【20年版】すべての日本人が試すべき読書術

ついに辿り着いてしまった...
現代社会において、少なくとも現時点で、最も効率的な読書術に。

1. 概要

今回紹介する読書術は至って単純。
紙の書籍よりも効率的にレバレッジ・リーディングを実践できる方法です。

必要なのは
・Amazonアカウント
・読みたいKindle本
・Evernoteアカウント
・chromeとEvernote Webクリッパーアドオン
これだけ。
Kindle本以外は全て無料です。

実際に行う作業としては

1. 本を読む
2. 気になるところはハイライト
3. Kindle: メモとハイライトにアクセス
4. ハイライト部分を範囲選択し、WebクリッパーでEvernoteに飛ばす
5. Evernoteで読書メモを適宜見返す

これだけ。

本当にこれだけで、「本に書いてあったけど咄嗟に浮かばない」問題が7割は軽減されるはずです。

2. 解決したかった課題

レバレッジ・リーディング実現の大きな壁
考え始めたきっかけは、「レバレッジ・リーディング」という本を読んだこと。

この本では、以下のような読書方法を推奨している。
1. とにかく読みながらハイライトする。メモを書く。
2. 気になるところはページを折り返して、後から見直しやすくする。
3. 一冊ごとにハイライトしたところをノートに書き出して、折に触れて見返す。何度も。
4. 気になったらまた読み返す。

いや分かるけど!
分かるけど、読んでからノートにまとめなおすのめっちゃ大変やん!
子供寝てからやっと本読めるのに、ノートに移すとか修行かよ!

なんて思ってました。

Kindle: メモとハイライト

を知るまでは!

「メモとハイライト」ページの破壊力とその限界
Kindleを愛用しているうちの会社のインターンでさえ知らなかったamazon内のこのページ。すごく便利なんです。
開いてもらえば誰でもすぐ使えるので、ぜひ試しながら読み進めてもらえればと思います。

スクリーンショット 2020-07-23 21.55.07

こんな感じで、Kindle本を読んでいてハイライトした箇所が全て抽出されています。
なんなら埋め込んだメモも読み返せます。
ページのトップには本の画像データもあるので、ビジュアルで本の内容を思い出すことも可能です。

まさに神機能です。
電子書籍を読みながら気楽にハイライトしておけば、後から全て読み返せます。
気に入ったところだけ読み返せるので、レバレッジ・リーディングの実現に近づきます。
ただ、全てがKindle本なら、です。

Evernoteとの連携で一箇所に情報を集める
普通、紙の本と電子書籍、両方持っている方がほとんどだと思います。
私も当然紙の本と電子書籍の両方を持っています。

電子書籍と紙の本、両方あるんだよ!
二重管理になっちゃって、管理が大変だわ。。。
どうせなら紙の本のまとめリストも全部スマホで見たいし、なんならオフライン環境でも見れないの?

だからこんな風に思ってたわけです。

そこで、Evernoteとの連携を試みました。
普段からネット記事のクリップや、ちょっとしたメモにはEvernoteを使用していたので、ここに情報を集約したい。
紙の本の情報もEvernoteにまとめるようにすれば、すべての情報がEvernoteに集まるわけです。

3. 実際の運用

Kindleでの運用を簡単に示してみます。

1. 本を読む
興味の赴くままに、好きな本を読みます。

2. 気になるところはハイライト
気になるところをひたすらハイライトします。
「お、これはあとから読み返すかも」と思ったら絶対に忘れずハイライトです。
ハイライトするかどうか悩むようであってもハイライトです。
知識が活きるかどうかは、その瞬間ではわかりません。
あとから活きるかもしれません。心の琴線に少しでも触れたら、絶対にハイライトするようにしましょう。

3. Kindle: メモとハイライトにアクセス
Kindle: メモとハイライトにアクセスします。

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左側のリストからEvernoteに連携する本を選びます。
右側にハイライトした文章がすべて表示されます。

4. ハイライト部分を範囲選択し、WebクリッパーでEvernoteに飛ばす
本の画像部分左上くらいから、適当にドラッグしてみてください。

スクリーンショット 2020-07-23 22.21.38

ある程度範囲選択されたところで(macの場合)shift+command+↓でハイライト部分を全選択します。
この状態でWebクリッパーを使用して、Evernoteと連携します。

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Webクリッパーでは選択範囲を選んで、クリップすればOKです。
たったこれだけの操作でハイライト部分がEvernoteで読めるようになります。

5. Evernoteで読書メモを適宜見返す
レバレッジ・リーディングでは、読書メモを何度も読み返すことが奨励されています。
人間は、繰り返し取り組むことで初めて学習が進みます。
移動中でも好きなタイミングで読書メモを読み返しましょう。
Evernoteの検索機能を使えば、あらゆる本のメモを横断して検索することもできます。

こんな感じでレバレッジ・リーディングを活用し、最短の時間で最大の学習効果を得ましょう!

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