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「少女記録」 公開六周年を迎えて

高い将来性を感じる新人を独自の視点で厳選し、光を照らす(撮り下ろしの写真をとおして各人の魅力を広く正しく伝え推薦する)ウェブメディア「少女記録」は、サイト公開6周年を迎えました。

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現在、サイト公開6周年を記念した期間限定の特別企画として、歴代トップページを公開中。

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甦った輝かしい記録をこの機会にぜひご覧ください。
※リロードするたび、公開順に切り替わります。複数のトップページを発表した出演モデルは1種類のみ公開(期間終了)

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少女記録の出演モデルは、自分の感性と審美眼のみを信じ、全員一人で決定しています。

当初の目論見とおり、魅力的な新人を探す業界関係者に対する訴求は、少女記録をきっかけに活躍している出演モデルを見るに一定の達成を実感しています(人選を参考にしている業界関係者は多く、実例をたくさん見聞きしています)

宣伝方法は、あえて、少女記録の関連SNSのみ。純粋に人選と作品の質だけで注目されるメディアに育てたことは自信になります。

とはいえ、理想の展開と比べるとまだ不十分。出演モデルの新たな仕事に繋がるよう、活動の幅が広がることに貢献できるよう、引き続き、最善を尽くします。

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毎年、周年を記念した記事の恒例となりますが、まずはこの場を借りて、お世話になった出演モデル本人とそのご家族および所属事務所(特に担当マネージャー)、素晴らしい協力をしてくださった制作チームの一人ひとりに心からの感謝を改めてお伝えします。

長く続けるつもりでいたものの、節目の5周年を越え、あっという間に早6周年。皆様の支えなしに続けることはできていません。本当にありがとうございます!

撮影以来、会っていない出演モデルが多く、時が経ち、20歳を迎えた出演モデルも増えてきました(実に感慨深い)。作品発表後、成長し活躍する姿を見ることは本当に嬉しく制作の励みです。一人ひとりとの出会いが人生の宝物。再会できる日を楽しみに、これからも、みんなのことを応援しています!(仕事を一緒にできるよう自分自身も精進します!)

参加してくださったすべての人に恩返しするため、もっともっと魅力的なメディアに成長させ、少女記録の存在価値を示していきます。

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改めて、先見性に自信のある歴代出演モデル27名を紹介。

【歴代出演モデル(登場順・敬称略)】
大谷凜香、平蓮奈、熊澤風花、川津明日香、歩乃圭、石橋宇輪、坂井仁香、其原有沙、横田真悠、田鍋梨々花、桜田ひより、黒川心、白石南帆、中尾百合音、大峰ユリホ、小貫莉奈、松澤可苑、吉田美月喜、滝澤エリカ、長澤樹、武野汐那、田中杏奈、小宮山莉渚、瀬戸琴楓、南琴奈、山口らいら、髙橋快空

目立つ実績がないにも関わらず抜擢した新人も多いのですが(デビュー間もなく、宣材写真のみを手がかりに出演依頼したこともあります)、時を経て、年々、活躍する出演モデルが増えており、更なる大活躍を期待しています。

これまでに、全34作品 (制服篇・洋服篇を合わせ計68作品)を発表。心血を注いで制作した、すべての作品を見てもらえると喜びます。

そして、自分好みの美少女を見つけて応援してもらえると嬉しいです。出演モデルの今後の活動にぜひ注目してください。

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6周年を迎え、制作における最大の変化は、編集長である僕が自ら作品本編の撮影を行うようになっとこと。すべての作品を自身で撮影するにようになり、すでに3年以上が経ちました。

全34作品のうち、10作品を自ら撮影したことになります。制作当初から考えると、もっとも予想できなかった展開です。

結果として、自分の理想に近い作品を発表できるようになったため、自ら撮影することに決めた判断は正しい選択でした。毎回、反省して学びを繰り返し、未熟な部分を改善しています。

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最初に自ら撮影することを提案した吉田美月喜さんの作品から今まで、ありがたいことに、所属事務所から難色を示されたことは一度もありません。

当たり前のように、自分自身で撮影している現在の状況は本当に幸せなことです。なぜなら、僕の本業は写真ではないからです。

少女記録で作品を発表し続けた結果、写真撮影の依頼を受けるようになりました。直接的に喜ばれる人物撮影は楽しくやり甲斐があるため、専門のグラフィックデザインと並行し、本格的に仕事の比重を増やしていきたい想いもあります。

