爆速効率化 ~Excelショートカットキーの活用法~


今回は、Excelのショートカットキーを駆使して業務効率を劇的に向上させる方法をご紹介します。
Excelを使いこなすためには、マウス操作だけでなく、キーボードショートカットを活用することが重要です。

この記事では、日常業務で役立つショートカットキーとその使い方について詳しく解説します。

目次

  1. ショートカットキーの基本

  2. セル操作のショートカットキー

  3. フォーマットのショートカットキー

  4. データの操作に役立つショートカットキー

  5. ワークシートの操作に役立つショートカットキー

  6. ショートカットキーを覚えるコツ

1.ショートカットキーの基本

まずは、基本的なショートカットキーから押さえましょう。これらのショートカットキーは、日々の作業で頻繁に使用するので、覚えておくと便利です。

  • Ctrl + C:コピー

  • Ctrl + V:貼り付け

  • Ctrl + X:切り取り

  • Ctrl + Z:元に戻す

  • Ctrl + Y:やり直し

  • Ctrl + A:すべて選択

  • Ctrl + F:検索

  • Ctrl + H:置換

  • Ctrl + S:保存

これらの基本的なショートカットキーを使うことで、マウス操作よりも素早く作業を進めることができます。

2.セル操作のショートカットキー

Excelでは、セルの操作が頻繁に発生します。以下のショートカットキーを覚えておくと、セルの編集や移動がスムーズになります。

  • Ctrl + Arrow Keys:データのある最終セルまで移動

  • Shift + Arrow Keys:セル範囲の選択

  • Ctrl + Shift + Arrow Keys:データ範囲の選択

  • F2:セルの編集モードに切り替え

  • Ctrl + Enter:選択範囲のすべてのセルに同じデータを入力

例えば、長いデータ列の最後のセルに素早く移動するには、Ctrlキーと矢印キーを組み合わせて使います。また、複数のセルに同じデータを一括で入力する場合は、Ctrl + Enterが便利です。

3.フォーマットのショートカットキー

データの見栄えを整えるためのフォーマット操作も、ショートカットキーを使うと効率的です。

  • Ctrl + B:太字

  • Ctrl + I:斜体

  • Ctrl + U:下線

  • Ctrl + 1:セルの書式設定ダイアログを開く

  • Alt + H, A, C:セルの中央揃え

  • Ctrl + Shift + $:通貨形式を適用

  • Ctrl + Shift + %:パーセント形式を適用

例えば、数値データを通貨形式に一瞬で変更するには、Ctrl + Shift + $を使います。データを一目で理解しやすい形式に整えることで、作業効率が向上します。

4.データの操作に役立つショートカットキー

データのフィルタリングや並び替えも、ショートカットキーを使えば迅速に行えます。

  • Ctrl + Shift + L:フィルターの切り替え

  • Alt + D, S:並べ替えダイアログを開く

  • Alt + A, T:テーブルの作成

  • Ctrl + ;:現在の日付を入力

  • Ctrl + Shift + ::現在の時刻を入力

例えば、データをフィルタリングする際には、Ctrl + Shift + Lでフィルターをオンにし、必要なデータだけを表示することができます。また、現在の日付や時刻を一瞬で入力するショートカットキーも便利です。

5.ワークシートの操作に役立つショートカットキー

ワークシート全体を操作するショートカットキーも覚えておくと、作業効率がアップします。

  • Ctrl + Page Up/Page Down:シート間の移動

  • Shift + F11:新しいワークシートを挿入

  • Ctrl + Shift + F3:名前の作成ダイアログを開く

  • Ctrl + F6:次のブックウィンドウに切り替え

複数のシートを操作する場合、Ctrl + Page Up/Page Downを使って素早くシート間を移動できます。新しいシートを追加する際には、Shift + F11が便利です。

6.ショートカットキーを覚えるコツ

ショートカットキーを覚えるためのコツとして、使用頻度の高いものから少しずつ覚えることをお勧めします。以下に、使用頻度の高いショートカットキーのランキングを示します。

個人的使用頻度ランキング

  1. Ctrl + C:コピー

  2. Ctrl + V:貼り付け

  3. Ctrl + X:切り取り

  4. Ctrl + Z:元に戻す

  5. Ctrl + S:保存

  6. Ctrl + A:すべて選択

  7. Ctrl + F:検索

  8. Ctrl + H:置換

  9. Ctrl + Shift + L:フィルターの切り替え

  10. Ctrl + Arrow Keys:データのある最終セルまで移動

実務ではランキング表のショートカットキー10個を覚えれば実務では十分です。
興味が出てきたら徐々に高度なショートカットキーを習得していくと良いでしょう。
また、Excelのヘルプ機能やオンラインリソースを活用して、新しいショートカットキーを学ぶのもいいでしょう。

まとめ

今回ご紹介したExcelのショートカットキーを活用することで、業務効率は飛躍的に向上します。コピーや貼り付けなどの基本操作から、セルの編集、データのフォーマット、フィルタリングや並び替え、ワークシートの操作まで、さまざまな場面でショートカットキーを使うことで、時間を節約し、作業をスムーズに進めることができます。

読んでいただき、ありがとうございました。

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