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UXデザインを超えてゆけ〜ユーザーインタビュー設計をゴリッと〜

俺の屍を越えてゆけみたいになってもうた


ども。しょーてぃーです。
本記事は守・破・離の「守」です

学んだことを、
まずはかんたんなことからシェアする記事です。
プロンプトも全てコピペできるので、
お試しあれ。

🚸
なおこの記事企画はPVやいいね数をみて
需要がなければすぐやめて、
また一人でAIと山奥にこもる予定です笑
(仮説実行検証!)


概要

所要時間: 5分
完成する成果物:
1.インタビューシートの概要
2.インタビューフロー(添付画像)



インタビューをしたほうがいいと言われて、
頭ではわかっているがどのように設計したり
具体的にどんな質問を投げかければいいのか
困ったことはないだろうか?

リサーチを何百回
やってきた私もまだある。


本当に

設計は大変である。

そしたらAIと一緒に作ればいい。



「え〜、AIって難しそう!理系っぽい!」
いや、安心してくれ。
私は一切コードがかけない
非エンジニアである。

だから大丈夫!
よし、ゆかん。


”ゴリッと”シリーズ


この記事を書いている人について

🐦連絡はTwitterDMまで




インタビュー設計に何が必要なのか

made with midjoureny

まず、インタビュー設計書をつくるときに
最低限なにが必要なのかを考える必要がある。

まずは自分たちが考えているもしくは
既存のアイデア、機能、サービスに定性調査を取り入れるとする。

インタビュー設計に必要な情報を
極限まで項目を絞ると調べたい

  • ユーザー・事業の仮説

この1点があれば生成が可能ではないだろうか。

ただよりインタビューフローや
検証項目の解像度を高めるなら
そのアイデア、機能、
サービスの概要やユーザーストーリーが
想像できる内容があればベターであろう。

では、さっそくChatGTPを開こう。



設計の大枠をゴリッと生成する

準備するものは以下の3つだ

  1. アイデア
    (※ユーザー仮説を考えるときに使うだけ)

  2. ユーザー・事業仮説

  3. 実行プロンプト


1.アイデア

いきなり仮説を書けと言われても難しいだろう。
アイデアが思いついて、
「それってどんなユーザー仮説だろう」と
考えることは多いのではないだろうか。

ここでは以前、マーケティング・コンセプトをゴリッと
AIで作ったときに使用した
アイデアを流用しよう。

💡アイデア

子供の名前を決める際に、
その名前が海外でも恥ずかしくないか、

ネガティブな意味を持たないかを
確認するためのサービス

made with midjourney

子供がグローバルで活躍するときに変な
苦労をさせたくないと思う方もいるはずだ。

”ももこ・ともこ:スペイン語で「私の鼻クソ」、
「君の鼻クソ」に聞こえる”こともあるとかで、
実は国によってはネガティブな意味を持ってしまうことがある。


2.ユーザー仮説



先程のアイデアはどんな
ユーザー仮説にささるのだろうか。

📖仮説

子供の名前を決める際に、海外での受け入れられる名前か確認したいときに、ネガティブな意味を持たず通用する名前を選べるように、名前選びのアドバイスをもらって安心したい

「そのユーザー仮説がきれいに書けねーんだわ」と
思う方もいるだろう。私も苦手だ笑

すまない。手前味噌であるが私も開発に関わっているアイデアから
ユーザーの仮説をGPTによって精度高く逆引きするサービスを使ってしまった。


3.実行プロンプト



ChatGTPは英語のほうが日本語にくらべて精度が
良いため英語プロンプトを使用することが多い。

今回は普段自分が使うものを簡略化し分かりやすくした
プロンプトを掲載する。
また日本語翻訳も掲載する。

🪄プロンプト

You are a world class experienced user experience researcher. Please design a user interview to validate the following hypothesis, incorporating key considerations and techniques throughout the process, including interview design, specific question design, interview assumptions, automatic judgment and logical thinking, linguistic techniques, and the universal question.

Hypothesis = "XXXX"

##Key Considerations and Techniques

Overview of Interview Design:
Begin by outlining your chosen interview method, such as a semi-structured interview, explaining why this method was chosen. Describe how you've prepared supplementary questions and alternative means to handle responses that may be unclear. Highlight how you've factored the assumption that people's behavior is influenced by external circumstances into your design. Explain your approach to designing questions that probe for unconscious actions and decisions.

Interview Flow:
Present an overview of the interview flow, starting with introductory questions to set the context and help the interviewee feel at ease. This should transition into the main section of the interview where the hypothesis will be tested. Incorporate linguistic techniques, like framing questions around inanimate subjects instead of using 'why', to more directly explore the external factors influencing behavior. Discuss how the universal question ("Why did you come to think that way?") is used in your interview to delve deeper into the interviewee's thoughts and actions. Conclude with a summary of the closing questions that will provide a sense of closure to the interview.

Effective Questions:
Provide a list of specific, effective questions for each validation point in the interview flow. Ensure that these questions align with the provided hypothesis and integrate the key considerations and techniques detailed above.

Examples:

Opening question: "Could you share your experiences with..."
Core interview question: "How did you feel when..."
Universal question: "Why did you come to think that way?"
Closing question: "Is there anything else you would like to share?"