〈自ら撮影するようになったきっかけを解説した記事〉

〈主に自ら撮影した作品から採用された宣材写真を紹介しているマガジン〉

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さて、2021年の撮影を振り返りたいと思います。

撮影人数は過去最少の2名。新型コロナウイルスの影響が収まらず、すべての計画を実現することは叶いませんでした。

撮影したのは、初登場となる山口らいらさん(小学五年生)と髙橋快空さん(中学二年生)

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Twitterで紹介する際、容姿や表現の魅力については言及してきましたが、出演依頼の経緯については特に触れて来ませんでした。どのような意図をもって指名した二人なのか、一人ずつ、解説していきます(理由のすべてを明かすわけではありません)

2021年に撮影した1人目は、山口らいらさん。

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第33回作品(通算26人目)
モデル:山口らいら(初登場)
撮影日:2021年3月26日
撮影時学年:小学五年生
天気:晴れ

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桜の作品の出演モデルは、山口らいらさん。

少女記録が撮影するはじめての小学生です。本人にとって、はじめての制服姿。将来、貴重な作品となるはず。

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山口らいらさんのことは、所属事務所のオフィシャルサイトにプロフィールが掲載された直後(2020年12月)から桜の作品の第一候補者として注目していました。

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冬から春までの検討期間、マネージャーが運用するInstagramで複数の写真を見ることができました。しかし、クリエイターが作り込んだ作品は、どこまで信用していいか(どれくらい加工や修正がされているか)分からず、時として、判断が難しい側面もあります。

魅力を十分に感じていたものの、本当は自分の目で直に確認した方が安心です。可能であれば、顔合わせをお願いしたかったのですが、地方在住ゆえ現実的でないと考え、素の状態が分かる作品ではない写真を追加で送っていただき最終的な判断をしました。

結果、ほかの候補者に声をかけることなく、もともと第一優先であった山口らいらさんを指名した次第。

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少女記録の撮影対象学年は非公開ですが、実のところ、小学五年生は対象外。山口らいらさんの起用は特例でした。数日後に学年が上がる時期でしたし、そもそも、自分で決めた非公開のルールを厳密に守る必要もありません。

撮影対象学年になることを待たず起用した理由は、主に二つあります。

①:所属している大手芸能事務所が力を入れて売り出そうとしていることが明白でした(最初から複数の作品が用意されていることは珍しい)。だからこそ、なおさら、大きな仕事で目立つ起用をされる前、ほかの新人紹介企画がこぞって取り上げる前に撮影しなければ、少女記録の推薦の価値が下がる(先見性を示せなくなる)と考え、特例で出演依頼を決めました。

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②:容姿を見る限り、早熟なことが予想されました。少女記録が理想とする写真の被写体としての少女を考えた時、今(撮影当時)が絶頂期(絶妙のタイミング)に近いと判断したことも急いで指名した要因です。小学五年生としては身長が高く、更に成長を待つ必要がなかったことも急いで出演依頼する決断を後押ししました。

その後の成長による顔立ちの変化と発表した作品を見比べ、撮影した時に間違いはなかったと確信を深めています。

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ちなみに、少女記録の制作を開始した2015年夏以降、小学生の時から指名の優先順位高く注目し、撮影まで至ったのは、田鍋梨々花さん・滝澤エリカさん・長澤樹さん・瀬戸琴楓さんの4名のみ。

小学生の時から注目したとしても、指名しないまま学年が上がり、結局、数年後に候補者から外れる場合の方が多いです。その後の芳しくない活動状況を見ると指名しなくて正解だったと思う一方、もしも、少女記録に出演していたら、違う未来になっていたかもしれないとも思います。

少女記録は、推薦する人数が少なく、一人にかける期待の比重が大きい分、未来を予想した人選は難しいと常に痛感しています(出演モデル全員が活躍しているわけではありません)

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子供ばなれした表情を見せる山口らいらさんですが、撮影本番から一転、移動や休憩の時に見せる元気のいい無邪気な姿は、年齢相応に幼く可愛らしかったです。

撮影中も笑顔が絶えず、美しさに重きをおく作品本編では採用しませんでしたが、いつになく笑顔の写真が多い作品となりました(美しい顔立ちとギャップのある地元の方言にもほっこりしました)

前述のとおり、山口らいらさんの起用は特例。今後、小学生を撮影することは、基本的にないと思います。

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山口らいらさんの魅力の感想や作品の解説は、いつの日か公開する制作記録(編集後記)で改めて紹介します。

