【漏れいずる真っ茶色なサムシング】岸田(妻)をめぐるアレを振り返る
■岸田(妻)を妻だと認めないアレな人々
少し前、自民党総裁選挙に向けて菅vs石破vs岸田で熱いバトルを繰り広げていた最中のこと。そんな熱いバトルはなかったろうガースーに決まりってわかってたろうというのはさておき、岸田文雄が広島から上京してきた妻の手料理を食べるというシーンの画像をアップした。
岸田(夫)は多忙な合間を縫って妻の手料理を食べるひとときだったのかスーツのまま。岸田(妻)は飾り気のないヘアスタイルとエプロンで、久しぶりに会う夫に手料理を作った姿。大事をとって室内でもマスクで新型コロナ対策もばっちし。卓上の料理も豪勢なものではなく家庭料理的な何かが並んでいる。
写真を撮ったのは秘書だろうか?岸田(妻)は急に「一緒に写真を」と言われて、飾り気ない姿で映るのを少し照れているようにも見える。手を前で組んだのもなかなかかわいらしい…
…と、私はそう思ったのだが、世の中にはさまざまな捉え方をする人々がいる。中には私が唖然としてしまうような捉え方をする人々もいるのだ。
岸田(夫)のこのツイートに対して「家政婦さんの写真ですか?」「奴隷扱い?」「お手伝いさん?」「ご主人様とメイドって感じ」など、大量にメンションが飛んだのだ。
(´・ω・`)あのぉ…一体何を食ったら、あんたがたそんな性格がアレになれるんっすか?
岸田(夫)本人を叩くのなら、わかる。彼は公人であり批判やそれなりの罵倒もあって当然だろう。
なのになぜ岸田(妻)を?
<女性は男性の妻であり、上京して夫に飯を作った。そして写真に夫とともに写った。>
それだけのことでなぜにこの女性は「家政婦」「奴隷」「お手伝い」「メイド」などと言われなければならんのよ。夫から妻だと紹介されてるのに。
■女性弁護士と自称フェミニスト女性の会話
ところで、岸田にメンションは飛ばしていないが、ツイートを引用してこのようなことを言っている女性弁護士がいた。
この女性弁護士によれば「令和の時代とは思えない古い画」とのこと。この女性弁護士の脳内に存在する「令和の時代」が一体何なのか謎だが、まあそれ自体は別にいい。
このあとに続く自称フェミニスト女性のツイートと、その対話をゆっくり鑑賞してみようではないか。
:(´◦ω◦`): タスケテーーー!『妻が』って岸田が明記してるのに「えっ」から~の「これ奥様なんですか?」って…タスケテーーー!
『妻が』と書いてあるのに、まるで見えてないかのように「えっこれ奥様なんですか?」と小芝居を入れつつ「お手伝いさんにしか見えない」というのである。ヒィッ。
するとそれに対して女性弁護士がこう返す。
「言われてみたら」「本文に妻って書いてなければ」…
つまり「対話の相手であるあなたが言ったからあたしもそう思ったんですアナタガーソウイッタカラー!」と相手に帰責しつつ「あたしはあなたとはちがって『妻が』って書いてるのには気が付いてますけどねアタシハネ!」と相手と同類になるのを防ぎつつ…
「 家 政 婦 さ ん かなと思いますね」
:(´◦ω◦`): ヒィイイイイイイイッ
これを見ながら、スマホを持ったまま余命いくばくのイモムシのようにピクピクしながら笑いを堪え、刀削麺を食べる私。
■刺客登場
そこにとどめを刺す刺客が現れる。相互フォロワーの中川暗渠 (お金せびりおじさん)氏だ。あらかじめ書いておくと、中川暗渠氏は、相手が無自覚に漏らしているドロっとしたサムシングやダブスタなどにあえて乗ってるふりをしてあえて極端な言い方をする芸風の人物である。
■見事にひっかかる女性二人
すると、女性二人がカチンときたのか中川暗渠氏にこう返すわけです。
「家政婦を賤業だとは全く思いませんが」と、蔑視してませんアピールをしつつ岸田(妻)のことを「女性としては国のトップに相応しい方と思えない」と言ってのけるのですよ。このフェミニスト女性。
つまり、アテクシから見て「お手伝いかと」思われるような女は、自民党総裁選で国のトップを目指す男にはふさわしくないんだ。そう言うとるわけです。
「主婦業」「お手伝い」どちらに対してもドマンナカの蔑視ですやん。どーすんねんこれ。わしの服が刀削麺の汁まみれになったでどないしてくれるねん。
そして、女性弁護士も「家政婦が賤業ってことになってるんですか?大切な仕事だと思うんですけど」と返しているのだが、この女性弁護士が最初になんて言ってたかを思い出してみよう。
料理を作った岸田(妻)が写った画像をみて、この女性弁護士は「令和の時代とは思えない古い画」と言ってのけてるのだ。
(´・ω・`)あのぉ…そこの女性弁護士さんや
(´・ω・`)主婦が料理を作るのだって令和の今も大切な仕事じゃないんですか?
主婦である妻が夫に料理を作りそれを夫が食べる直前に妻と写った画像を見て「令和の時代とは思えない古い」「家政婦さんかなと思いますね」とか言ってるそこのあなた。
主婦業を下に見ている真っ茶色のサムシングがブリブリ漏れてません?
主婦業だろうが家政婦業だろうがその他の仕事だろうが、女性それぞれが好きに選択してやりゃあええのよ。夫婦の形もいろいろあってそこの夫婦がお互いそれに満足してりゃええのよ。そこに古いも新しいもねーわ。
■というわけで
そんな出来事が少し前にツイッターにあったのでこれはもうしっかりと残してゆかねばならん、私の白いシャツが刀削麺の汁まみれになって色が落ちなかった分をネタにして取り返さなければ…そう思ってnoteにこうやって書くに到ったのであります。