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「まちを変える人」に共通する3つの思考法

地域分野でどこまでいっても、ずーっと「悩んでいる」状態を続ける人というのがいるのですが、それは基本的には何もやっていないんですね。状態としては何も外部に対して働きかけをしていないので、何もやっていないのと同じ。

悩むのではなく、考えることが大切なのですが、考えるというのも「うーんうーん」と自分の頭の中だけで考えるのではなく、地域を変える人は「ひとまずやってみる」というところからスタートします。

実は社会課題解決ってスタート時点では誰も答えはわかっていない問題でもあり、問いそのものが間違っていることすらあったりします。これを解くためには、一般的なロジカルシンキングだけでは無理で、真面目な人ほどロジカルシンキングでそれに挑もうとして失敗してしまうシーンを多くみています。どれだけ立派な学校を卒業しても社会でポンコツになったり、社会課題解決には全く無力な真面目な人が登場するのは、この「問題の解き方」が全然違うからなんですよね。これを意識していない人が結構多い。更にいえば、そもそも誰も答えがわかせず市場、社会に問うしか無いことが多数あり、そのためには選択肢を考え、試行して確かめながら思考するということも大切になる。この試行思考こそかなり重要なのですが、答えを導いてからしかやらない人が多い。

結局のところ地域を変える人は

・垂直思考
・水平思考
・試行思考

の3つを意識、無意識の違いはあれど用いて事業と向き合っていたりします。

今回は、実社会における課題解決、広く言えば、事業開発においても大切な思考方法について解説します。


○ 最低限必要な「垂直思考」

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