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【海外出張記・タイ #3】エリアで変えるターゲティングと需給調整のビジネスモデル

日本の課題はカバレッジを広げる上で1つの平等にこだわるが故に取りこぼしている需要があること。もうひとつは需給調整のビジネスモデルをより意識していくことです。

日本は「一つのものですべての人をカバーする」という思想が強いように思います。これは一億総中流なんて言われた半世紀前くらいに確立され、戦後成長世代が持つ価値観と密接に関わっていると思います。ただ結果として、それが大行列を生み出して、ビジネス全体のスケールを広げることにはつながらなかったりすることも多いですね。

やはりこれからは多様なサービスで「上から下まで様々な人をターゲティングしたもので、全体としてカバーできる人を広く持つ」という形式に持っていくべきだなと思っています。

今回タイでも実感したのは、エリアによってのターゲットの違い、クウォリティの違いです。格差の大きさとも言えますが、逆に言えば、トップラインだけ引き上げていくことは地方においても十分可能だなという可能性を感じるところでもありました。

○ 皆を平等に扱った結果生み出される「行列」

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