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10月バックナンバー公開! 最も読まれた記事は何か。

さて早くも11月に突入ということで、先月分のアーカイブを公開しました。個別に購入するよりもお得かつ体系的に10月分の内容を学習可能です。

それにしても10月もあっという間でしたね。もうなんか年末の香りすらしてきました...苦笑

10月で最も読まれた記事のベスト5は以下です。1位からご紹介。

一位はちきりんさんの疑問投稿から解説した、なんでわざわざ皆で同じことをやるのか。さらにいえば、同じことやるのは安心する人が多いけど、同じことやるからこそ潰れる理屈を解説しています。

2位以下は時事ネタから端を発して分析しているものです。

5番目のものは実は3月の記事なのですが、SNSでアーカイブとして紹介したところ改めてアクセスがかなりありました。このチェーンストアや、地域外資本の誘導というものの構造的限界というものはあまり認識されていないんですよね。基本便利なもの、いいものを輸入するのは地域、国の初期段階として良いのですが、地域や国が発展するためには、それらのもの・サービスを自前生産で途中で切り替え(輸入置換)、さらにその商品力を高めて輸出して外貨獲得へとつなげる、というのが基本的なシナリオです。が、今の地方は単に東京資本などを誘導するような道路整備や公共資産活用などを進むてしまって、それが一向に輸入置換されない。ずーっとカネを外に払って終わってしまうわけです。

これでは一向に地域が豊かにならないのです。わずかな非正規雇用などの労働分配と、自治体への地代や固定資産税という限定的な利益しか残らず、それ以外はすべて地元外の企業に戻り、別の地域に投資されていきます。

観光とかでも同様なんですよね。様々なものを整備する投資を地元でしても、それを使って儲けるのが地元外の資本ばかりであれば、いつまでも限定的な発展でしかないわけです。軒先を貸しているだけで、地代しか入らんわけです。沖縄や北海道が観光でどんどん伸びているーー、とかいっても、その伸びしろを食っているのは地元外の資本だったりするわけで、どうにも「豊かになる」実感が生まれないのも当然です。

ということで、普遍的内容ということで読まれたのかもしれません。

以下、定期購読もぜひご活用ください。

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独自サイト版の場合には過去のアーカイブにもフルアクセス可能です。おすすめです。もう10年近くになる蓄積があります。

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