しょーてぃー/ Experience & Prompt Designer

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「要件定義」のまえに、「要求定義」

多くのアクセスがあったので無料化しました 要求定義テンプレも記事内でDLできます。 はじめにはじめましてUX プランナーのShoty(@shoty_k2)です。 今回は「要求定義」をつかった、UX デザインについてご紹介します。 実践用テンプレートも記事内にて配布しておりますので、参考にしてください。 「要求定義」とは要求定義とは、「事業や施策によって実現したいこと」です。ユーザーにどのような状態になって欲しいのか・何をしてほしいのか、ビジネスで何が必要なのかなどを取り決

    • たまには、プロンプトインジェクションについて語ろうか vol1

      総論・あなたのGPTsのプロンプトおよび参照ドキュメントは全バレしていることがほとんど ・インジェクション対策は、ユーザー体験や精度を大きく損なわない範囲で設計されるべき ・インジェクション対策を過度に強化すると、ユーザーの使い勝手や生成AIの特徴である柔軟性を低下させる可能性が高い ・とはいえ、手当たり次第インジェクションしてくる攻撃を回避する程度の知識は身につけておくとよい 趣味のプロンプトデザイナーとしての発信を怠っていたのでたまには、具体tips系もどうかなという感

      • 徒然日記 | 生成AIと踊った1年を振り返る

        どうも、Experience Designerのしょーてぃーです。 ChatGPTがリリースされてから怒涛の1年間がたった。 最近の考察や自分が考えていることを、断片を徒然なるままに書きたくる。 8,000字程度ですが、身構えなくて大丈夫です。 今年の前半に書いた「AI時代の向き合い方」も合わせて読むのがオススメです。 (残念ながら)「生成AI」という言葉が流行語大賞に今年の「新語・流行語大賞」のTOP10に「生成AI」が入り、メディアアーティストの落合陽一さんが受賞し

        • 「なぜ」を使わず対話を深める技

          ども、はじめましてExperience Designerのしょーてぃーです。 インタビューや対話の場において、しばしば「なぜ(Why)」という質問が使われる。これは、相手の意見や感情の背後にある理由を探る一般的な方法である。しかし、この「なぜ(Why)」というアプローチには、いくつかの問題点が存在する。 まず、この質問形式は相手に心理的なプレッシャーを与えることがある。特に個人的な体験や感情に深く踏み込む場合、相手は自身を防御的に感じることがあり、真実を語りにくくなる。

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          単行本が入るClaude 200kで僕と「エヴァンゲリオン」

          こんにちは、しょーてぃーです。 気づけば記事が相当文字数になっていますが、 大半は出力結果、長いプロンプトや物語なのでサクサク読めると思います。 とはいえ、スマホの方はブクマやいいねしておいて後でPCから読む方がおすすめだ。 さて、みなさんはClaudeを知っていますか。 私の推しの子です。 そんな、無料で使えるClaudeがアプデした。 Easy.Peasy AIからも使える Claude 2.1の主なアップデート点 200Kトークンのコンテキストウィンドウ:

          単行本が入るClaude 200kで僕と「エヴァンゲリオン」

          【イメージの差を埋める】生成AIへの頼み方のコツ

          この記事はSchooで出演した「画像生成AIとイメージの差を埋める、頼み方のコツ」をまとめた記事である。授業で使っていた画像生成プロンプトを作成するためのChatGPTのプロンプトも掲載している。 生成AIを利用する際に出力結果とのズレに悩んでいる方を対象にしている。 [授業]画像生成AIとイメージの差を埋める、頼み方のコツ 概要本授業は、画像生成AIと自己イメージのズレを解消し、効果的な頼み方のコツを学ぶことを目指します。 【本授業で学べること】 ① midjour

          【イメージの差を埋める】生成AIへの頼み方のコツ

          消費者が本当に求めるものを階層化する 〜UXデザインを超えてゆけ〜

          Experience Designerのしょーてぃーです。 本記事は基礎である、守・破・離の「守」にあたる。 この記事を書いている人 はじめに 消費者が製品やサービスに何を求めているのかを理解するのは難しい。機能的な利益だけでなく、感情的な満足・便益も考慮する必要がある。「価値ピラミッド」は、これらの要素を明確にし、最適な組み合わせを見つけるためのフレームワークとして提供される。 本記事ではこの価値ピラミッドを生成AIの力をかりて誰でもゴリっと作成できるようにするもの

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          消費者が本当に求めるものを階層化する 〜UXデザインを超…

          元旦に人生初めてのパチンコを打った【Rakuten 退職エントリー】

          202X年の元旦、私は寒さに身を震わせながら、人々が目を細めて見るようなある場所へ向かっていた。しかも、子供がもらったら嬉しいぽち袋に自分のお金を入れて握りしめて。 一見すると、なぜ私がこんな日にこんな場所に来たのか、理解するのは難しいかもしれない。私も先週の自分がこの時の自分を見たら理解できないだろう。 お店の外観は、その日の寒さとは対照的に暖かさを感じさせるような照明で彩られていた。店内に入ると、耳を突くような音と、目を眩ませるような光が私を包み込みんだ。「うるさっ」