快晴に恵まれた春のある日、満開の桜並木で撮影した珠玉のストーリー。
公開中の作品(制服篇/洋服篇)をぜひご覧ください【PC閲覧推奨】

桜の作品は撮影可能な期間が短く限定されます。当日の天候と開花状況も加味すると撮影日の決定は難しいです。直前まで日程調整の融通がきくであろう新人を優先したこともありますが、地方在住となると前泊が必要になります。慌ただしい準備に協力してくださった所属事務所に感謝の気持ちでいっぱいです。

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この春に小学校を卒業。これから芸能活動を本格化させるはず。山口らいらさんのますますの活躍が本当に楽しみです。

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2021年に撮影した2人目は、髙橋快空さん。

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第34回作品(通算27人目)
モデル:髙橋快空(初登場)
撮影日:2021年8月4日
撮影時学年:中学二年生
天気:晴れ

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毎年恒例、自然豊かな美しい川で撮影する夏の作品の出演モデルは、髙橋快空さん。

中学生向けファッション誌『ニコラ』の第24回ニコラモデルオーディションのグランプリ受賞をきっかけにデビューしました。

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デビュー時(2020年12月)から注目していましたが、地方在住かつニコラモデルを務めていることもあり、オーディションを兼ねた顔合わせに応じてもらうのは難しいであろうと判断し、ニコラのYouTubeや本人のInstagramで見ることができる動画や写真を手がかりに検討を続けました。

しかし、誰でも簡単に加工ができる昨今、検討材料の動画や写真をどこまで信用していいか判断つかず、すぐには決断できませんでした。

数ヶ月間、検討を続けた結果、高い将来性を感じる魅力的な新人であると結論づけ出演依頼に至りました。

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本当は新緑の作品で撮影する計画でしたが、コロナの感染数や準備拠点となる施設の予約状況を鑑み、誰にも声をかけることなく撮影を中止(自粛)し、次の夏の作品で改めて指名した次第。

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髙橋快空さんを指名した容姿以外の要因のひとつに撮影時の学年があります。

少女記録が理想とする写真の被写体としての少女を考えた時、学年では中学二年生、年齢では14歳がもっとも輝かしい時だと考えています。

中学二年生の髙橋快空さんは、理想のタイミングだったわけです。

〈指名の判断基準でもある学年と年齢について解説した記事〉

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撮影当時、デビューから1年未満であったものの、ニコラ以外の撮影を経験していないのが意外かつ不思議でしたが、運良く、少女記録が最初の作品撮影を行うことができました。

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髙橋快空さんは、第34回作品/27人目の出演モデル。ニコラ専属モデルを撮影したのは、第1回作品/1人目の出演モデル・大谷凜香さん以来、実に6年ぶり。

少女記録の出演モデルとしては珍しい新人で、デビュー時から肩書のある髙橋快空さんですが、ニコラモデルであることにほとんど触れず紹介してきました。

出演モデルを推薦する際、実績や肩書を前面に押し出し紹介しない理由は、第一にデビュー間もなく目立つ実績がない新人を抜擢していることがあります。

たとえ、髙橋快空さんのように紹介すべき肩書があったとしても、肩書を宣伝文句として、ことさら強調しないようにしています。

実をいうと、複数の芸能事務所からニコラモデルの売り込みを何人か受けたことがあります。

人選における判断基準として、人気・知名度・実績・肩書を大きな価値と考えていないわけです。

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前言と矛盾しますが、髙橋快空さんを指名した理由のひとつに、ファッションに興味があるニコラファンの女子中学生に見てもらうきっかけをつくりたいという考えがありました。

というのも、サイト閲覧者の属性を分析すると、男性比率と年齢層が少し上がっていたこともあり、出演モデルと同年代の女子中高生にも見てもらえるような人選の必要性を感じていました。

また、現役のニコラモデルとその所属事務所からの注目を集め、自分も出演したい(担当している新人を出演させたい)と願わせる価値を示したいという思惑もありました。

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髙橋快空さんにとって、ニコラ以外のはじめての撮影。ニコラの撮影と真逆の表現を求められ、まったく異なる演出で難しかったはずですが、見事に応えてくれました。

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髙橋快空さんの魅力の感想や作品の解説は、いつの日か公開する制作記録(編集後記)で改めて紹介します。

