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熱中症対策の水筒を買ったらとっても良かった話

最近、朝のウォーキング中に水分補給をしたくなることが多くなった。

できるだけ毎朝、30分から40分程あるくことにしているのだが、今まで水筒を持ち歩いてはいなかった。

数年前に、ドリンクボトルも装着できるウェストポーチを買ってみたのだが、腰の部分に水筒があると早足で歩いている時に揺れて太もものあたりに当たって歩きにくくなってしまうので、何度か使ったきり、使わなくなってしまった。

肩がけできるペットボトルホルダーも使った事があるのだが、500mlのペットボトルが妙に重く肩にのしかかる感じで歩きにくさを感じて使わなくなっていた。

でも、この昨今の妙な暑さ。何か対策が必要だと思っていた。以前は夜、暗くなってから歩いていたのだが、最近は朝、日が昇ってから歩くようにしている。

夜は熱中症や日射病の危険性が低いのはいいのだが、暗い夜道をあまり人通りがない住宅街を一人で歩いているのは、19時くらいのまだ早い時間帯でもなんだか怖い。

明るくなってからだと、この時期はいくら早朝でも日が当たると暑さで身体がやられていく。

水筒やステンレスマグはいくつか持っているが、ウォーキング中に持ち歩くには適さないものばかりだ。

どうしようかな、と思っていたら、先日買い物に行った時に、お店に子どもが小学生の時に持たせていたような水筒があった。こんな感じのものだ。

こんな感じで、600mlの保冷機能付きのステンレスボトルに肩紐付きのホルダーもついていて1,000円ちょっと。

おばさんが子供の水筒を抱えて歩いている姿は、ちょっと恥ずかしいけれども、この殺人的な暑さを凌ぐには人目を気にしてはいられない。ということで歩く時用に買ってみた。

ウォーキングに出る前に冷蔵庫に作り置きして冷やしてある麦茶を満タンに入れて、肩から斜がけにしてみる。スポーツドリンクはないので、塩分補給は事前に塩分タブレットを1つ食べておく。

以前、ペットボトルを斜がけにしたときには、同じくらいの重さでも重く感じたのに、なぜかそれほど重さを感じない。子ども用のステンレス水筒は肩紐がしっかりとしているためだろうか。

肩紐は短めにして、水筒が脇のすぐ下あたりにくるくらいにする。腰のあたりだと、歩いている時に揺れて歩きにくい。このくらい短くすると揺れないので、水筒の存在をほとんど意識せずに歩くことができる。

歩くのは郊外の住宅街だが、朝早くでそれほど人はいない。人目はあまり気にならない。でも、歩きながら、子供用水筒を超短くした肩紐で斜がけしているおばちゃんの絵図を想像で俯瞰してみる。

恥ずかしい姿だろうと思ったけど、普段から、紫外線対策バッチリだけど、どこかちぐはぐな感じの服装のおばちゃんが、短い足を一生懸命に動かして、必死の形相で息を切らせながら歩いている姿のほうが、よほどの地獄絵図だと気がついた。

しかも、首にはトイレの便座みたいな保冷剤も付けている。この暑さで保冷剤とわからない人が見たら、本当に笑ける地獄絵図なおばちゃんだろう。

今さら、この地獄絵図に妙なアイテムが一つ加わったところで何も変わらないだろう。

30分程歩いたところで、少し飲んでみる。それほど喉の乾きを感じているわけではない。それどころか、朝起きてから短時間にコップ3杯ほど水分を摂ったせいか、若干トイレに行きたい気分だ。

ウン注意報」のときほど切羽詰まっていはいないが、家を出る前にもう少し飲む量を考えるべきだったと反省している。

しかし、冷たい麦茶が食道から胃へと流れ込むと、身体が新しい冷たい水分を欲していたことが分かる。朝とは言え照りつける日差しが、紫外線対策で来ている長袖の紫外線避けパーカーの中を蒸して、体温が上昇していたらしい。

麦茶が身体の内側から一気に冷やしてくれて、身体がかなり楽になる。自分では大丈夫だと思っていても、実は身体の方は若干悲鳴を上げていたらしい事がわかった。

水筒の残りは家に帰ってきてからチョビチョビ飲んでいる。でも、仕事中はステンレスマグのほうがいいかも。

とにかく、この夏も殺人的な暑さになりそうだ。健康維持のために歩くことは続けたいので、できる限りの対策で効果的に乗り切っていきたい。

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