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新しい環境に順応する術「8回の転校経験からの哲学」

人生において親の転勤により幾度となく転校などを繰り返し、8回の環境変化を経験した私は、良くも悪くも新しい環境に順応し、上手くやっていく術を学びました。特に人間関係においては、国や文化が通じない相手ともどう仲良くなれるかを模索し続けました。今日はその経験の中で私が重要だと思ったことを話したいと思います。

1.人との距離感

人間関係において、私が大切にしているのは、
人との距離感です。人はそれぞれの性格や価値観を持っています。例に挙げると、私は基本明るい性格ですが、友達関係においては時間をじっくりかけて友達になっていくタイプです。最初から積極的にぐいぐい来られると苦手と感じてしまうことがよくあります。ある程度相手のことを知らないと不安になります。

2.相手の話を聞く


相手と会話する際に、自分の話ばっかするのではなく、相手のことも聞くことが重要だと思います。質問されることで、相手も自分に興味を持ってもらって好印象です。

3.共感する

人と会話する上で共感することはとても大切です。心理学的に、共感することで人は安心や喜びを得るからです。例えば相手の趣味が旅行だとすると、「どこに旅行に行ったことがあるんですか?」、「これからどんな場所に行ってみたいですか?」など自分に予備知識がなくとも答えれます。

4.アイコンタクトと頷く

相手と会話をする上で相手の目を見て話すこと、聞くことは重要です。話してる途中に頷くことで、ちゃんと話を聞いてくれてる、理解しているという合図です。些細なことかもしれませんが、相手に好印象を与えられます。

5.身内ネタ

これは特に3人以上の集団で話していてよくする人がいますが、3人で話しているのに、2人しか知らない内容を話すことです。身内ネタを話すことで、自分達にしかわからない内容のため、取り残される人はただただ孤独を感じますし、最初から二人で話せばいいと思います。

6.自慢をする人


個人的にですが、露骨に自慢話をずっとする人も正直理解できないです。正直そんなに相手は自分の自慢話に興味はないです。特に自分の知らない分野の自慢は「なに言ってるんだ」としか思えません。

7.空気を読む

周りの話の流れを一刀両断したり、デリカシーのない発言をすることです。日本では特にこの空気を気にする人も多いので、意識的に気をつけた方がいいです。

これらのことに気を配って私は人と会話をしています。新しい環境に馴染むコツですが、これはぶっちゃけてしまうと慣れです。ここで、自分が楽に人と付き合う方法を紹介します。

新しい環境で、新しい人達に馴染むためには、相手に合わせる術を学ぶことです。例えば、自分にとても自信を持っている人をたくさん褒めることです。露骨に褒めるのではなく、具体的な性格などを褒めると現実性が増し、相手もいい気持ちになれます。そして、愛想笑いも時には必要です。人間関係において、100人中100人と合うなんていうことを稀なので、嫌いや苦手な人でも拒絶するのではなく、できるだけその相手と上手く立ち回ることが重要です。なぜなら、社会に出たら嫌な人など幾らでも存在するわけですし、それを全て避けることは不可能です。苦手な人とは深入りせず、話すことができる程度の浅い関係を保てばいいのです。
もう一つは、集団の中心人物と仲良くなることです。グループには必ずそれを取り巻くリーダー的存在がいます。その人とできるだけ仲良くなることで、何か問題があった時に味方をしてもらえます。
更に、恋愛と友達を区別することです。恋愛はするのは当然当人の自由ですが、自分の仲良い友達の内輪で付き合い始め、別れてしまうと内輪の間でも気まずい空気が流れ、友達関係すら崩れてしまう可能性があるからです。
先程から相手に合わせる術と話してはいますが、逆に合わせすぎるのもよくないです。金を貸したのに帰ってこないなんていうことは日常茶飯事で起きることです。こういう時に「大丈夫だよ」で済ませるのではなく、きちんと返して欲しいなどと明確に発言するべきです。一度優しい素顔を見せると、人は幾らでもその優しさにつけ込んできます。きっぱり断ることは断りましょう。特に大学生になって最初などはお酒やタバコの誘いなどは幾らでもあるでしょう。実際に周りで染まっている人はいますが、やりたくないならちゃんと断ることを覚えた方がいい。周りの環境に影響されることは仕方ないことですが、自分の意思はちゃんと保つべきです。一度許したことで、幾度とのなくズルズルと悪い道へと連れて行かれるかもしれません。

人間関係辛いことがたくさんあると思いますが、一番重要なのは自分が傷つかないことです。周りがどれだけ喜ぼうと、自分が傷ついていたら意味はないです。人間関係で困ったり、悩んだりしたらぜひお話ししてください。人に悩みを話すだけで楽になることはあるし、あなたは一人ではありません。
そして、最後になりますが、今いる環境の尊さを実感して欲しいです。もしあなたがあまり悩みを抱えていないなら、それはとても恵まれた環境です。そういう場合、環境が変わってから後で自分が恵まれていたことに気づかされます。幸せや喜びとは何も悩むことのない時のことだと私は考えています。失ってから気づくのでは遅すぎることもあります。人間関係は築く時間は長く必要ですが、崩れていく時間は一瞬です。だから毎日、自分が置かれている環境に感謝の気持ちを持って生きて欲しいです。逆にあなたが恵まれていない環境にいるなら、安心してください世界には必ずあなたを認めて、受け入れてくれる人はいます。自分が嫌いな環境に無理に居続けるのではなく、自分の居場所は必ずどこかにあります。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございます😊。ぜひ相談があればインスタのDMでもラインでも気楽に聞いて欲しいです😁

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