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衰退地域に足りないのは大抵は「営業」〜企画よりも営業と向き合うことが大切な理由〜

地域活性化とかで地域をどうしたいか、みたいな話をすると、地元の人たちが「自分たちがほしいもの」を単に要望するという、意味不明な状況に出くわすことがあります。だけど、そんなことやっていると、ますます経済は低迷し、負担は増加。結果として、若者・女性は地元から抜けていき、地域の衰退は極まっていくという、蟻地獄状態になっていきます。

よく地域の取り組みとかでも企画力とかいいますが、企画がどんなにすごくても営業しなければ大抵の地域の事業なんて知られることすらなく終わります。私は画期的な企画よりもシンプルに営業力だと思います。営業にどれだけ力を注ぐか、が大切です。

多くの地域は自治体や補助金を下手に活用するから客にもならない住民の合意形成とかに時間かけて、さっぱり商品もサービスも売れないとか未だにやっていますね。合意形成しても商品もサービスも売れません。衰退は合意をして極まります。

あえていいますが、ワークしないワークショップやっている暇があるなら、寅さんみたいに各地にいって見も知らない人に商品やサービスを売る経験積んでみてください。私も全国商店街丁稚奉公の旅で相当に鍛えられました。オラオラ言われつつも高校時代から会社経営をやってみて思考が変わりました。

何事もすべて営業から始まりますし、営業思考、営業行動が物事を変えていきます。もちろんちゃんと自信があるものを営業することです。そうでなければ説得力はでません。だからこそ、自分に正直にやれることをしっかりやるべきなのです。

地域に必要なのは、地元目線ではなく「顧客目線」。合意形成よりも地域に必要なのは「営業」です。


○ 市場を馬鹿にして、「貰うこと」ばかりにご執心な地方

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