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【AIR】我々に染み付いているオプトインカルチャーをハックしよう!-プロジェクトを円滑に進める基本

組織内意思決定について昨日、鬼時短を書かれた小柳さんとお話をしていました。鬼時短未読の方はぜひどうぞ!!

さてその中で、地域プロジェクトにおいても遅くなりがちな意思決定あるあるなのが「オプトインカルチャー」です。これは明瞭に「それは良い」と皆が言うまではプロジェクトは進めないという承認スタイルです。一方で、オプトアウト型というものがあり、それは「それはだめ」と意思表明しない場合には自動的に承認されるというスタイルです。ネットサービスの許諾ではオプトインとオプトアウトは結構メジャーな切り分けなのですが、日本社会の意思決定ではほぼ問答無用でオプトインです。

そのため、「俺は聞いていない」みたいなクソジジイも出現するし、「説明が悪い」とか「なんであいつに先に説明してるんだ」とかよくわからんことまで言い出す始末だったりします。

だけどこれは私達が小学生の頃からオプトインが世の中の意思決定の基本、説明責任がある、説明するのが筋、説明しないのは失礼、承認をとらずに進めるやつは横暴だと教え込まれてきたからなのです。そして私達自身の中にも、特段関係していないのに説明がないと「ん?」と思う心はどこかにあるはずです。

オプトインカルチャーを理解すると、物事を進めるうえで非常に役立つことも多く、さらにスピード上げていくときにはあえてオプトインを封印して進めるということもテクニックもあるのでその点も解説しておきます。

逆にうまく行っていない場合はこのオプトインとオプトアウトを明確に意識して使い分けられていないと思います。


◯ オプトインカルチャーの根深さ

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