よく晴れた真夏のある日、自然豊かな美しい川で撮影した珠玉のストーリー。
公開中の作品(制服篇/洋服篇)をぜひご覧ください【PC閲覧推奨】

前年の後悔から何としても真夏の晴れた日に撮影したかった作品。希望した期間内で日程調整してくださった所属事務所に感謝の気持ちでいっぱいです。

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『ニコラ』の撮影経験を積み重ね、表現力も格段に上がっているはず。髙橋快空さんのますますの活躍が本当に楽しみです。

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次に、少女記録から派生した個人作品を紹介。

少女記録のサイト本体では発表していませんが、20人目の出演モデル・長澤樹さんを再び撮影させていただきました。

中学一年生の夏に撮影した少女記録は、僕自身による撮影ではなかったため、念願が叶いました。

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(個人作品ではありますが)僕にとって、正真正銘の少女記録。輝かしく成長した姿を中学校卒業の節目に記録することができました。

少女記録の時と同じ制服衣装(半袖の白ブラウスとグレーのプリーツスカート)でも撮影した理由は、成長による変化を分かりやすく可視化するためでもあります。

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長澤樹さんは未来の明るい逸材。若くして広告タレントに起用される機会が多く、女優として演技の仕事でも活躍しています。同じ時間を過ごし、オーディションで選ばれる理由がよく分かります。

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2年半ぶりの再会でしたが、容姿だけでなく人格も素晴らしい成長を遂げており、とても嬉しく思いました。様々な経験を積み、売れっ子になりつつある今もなお、おごることなく変わらずにいてくれたことにも感心しました。

ありがたいことに、今回もお手紙をいただきました。前回同様、書かれている内容が、ご両親やマネージャーに促されて書いた御礼状ではなく、本人が僕に伝えたいことがあって書いてくれたことが分かる文面で心に響きました。

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少女記録の活動目的のひとつは、業界関係者に対し、新人の有益な写真作品を提供すること(クリエイターの個性が強い作品は、映画や広告のオーディションに送る資料として役に立たないと考えています)

しかしながら、個性的な作品の方が、非現実な高揚を分かりやすく味わえるため、芸能活動している若い子たちに喜ばれる傾向があります。

少女記録のような一見するだけだと表現が少ないように見える作品は、普段の自分と異なる衣装・ヘアメイク・照明などで演出された特別な舞台があるわけでもないため、残念ながら、作品の価値を理解されていないと感じることが稀にあります。

そんななか、長澤樹さんは、少女記録の本質的な価値をもっとも理解してくれているうちの一人だと思います。制作を続ける励みになる存在です。

もちろん、出演モデルみんなのことを応援していますが、膨大な時間と労力を費やし、真心を込めて作品を制作している以上、少女記録に出演したことの価値を理解している出演モデルを、より応援したい気持ちが強いのが本心。

余談:作品発表後、月日を経て行うマネージャーとのメールやりとりや会話と所属事務所オフィシャルサイトに掲載される実績の有無などから推測するに、少女記録の作品を積極的に営業資料として活用してくださっている出演モデルの方が、その後の芸能活動がうまくいっている印象(すべての事例を詳細に分析しているわけではありません)。出演モデル本人だけでなく、マネージャーが少女記録の価値に気づいているかどうかも重要だと感じています。

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おこがましいかもしれませんが、長澤樹さんは少女記録をきっかけに活躍している一人だと自負しています。

小学五年生の時から注目し、類稀な魅力を感じていました。当時は撮影対象学年でないこともあり、身長が伸びるのを待ち、満を辞して、どこよりも早く推薦した経緯があります。

少女記録の撮影当時(中学一年生の夏)、小学生向けファッション誌『キラピチ』専属モデルを務めていたものの、目立つ仕事実績は特にありませんでした(ほかの新人紹介企画に取り上げられることもなかった)

その後の活躍は目覚ましく、素晴らしいの一言。期待とおり、少女記録の活動意義を体現してくれています。

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少女記録の作品を発表した当時、noteを含むSNS上で、長澤樹さんの横顔の美しさを繰り返し褒めて紹介しました。

一般的な新人紹介企画は、カメラ目線の笑顔の写真が採用されることが多いです。また、掲載される点数が少ないため、横顔を見ることはできません。

長澤樹さんの実績で、横顔が印象的な演出による起用が多いことに少なからず貢献しているはず。

今回の個人作品でも惚れ惚れする横顔を撮影することができました。

長澤樹さんの自然体でありながら個性のある表現(表情)は、僕の好みです。

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魅力的な被写体であるため、然るべきタイミングで再び撮影したいとずっと考えていました。まずは個人作品を撮影したいと考え、コロナ禍かつ地方在住であることから遠慮しながらの相談であったものの、しばらく前から何度か打診を行っていました。

