一番自由な資金は「キャッシュフロー」〜積小為大をまずは体現するのが大切
少し前はベンチャー、今となるとスタートアップといって華々しいお話が出てきて、なんとなく地味な地域事業やっている我々としては思うところ色々とありますが、所詮は皆、中小零細企業です。大した差はありません。ちゃらちゃら名称だけで遊んでいる場合ではないのです。
その中で資金調達という話が色々と出たりするんだけど、個人的に一番自由な資金調達というものは「キャッシュフロー」だと思っています。
投資家を集めるのでも、融資先を探すのでもなく、着実に売上を確保し、しかも利益率にこだわれば、その資金は一番の自由を作り出します。そして、これは会計上の利益ではなく、キャッシュフローなのです。キャッシュにこだわることがとても大切。
何に使おうと、いつ使おうと自分の判断で自由になる。逆にそこから逃げて、常に投資家とかからの資金調達で自転車操業みたいなスタートアップとかみると、なかなか考えさせられるところではございます。。さらに中には補助金とか行政予算とか狙っていたりしていて、なんか新しいのか、古いのかわからないなぁと。
レバレッジをかけるとかいいながら、そもそもの基礎的な稼ぐ力がなければどんなレバレッジかけてもあんま意味ないのではと思うのですよね。
あれこれかっちょいいビジョンだなんだの前に、まずは自分の商品サービスでお客さんにバリューを作り出して積小為大を積み上げていくことがやはりなんだかんだで大切だと思うところです。
◯ 3つの他人のカネの特性
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