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業務の型化でパラレルワークを実現しよう

エンジニアならきちんとソースコードのライセンスを確認した上で、実現したいことがあれば、すでにあるオープンソースのソフトウェアを用途に合わせて活用する。

デザイナーならXDで作っておいた図を元に、図を再活用できるようにしたり、デザインガイドラインを作っておき、運用できるようにする。

営業やマーケッターなら提案資料の作り方を型化しておいて活用する。

など。

生産性をあげて複数のプロジェクトに関わって行くとなった場合には、型化してそれを活用することが求められます。これができると、より自分の得意な分野の仕事にフォーカスすることができ、そのためアウトプットの質とスピードが向上します。

総合職という採用の方法で新卒採用し、とにかく全ての仕事をやってみるというやり方の延長線上ではこういうアウトプットの出し方は難しくなります。

もちろんその組織のミッション・ビジョン・バリューに共感しており、ビジョン実現のためであれば献身的にどんな仕事でも総合的にやります。仕事上の役割分担の狭間にあって抜け落ちてしまうからそこを献身的に拾いますという人もチームには必要です。特に創業初期は幅広く物事に対処でき、献身的な姿勢がある人がより求められます。

ただし、そういう人たちだけでチームを作っても、なかなか仕事が型化されていかなかったり、経験の浅いメンバーがマネージャーとして育ちにくいといったことがおきます。

理想形は、複数のプロジェクトに関わるプロ人材に型化の手順の共有を受けたり、仕事に関するフィードバックをもらいながら、組織のビジョンの実現に献身的なマネージャー候補のメンバーが育っていく環境を作っていくことを考えることだと思います。

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