家づくり研究①

家づくりについて

家を建てて5年になります。思ったことを書いていきます。
家づくりについて書いてはいますが、実現できなかったこともあり多々あり、これから家を建てる方、検討している方参考になればと思います。

①収納について
家の中に収納を作りすぎてもダメ。これは色々理由があるが、収納スペースでも建築費は一様にかかるため、坪単価50万であれば、4畳=2坪の部屋でも100万円は家のコストが上がってしまう。
それならば、家の外に倉庫がおけるスペースを確保しておいた方が良い。倉庫であれば、10~20万円程度で購入することができる。アウトドアグッズや園芸用品、季節小物等がどんどん増えてしまうため、屋外に倉庫がおけるかどうか検討しておく。犬走り(建物の周りのスペース)に内寸で1mほどのスペースがあれば、奥行537mmの倉庫や今後エアコンの室外機やエコキュートやエネファームを置くことができる。
ただし、基本的には、地面に雨水枡や汚水枡がある場合があるので、注意が必要。あらかじめ敷地の外側寄りにお願いをしておいた方が無難である。
また、倉庫を置いてしまうと外壁のメンテナンスに影響があるため、土地に余裕があるのであれば、敷地に対して外際に向けて置けるようにした方が良い。できれば、人が入ることができるサイズの物置が置けると、用途の幅が広がるためおすすめ。1.8m×1.8m(1坪タイプ)、欲張れば1.8m×2.7m(1.5坪)。ただし、建ぺい率にカウントされるため注意。庭に置くスペースがあればベスト。

②ロフトについて
ロフトは下階の1/2まで、床面積にカウントされない(土地の容積率、固定資産税の課税対象にならない)で作ることができる。例えば、2階が20坪の場合、ロフト部分は10坪(20畳)まで作ることができる。ただし、ロフトを広く作っても費用がかかることはもちろん、天井の高さが140cm以下に制限されることがあり、奥行5m×幅6.5m(約20畳)のように広々作っても、腰を屈めながら移動することになるため、腰を痛めやすい(実際に作業中に痛めた)。地域によってはロフトが制限される場合や、ロフトへは階段を作って上ることができない構造になる場合(梯子収納式や梯子方式)があるため、ロフトが欲しい場合は、建築会社に確認した方が良い。私の場合は換気扇と窓を付けたため、部屋の延長線上のような形で使用することができています。

ロフトに収納したいもの:来客用布団、季節もの、五月人形、雛人形、思い出の品等。

③照明について
現在ダウンライトが主流となっているが、例えばリビングダイニングは集中方式と分散方式で好みが分かれる。60WLEDの分散4灯を採用したが、十分な明るさがある。その中央にライティングレールがあり、食事の際に明かりを追加できたり、後から簡単に好みのライトを追加できるためおススメ。
ソファがあるリビング部分には、シーリングコンセントを設けておけば、昔ながらのシーリングライトが設置できる。個人の好みにもよるが、シーリングライトの方が明るかったり、スピーカが付いている等、機能的な製品もあるため、すべてダウンライトにするのではなく、シーリングコンセントがあっても良いと考えている。

④ガスコンセントについて
リビングと脱衣所にはガスコンセントがあると便利。リビングにはガスファンヒータを設置している。脱衣所は名前を聞いたこともある人が多いと思うが乾太くん用のほかに、ヒートショック予防用に小型のガスファンヒータがあっても良いと思う。
灯油式のストーブだと灯油の補給があったり、湿気が発生する、空気が汚れる等のデメリットがある。エアコンはつけっぱなしであれば、部屋全体が温まっているが、外出時は消してあったりするとすぐに温まることには向いてはいない。ガスファンヒータであれば、スイッチを入れて5秒後にはすぐ温風が出てくるためおススメ。ただし、エアコンと違い灯油ストーブほどではないが、空気は汚れる(一酸化炭素は発生する)ため、換気は必要である。また、プロパンガスの地域の場合は、ランニングコストがかかるため注意。

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