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抗生物質の功罪??

しばらく前に、「皮膚科に行ってきた話」で、毛穴から入った菌で首にできたおできが炎症を起こして、抗生物質を処方されたという話を書いた。

処方された抗生物質は飲み薬と塗り薬だ。

その後、処方箋をもらい、薬局で薬をもらって10日間飲み続けた。最初処方されたのは5日間だったが、5日では治らなかったので、再度受診して、さらに5日間追加した。

追加の5日間の間におできはかなり小さくなった。それでも完全に消えたわけではなかったので、もう一度受診したら、飲み薬は必要ないだろう、ということで塗り薬だけ続けるように言われた。

さて、抗生物質の副作用のために、お腹の調子が悪くなって困った。抗生物質は原因となる菌を殺して炎症などを退治してくれるけれども、同時に善玉菌も退治しちゃうから、人によっては腹具合が悪くなるという。

以前も何度か抗生剤を飲んだことはあったけれども、多少胃の痛みを感じる程度だった。しかし、今回は完全にお腹が下ってしまった。腸内細菌が完全に抗生物質でノックアウトされてしまったようだ。

2回めに受診したときに、整腸剤も出してもらったけど、それでもお腹具合が良くならない。

抗生物質でお腹の調子を崩したときには、1週間から2週間程度で治るという。乳酸菌を補うためにヨーグルトやキムチを毎日少しずつ食べていて、様子を見ていたら徐々に良くなりつつある。

いろいろと情報を集めていると、現代の医療は抗生物質を使いすぎているのが良くない、抗生物質を使わずに、できるだけ身体の自然治癒力で治すべき、って人もけっこう多い。私もそれを信じていた時期があった。

でもね、シゼンチユリョクで治らないからおできがどんどん大きくなって、腫れて痛くなっちゃったのよね。以前は別の場所にできたときには、シゼンチユリョクを信じすぎて、膿が溜まって注射器で何度も吸い出す羽目になり、大変なことになった。

大きな目で見ると、抗生物質で善玉菌のバランスを崩してしまうという罪の部分もあるだろうけど、どうしても必要な場面では、適度に使うことも必要だと、やっぱり抗生物質のおかげでだいぶ小さくなったおできに思う。

それでも、お腹の調子が悪いのは辛い。抗生剤を飲まなくなって1週間程たったが、まだ完全に良くなっていない。抗生物質の功罪にいろいろと考えるところだ。


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