紹介をお願いします

はじめまして!アートマネジメントコース3年の渡邉史緒です。(史緒と書いてふみをと読みます!「を」です!)
生まれは沖縄、育ちは静岡、高校の時は沖縄、現在は神奈川在住という、なかなか珍しい移住歴をもっています(笑)

アートマネジメントコース3年 渡邉史緒


約30企画の中から自身の企画が選ばれました。その時の率直な感想をお聞かせください

「まさか、私の企画が!?」という驚きもありましたが、「実現させたい!」と熱意をもって準備をしましたので、選ばれてとても嬉しかったです。実は、私のゼミの先生からプレゼンの極意を教えていただき、事前に練習を繰り返しました。企画内容そのものも大切ですが、それと同時にプレゼンのクオリティも大事であることを、今回は身をもって知りました。


私も渡邉さんのプレゼン聞いて圧倒されたのを覚えています。この企画に込めた愛と情熱をひしひしと感じました


今回の企画を思いついたきっかけは何ですか?

大学1年生の時に出会ってから好きになったゴッホの魅力を、音楽と一緒に広められないかと考えたのがきっかけです。美術館もクラシック音楽の公演も、若い人にもっと興味をもってもらいたいという想いがあったのも、きっかけの1つです。


次に、この公演に弦楽四重奏を選んだのはなぜですか?

私にとってゴッホの夜の絵に合う音は「深い響き」「情熱がある」「華やかさがある」というイメージがありました。そのような音を探し求め、金管8重奏やピアノソロ、シャンソン、チェロなど様々なものを聴きました。その中で弦楽四重奏を聴き、「これだ!!」と思いました。「弦楽四重奏」と聞くと一見「穏やか」「上品」というイメージが私の中にはあったのですが、多くの曲を聴いてみると「静謐」「深い響き」「情熱」という様々な面があることがわかりました。一見穏やかに見えて実は情熱をもっていて、どこか寂しげな部分もあるところがゴッホと通じるのではないかと考え、弦楽四重奏を選びました。


弦楽四重奏は元々よく聞かれてましたか?

今回の企画で弦楽四重奏と出会うまで、全く聴いてきませんでした。でもたまたま私のゼミの先生が弦楽四重奏オタクで、「弦楽四重奏のレパートリーは本当にかっこいい曲ばかりなんだ。名曲が200曲はある!」と豪語されていて。改めて選曲する際に多くの弦楽四重奏曲を聴き、今まで聴いてこなかったことを「もったいないことしてきたな…」と思うほど弦楽四重奏の魅力に惹きつけられました。
YouTubeで弦楽四重奏曲を探していたので、選曲していたときの私のYouTubeのおすすめ欄は弦楽四重奏の動画だらけでした(笑)

YouTubeで作成したプログラム案のプレイリスト。多い時で30曲近く入っていた。


今回は企画者である渡邉が、どうしてこの企画を思いついたのか、そして弦楽四重奏を選んだ理由がわかりました。
次回はこの企画のもう一つの重要な要素、ゴッホとの出会いについて深掘りします。次回の投稿もお楽しみに!!

【公演概要】
「夜奏のアトリエ〜カルテットで奏でるゴッホの光彩〜」
〈日時〉2023年11月30日(木)開場18:00 / 開演18:30
〈会場〉昭和音楽大学 南校舎5階 ユリホール
〈出演者〉小林美恵(ヴァイオリン)、淵野日奈子(ヴァイオリン)、松実健太 (ヴィオラ)、山岸彩子(チェロ)、沼田英子(絵画解説)、宮崎由衣子(司会)
〈チケット料金〉一般:3,000円/ゆりフレンズ:2,700円/学生:1,500円(全席指定・税込※未就学児入場不可)

【チケット購入】
〇インターネット受付
昭和音楽大学チケットセンター
https://www.tosei-showa-music.ac.jp/concert/ticket.html

〇電話受付
昭和音楽大学アートマネジメントコース企画制作室
TEL:044―959―5121 平日10:00~17:00(土日祝を除く)

公式SNS】
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