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塩分が必要な季節
いよいよ、今年も本格的な夏がやって来ようとしている。ここ数日、暑い日が続いていて、冷たい麦茶が欠かせなくなってきた。
普段、お腹が冷えると困るので、あまり冷たいものは飲まないけれども、30度を超える気温になってくると、常温やぬるいものは飲みたくない。やはり冷たい麦茶やノンアルビールが喉にしみる。
さて、こうなってくると気をつけたいのが塩分補給だ。
暑くて喉が渇くからと麦茶ばかり飲んでいると、飲んでも飲んでも口が乾くような感じがすることがある。そういうときには急いで塩タブレットを口にすると収まる事が多い。
汗には水分だけでなく塩分も含まれているので、やはり塩分も一緒に補充しないと、体調は確実におかしくなっていくような気がする。
以前、暑い場所で麦茶だけを飲み続けていたら、頭が痛くなって倒れそうになったことがあった。
スポーツドリンクでも良いかもしれないけれども、糖分の摂り過ぎが気になる。500mlのスポーツドリンクには、3gのスティックシュガー分の糖分、つまり30gほどが含まれているという。(参考:前橋市)
成人の砂糖の適正摂取量は1日25g(参考:大樹生命)だということなので、スポーツドリンク1本飲むと、すでに1日分の砂糖の適正量を超えてしまうことになる。
そもそも、スポーツドリンクは激しい運動時のナトリウムを含む諸々の成分補給を目的としているものだから、激しい運動をしなければ、成分全般が身体の負担になりそうだ。
スポーツドリンクなどのペットボトルの甘いジュースを飲みすぎたことで、常に甘いペットボトルが手放せなくなるペットボトル症候群なんてのも起こるそうだから、スポーツドリンクの飲み過ぎには注意したいところだ。
塩分タブレットや塩飴も甘いので、あまり食べ過ぎは良くなさそうだけど、スポーツドリンクよりは糖分の量を調整できそうな気がする。
暑い日の塩分補給は気になるけれども、糖分が気になるというときは、スポーツドリンクよりも経口補水液のほうが良いと、うちのおばあちゃんの糖尿病のかかりつけのお医者さんが言っていた。
ただし、糖尿病から来る腎障害が起きているので、水で半分に薄めて飲ませるようにとのことだった。経口補水液そのままでは、腎障害には塩分が濃すぎるようだ。
普段、塩分は高血圧の大敵と言われていながら、夏場はどのくらい塩分を増やせばいいのか、はっきりしないところがちょっと不安だ。その辺は、調べても個人差が大きいためか、出て来ない。
私は普段は塩分控えめを心がけているが、夏場は塩分補給の失敗で体調を崩したことがあるので、少し塩分を多めに摂るようにしている。でも、そうすると確実に血圧が上がるから、本当にどっちがいいのかわからない。
でも、自分で体調を見ながら、適切な水分と塩分の配分を考えて、この夏も乗り切りたいと思う。
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