          元旦に人生初めてのパチンコを打った【Rakuten 退職エントリー】

          「生成AIを本格体験!子供向けのワークショップ」をやって心から良かったと思えた話

          はじめに山梨県富士吉田市で開催された施設のオープン記念イベントにゲストとしてお誘いいただいた。そこで、子どもたちが生成AIを使い、彼らの創造力を後押しして作品をつくり、AIを身近に感じてもらうワークショップ企画を提案した。 企業や社会人向けの生成AI講座は沢山あるが、子供向けの講座もワークショップはみかけない。特に地方ではなおさらだ。デジタル・ディバイドならぬ、AIディバイドを起こしてはいけない。 そこで、この機会に子供たちにもAIに触れ本格的に活用する経験を用意できない

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          生成AIを使ったインタビュー分析自動化 〜UXデザインを超えてゆけ〜

          ども。しょーてぃーです。 本記事は基礎である、守・破・離の「守〜破」にあたる。 この記事を書いている人 協力者@PM DAO yipingさん(UX/UI) / hasegawaさん(PM Associate) 結論現代人は忙しいので、結論を最初に書くことにする。 分析精度はかなり高い。 はじめにインタビューは定性調査の一環として重要性を持つ一方で、その分析へは多大なコストと労力が必要となる。本稿では、生成AIを活用したインタビューの定性分析方法の紹介をする。

          生成AIを使ったインタビュー分析自動化 〜UXデザインを超えてゆけ〜

          【経験のリレー】 誰もやったことがない引き継ぎ方法

          私は仕事をやめた。 新卒で入社した大きな組織を辞めるにあたり、 引き継ぎとはなにかを考えた。 引き継ぎする側もされる側も 不幸になった経験はないだろうか。 これまでの引き継ぎのあり方を変えて 誰もやったことがない引き継ぎを考えることにした。 かんたんに私の会社員としてのプロフィールを話すと…. 戦略、企画、マーケティングと深く関わりUX視点で課題やチャンスの可視化、そしてコンセプト設計やそれを実現する方法をつくる「UX Planner」であった。 引き継ぎとは何か?

          【経験のリレー】 誰もやったことがない引き継ぎ方法

          生成エージェントをどこまで人間らしくできるか

          想定読者 AIでキャラ作っている方(チャットボット、AItuber、ゲームキャラクター….) 人間らしさを追い求めている人 UXリサーチを進化させたい方 まとめ 見えないものを見ようとする力が大切 遊びとコントロールのバランスをとる はじめに本試みの動機は、私がUXデザイナーとして人間のインタビュー結果から`Living Persona`をどう生み出すか、汎用的な仕組みをさぐるためである。 2023年3−4月頃時点のアウトプットに少し肉付けして執筆している。

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          生成エージェントをどこまで人間らしくできるか

          プロンプトは「ひらいて、とじる」

          この記事は先日講師として初心者向けにプロンプト作成のコツをSchooさんで授業した内容の追加解説および、授業では伝えきれなかったポイントを説明していく。応用的な内容も含まれる。 [授業]プロンプトのコツを探究しよう - ChatGPTに企画書を作ってもらうには 授業スライド: キーポイントプロンプト作りとはモノを見かたを学び、再現すること 「ひらいて、とじる」は1つ世界を分解・再構築する方法 AIによる自動化だけではなくAIとの対話を重視する "ひらく"とは何か?

          プロンプトは「ひらいて、とじる」

          16Kで「OpenAI CEO Altman氏と慶応義塾生との対話」を日本語で理解する

          本対談を 27個の要点に分解した内容は、 記事最後に掲載している ※慶應生限定&メディアも入っている&許諾をとっているわけではないので、全文書き起こしは手元にとどめ掲載はしていない。 OpenAI から非常に大きなアップデートが公開された ・GPT-3.5-turbo-0613 関数呼び出しが使える ・GPT-3.5-turbo-16k 従来コンテキストの長さは4kだったが4倍に →かんたんに言うと4倍文脈を保持できる ということで先日英語で聞いて「めっちゃいいじゃ

          16Kで「OpenAI CEO Altman氏と慶応義塾生との対話」を日本語で理解する

          UXデザインを超えてゆけ〜ユーザーインタビュー設計をゴリッと〜

          ども。しょーてぃーです。 本記事は守・破・離の「守」です。 学んだことを、 まずはかんたんなことからシェアする記事です。 プロンプトも全てコピペできるので、 お試しあれ。 概要 所要時間: 5分 完成する成果物: 1.インタビューシートの概要 2.インタビューフロー(添付画像) インタビューをしたほうがいいと言われて、 頭ではわかっているがどのように設計したり 具体的にどんな質問を投げかければいいのか 困ったことはないだろうか? リサーチを何百回 やってきた私もまだ

          UXデザインを超えてゆけ〜ユーザーインタビュー設計をゴリッと〜

          マーケティング・コンセプトをAIで"ゴリッと"

          ども。しょーてぃーです。 記事内の成果物 1.顧客の詳細な仮説 2.マーケティング・コンセプト 例; Marketing concept: - "名前選びのストレスを解消し、自信と安心感を提供します。私たちのAIと専門家があなたの子供の名前選びを最高のものにします。" Catchphrase directions (for landing pages and ads): - "GlobiNamer - 名前選び、私たちと一緒に進めませんか?" - "GlobiNam

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