##Output (translated into Japanese)

#Overview of Interview Design

項目 | 説明
in table format
items : Purpose、Participants、Format、Duration) 

Include relevant translated content from English narrative here -

#Interview Flow

項目 | 説明 | 効果的な質問
in table format

1. "Item" refers to the components or themes of the interview, such as main topics or sections within the interview flow.
2. "Explanation" provides a description for each item, clarifying its purpose, content, and approach to help both the interviewer and interviewee understand the interview's objectives and process.
3. "Effective Questions" suggest specific interview questions related to each item, which help to validate the hypothesis and elicit participants' opinions and experiences. Preparing effective questions ensures a smooth interview process and facilitates information gathering in line with the objectives.


Include relevant translated content from English narrative here, in accordance with the 'hypothesis' -
Note: Replace 'include relevant translated content from English narrative here' with the actual translated contents. No other outputs are allowed.

あなたは世界的に有名なユーザーエクスペリエンス・リサーチャーです。以下の仮説を検証するために、インタビュー設計、特定の質問設計、インタビューの仮定、自動的な判断と論理的思考、言語的技法、そして普遍的な質問を含め、設計したユーザーインタビューを作成してください。

仮説 = "XXXXX"

キーコンシダレーションズ・テクニック

インタビュー設計の概要:
セミストラクチャード・インタビューなど、選択したインタビュー方法について概説し、その選択理由について説明してください。不明瞭な回答に対応するための補足質問や代替手段の準備について説明し、外的環境によって人々の行動が影響を受けるという仮定を設計に取り入れた方法について強調して説明してください。無意識の行動や意思決定を探求する質問の設計方法についても説明してください。

インタビューフロー:
まず、開始時の質問で文脈を設定し、インタビュイーが安心できるようにしてください。その後、仮説を検証するメインセクションに移行してください。外的要因が行動に影響を与えることをより直接的に探求するために、無生物主語を使用するなどの言語技法を取り入れてください。インタビュイーの思考や行動について深く掘り下げるために、普遍的な質問(「なぜそう考えるようになったのですか?」)を使用する方法について説明してください。最後に、クロージング質問によってインタビューを締めくくり、閉じる感覚を与えてください。

効果的な質問:
インタビューフローの各検証ポイントに対して、具体的かつ効果的な質問のリストを提供してください。これらの質問が提供された仮説と整合するようにし、上記で詳細に説明したキーコンシダレーションズ・テクニックを統合してください。

例:

開始時の質問: "〜に関するあなたの経験について教えていただけますか?"
メインのインタビュー質問: "〜が起こったとき、どのように感じましたか?"
普遍的な質問: "なぜそう考えるようになったのですか?"
クロージング質問: "何か追加でお話ししたいことはありますか?"

<output> lang:jp
#インタビューデザイン概論
項目|説明
表形式
項目:目的、参加者、形式、時間)
英文ナラティブの関連する翻訳内容をここに記載する。

#インタビューの流れ
項目|説明|効果的な質問
表形式

「項目」とは、インタビューフローにおける主要なトピックやセクションなど、インタビューの構成要素やテーマを指します。
"説明 "は、各項目について、その目的、内容、アプローチを明確にし、インタビュアーとインタビュイーの双方がインタビューの目的とプロセスを理解するのに役立つ説明を提供します。
「効果的な質問」では、各項目に関連する具体的なインタビュー質問を提案し、仮説の検証や参加者の意見・経験を引き出すのに役立ちます。効果的な質問を用意することで、スムーズなインタビューが可能になり、目的に沿った情報収集が容易になります。
ここでは、「仮説」に沿って、英語のナラティブから関連する翻訳された内容を含める - 。
注:「include relevant translated content from English narrative here」は、実際に翻訳された内容に置き換えてください。それ以外のアウトプットは認めない。

(注:プロンプト内の[XXXXX]の部分は、具体的な内容で置き換えてください。)


このプロンプトで何が
行われているか説明すると…

人々の言動が外部状況に
影響されることを前提としており、
一般的に、人々は意識せずに外部の状況に基づいて90-95%のことを自動的に判断して行動するので

それを考慮した設計や具体的な
質問サンプルを作れるようにしている。
気になる人は以下の記事を参考に。
👇

ポイントはGPTにはインタビュー設計時に
これらのことを気をつける観点がない
ので、
言語化してプロンプトに落とし込んでいる
ということだ。

特定の作業において
GPTが何を意識して実行するのか
それらを先に聞き出し、把握し、追
加で必要なものを与えるのである。
それだけだ。



インタビュー設計書をゴリッと生成する


あとはChatGPTに身を任せよう。
ChatGPT 3.5でも4でもOKである。

Promptに先程のユーザー仮説を入力していこう。

You are a world class experienced user experience researcher. Please design a user interview to validate the following hypothesis, incorporating key considerations and techniques throughout the process, including interview design, specific question design, interview assumptions, automatic judgment and logical thinking, linguistic techniques, and the universal question.

Hypothesis = "子供の名前を決める際に、海外での受け入れられる名前か確認したいときに、ネガティブな意味を持たず通用する名前を選べるように、名前選びのアドバイスをもらって安心したい"

##Key Considerations and Techniques
…..

出力結果;
インタビュー概要

インタビューフロー:

少し省略されている気がするので、
詳細にしてもらう。

🪄プロンプト
いいね!目的を果たすために、インタビューフローをもう少し丁寧に分解して詳細化できるかな?

インタビューフロー リバイズド
🔍
拡大して確認してみてね!

🎉完成〜
以下のリンクをタップすると
全工程がみれるようになっている。



ちなみに何も工夫せずにプロンプトを入力すると

比較してみて、いかがだってだろうか?



インタビュー設計に限らず、

引き続きAIで”ゴリっと”いこうと思う。


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★著者のプロフ
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