急を要さない用件であるため、後回しにされても仕方ないと思いつつ、どうしても中学生の間に撮影したいという僕の強い希望に応じてくださった所属事務所に感謝の気持ちでいっぱいです。

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実は、夏の作品の第一候補者として、二度目の出演依頼を検討していました。これまで、同じ季節に同じ場所で同じモデルを撮影することはしていなかったため、はじめての試みとしても面白いと考え、密かに計画を暖めていました。前回は台風の影響で川に入れなかった心残りもあり、三年間の成長を経た輝かしい姿を再び記録したい想いがありました。

ところが、前述のとおり、撮影を中止した新緑の作品で出演依頼する予定であった髙橋快空さんの初登場を優先させる決断をした結果、長澤樹さんの第二回作品は、苦渋の選択で諦めることにしました。

〈少女記録の作品〉

〈作品の感想および解説〉

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以上、2021年に撮影を行なった3名の作品の簡単な紹介でした。快く引き受けてくれた長澤樹さん・山口らいらさん・髙橋快空さんと、協力してくださったご家族に心からの感謝をお伝えします。

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〈第35回作品〉

秋に予定していた撮影は、これまででもっとも時間と労力と予算をかけた発表方法を計画し、とても楽しみにしていたのですが、コロナの問題やスケジュールの都合などにより、残念ながら、実現することが叶いませんでした。

断られることを想定していない相手だったため、すっかりやる気を失い、ほかの誰かに出演依頼することはしませんでした。気持ちが削がれた状況で別の計画を無理して実行したとしても、妥協して声をかけられた相手に失礼だと考え、結局、秋の作品の撮影は行わない決断をしました。

心機一転、次回作の撮影をいつ行うのか、まだ何も決めていません。

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〈少女記録のこれから〉

毎年、周年記念の記事で繰り返し言及してきましたが、制作初期と比べ、ひとつの作品に費やす時間と労力が膨らみ過ぎています。

少女記録の制作は、最高に楽しいけれど、とにかく大変。やることが溜まり過ぎて憂鬱になる時もあります。

どれだけこだわり最善を尽くしたところで、直接的には1円も儲かりません。6年以上の長きに渡り、毎週末を潰して制作し続けている自分を本当に偉いと我ながら褒めたくなります(出演モデルの活躍に貢献しているという目に見える結果が、やり甲斐であり励みです)

発表の締切がないため、重い腰が上がらず、予定していた作業を終えられずに後悔することもあります。とはいえ、自分がやらない限り何も進まない現実から、完全な休息をとったり、どこかへ出かけたりすることがなくなってしまいました。芸術鑑賞の機会が激減したことは、クリエイターとして反省もあります。

一方、終わりの見えないコロナ禍において、少女記録が自分の救いになりました。というのも、少女記録の制作をはじめてから、出かけることも人に会うこともなくなっていたため、特に生活が変わることもなく、まったく苦になりませんでした。常にやるべきことがあり(趣味の延長の遊びでもある)、暇になることがないため、余計なことを考えずに済み、精神衛生上の支えにもなりました。

決して、今も飽きていませんが、さすがに6年以上の年月が経つと、当然のことながら、個人的にもクリエイターとしても興味が移り変わります。

今年も昨年同様に年間2回の撮影になるかもしれませんし、更に減る可能性もゼロではありません。

ひとつ言えることは、少女記録をやめないということ。

少女記録で発表する作品数には現実的な限界がある一方、もっと多くの新人を推薦したい気持ちも強いです。

コロナウイルスが収束し、気軽に対人の作品撮影を行えるようになったなら、個人作品を発表する機会も増やしていきたいと考えています。

時間は有限。自分の身体はひとつだけ。

少女記録だけでなく、もっと自分のことにも大切な時間を使っていくつもりです。

いずれにせよ、唯一無二の美しい作品を発表し続けていきます。

今後の展開をどうぞご期待ください。

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最後にお礼を。
いつも少女記録を見てくれるあなた、ありがとうございます。
心に響くものがあったなら幸いです。

志を高く。美を探求する旅は続きます。
美少女の輝きが届きますように。

「少女記録」編集長/運営人 山田信男

Instagram@shoujokiroku
Twitter@shoujokiroku


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