情報共有の落とし穴 ~実際に経験した失敗事例3選~
社内の業務効率化の上で情報の共有はとても重要です。
そんな中よくこんな会話を耳にする機会はないでしょうか?
『いい意見なのでみんで共有しましょう!』
これ誤解を恐れずに言いますが、、、
情報共有だけでは意味がないです!
理由は単純で、経験上社員の8割は情報を有効活用できないからです。
そこで今回は今までに経験した情報共有の失敗事例を3つご紹介したいと思います。
目次
事例1:社員評価を社内全体で共有したいるが、本人はその内容を理解していなかった事例。
事例2:情報伝達方法の多様化による起こった事例。
事例3:有益情報の活用できない事例。
まとめ
1. 事例1:社員評価を社内全体で共有したいるが、本人はその内容を理解していなかった事例。
失敗内容
こらは共有する側である本部側の想像力不足で、現場社員さんたちがどのように共有するのか?まで想像しフロー化しなかったことによって起こった失敗事例です。
この思考で一番陥りがちなのは『共有=理解』と勘違いしてしまうことです。
対策
『共有』と『落とし込み方法』のセットで考える事をルールとし同じミスをしないように努めています。
最低でも以下の3つの質問に答えられるようなフローを考えるようにするようにしましょう。
質問1 : 誰が、、、
質問2 : いつ、、、
質問3 : どのように共有するのか?
2. 事例2:情報伝達方法の多様化による起こった事例。
失敗内容
定例会議で新しい社内ルールが決まり共有したが、LINEによる共有のみだった為、新人社員まで行きわたらずルール変更を知らないなどの問題が起きた。
これは社内情報の共有方法が関係部署によってバラつきがあった事で起きた問題です。
対策
共有方法や使用ツールの統一化
3. 事例3:有益情報の活用できない事例。
失敗内容
営業活動を行うにあたって有益な情報共有を行っていたが、情報の活用が上手くいかない社員が大多数であった。
例えばAという商品の販売手法やセールストークを共有しても、同じように売れるとは限らないような事例などです。
対策
絶対的な正解はありませんが、内容を見る側の目線で情報の加工が出来るかがポイントだと考えています。
※以下が私が意識しているポイントです。
店舗スケールに合わせた共有方法にする。(大型、中型、小型店毎にパター分けして表現する)
見る側にいつ実行してほしいか?から逆算して配信タイミングを決める
ビジュアルが必要な内容かどうか(静止画or動画も検討)
共有後に見落としても検索しやすい管理方法になっているか?
4. まとめ
情報共有はチーム全体の生産性を左右する重要な要素です。
これらの事例を参考に私と同じような失敗をしないようにお役立て下さい。
ありがとうございました。
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