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税金でやる前に自分たちでやる、という社会の基本を取り戻そう〜べき論よりやる論〜

地域での様々な試みにおいて、なんでも話をすると「それは行政の仕事じゃない」というような意見が多方面から出ます。

ってか自分が必要と思うかなりのことを「行政の仕事」だと思いこんで、陳情、運動とかしたり、はたまたそんなことすらせずに「文句」しか言わない人が多すぎやしませんか。という、なんでも役所任せ精神の問題についてです。


○ 行政の仕事ではなく、民間が小さくトライすべきことが多数

そもそも世の中には多数の人々の多様な価値観があり、それをもとに自分個人のこと以外は全て「行政の仕事」としてしまったら、行政は爆発します。というか、すでにそういう世の中になっているから爆発しています。苦笑

そもそも学校ですらもともとは、地域の人たちが出せるお金を出し合って設立をしていったものが多くあります。地元の名士がお金を出して、自分たちのまちに必要だと考えて図書館を作ったり、病院を作ったり、橋を作ったり、プールをつくったりしたという話は全国各地で膨大に存在しています。

だけど、名士だけでなく昔の年金も何もない時代の貧しいおばあさんがなけなしのお金を持ってきて「少しでも役立ててください」といって地元の小学校設立に協力したという話など、様々なエピソードが各地にあるんです。

その後にそれらはより多くの人達、多くの地域に必要だということになって、行政機構が役割を担うようになったものが多数です。今では行政の仕事にど真ん中になっていることすら、かつては民間が小さくトライした足跡があってこそ成立しているものが多数あるんですよ。

○ 他人、社会、行政に要求する前に自ら実験せよ

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