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【5分でサクッと読書メモ】WHYから始めよ!

訪れてくださり、心からありがとうございます。

この記事では年間約288冊の本を読む現役美容師が、読書をしながらスマホでメモした、『下書き読書メモ』の内容をそのまま公開していきます。
独自の視点で大切なポイントだけをまとめたメモとなっているので、サクッと要点だけを知りたい!そんなあなたの参考になればと思います。

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★本日の1冊★

WHYから始めよ!
サイモン・シネック/日本経済新聞出版


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TEDで人気をアメリカで大人気のコンサルタント
インスパイア型リーダー
行動を起こす理由。理念を持てるようになる一冊。


偉大なるリーダーは人々に行動を起こすよう奮起させる。
インスパイアできるリーダーは誘惑や脅迫といった手段は使わずに、目的意識や帰属意識を持たせる。


■第1部 WHYから始まらない世界

例)とある自動車メーカー
アメリカでは車づくりの最後にドアをはめる作業がある
日本では最初からドアがピッタリ合うように設計してるので、ドアはめ作業がない。

つまり
望む結果が得られないのは
プロセスのスタート地点が下した決断が悪い。

多くのリーダーや組織はこのように
★ものごとが計画通りに進まないと、短期の戦略を利用し、望みの結果を出そうとする
→このような解決作は付け焼き刃的で頼りにできない。

理想は
最初から、ドアをピッタリ合うように決断することが大事。
★長期的な成功につながる

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人間の行動に影響を及ぼす方法は2つ
★操作するか鼓舞するか
→操作はごくありふれた戦略、みんな子供の頃から操作を経験してきた。

価格競争、コモディティ化から抜け出す。
→商品の特長と便利生にそれほど大差がない場合、ちょっとした点が決定打となる。企業間の取引においてプロモーションは『付加価値』と呼ばれる。

★目新しさ+イノベーションの混合は失敗する
長続きしない。
→効果はあるが、この戦略から顧客との確固とした信頼関係が生まれることはほとんどない
→すぐに真似されてコモディティ化してしまうから。
例)携帯電話の機能を変えるのではなく、電話産業のあり方を変える!


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■第2章 WHYから始まる世界


ゴールデンサークル
→最初に『なぜ』と自問することですべてを始めようと肝に銘じていれば、以前よりもずっと大きなことを達成できるという動かしがたい証拠を示している

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・人にやる気を起こさせる能力も身につく
・リーダーシップ、企業文化、雇用、製品開発、営業、マーケティングを飛躍的に改善できる
・1つのアイデアを社会運動へと変える推進力の起こし方もわかるようになる。

WHAT: 明確に説明できること
企業や組織で自分のしていることが明確な状態
どんな仕事をしているか?簡潔に説明できる。

HOW: 価値に差異を持たせる
独自の工程・ユニークな販売計画。よそとは違う、よりよい方法。
WHATとほど明確ではない、

WHY: 今、自分がしていることの理由。
これを明言できる企業。人は少ない。
あなたの目的は何ですか?大義や理念はなんですか?
なぜ毎朝、ベットから這い出し、出勤しているのか?
なぜそんなことを気にかけねばならないのか?

多くの人はゴールデンサークルの外側(WHAT)からWHYに向かう。
→1番明確なものから不明瞭なものに向かう。

★内側から外側に向かう順に考え、行動し、コミュニケーションを図っている。

製品などは信条や大義を具現化したものに過ぎない。

つまり↓
何を作るか?よりもなぜそれを作るか?という思考が大事
熱狂的なファンとなるのは
WHATを買うのではなく、WHYを買っている

★WHYなきところにイノベーションなし。


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人の帰属意識は普遍的。
帰属願望は非常に強力。どこかの一員になる為には苦労をいとわないし無茶もする。

会社がWHYを語り、心情に客が共鳴すると、ブランドになる。

何かの一員でありたいという欲求は仲間でないものを鋭敏に感じ取る、それは生物学的な本能であり、言葉では表せない察知能力を持ち合わせている。

★ゴールデンサークルは人類の行動の進化に深く根ざしている。

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直感による決断
脳の構造と合致する
新皮質→WHATにあたる部分。→合理的・分析的思考、言語機能を司る
大脳辺緑系→WHYにあたる。→信頼・忠誠心などの感情の機能をつかさどる

つまり
内側から外側に向かう順番でコミュニケーションをはかれば、相手の意思決定を司る脳の部分に、最初に訴えかけることができる。
そのあとで言語をつかさどる脳の部分に情報を伝えれば

感情による決定が合理的なものになる。


感情による決定は言葉でうまく説明するのは難しい。
意思決定能力と決定を下した理由を説明する能力は、脳の異なる部分に存在している。


つまり
円の中心から生じる『直感の決断』はとても正しく感じられる。

結論
人の決断はwhy=感情を起点に生じている。

偉大なリーダー達は直感を信じている、科学の前に芸術に信頼を置いている。


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★WHYを明快にする
全ては明快さから始まる。自分のWHYをハッキリと分かっていないといけない。
※自分の志や信念。


WHYが明確になったらそれを現実する為の手法がHOWにあたる。
HOW=価値観。システムやプロセスで表す。

志や信念は名詞ではなく動詞で掲げる。
例)
誠実→常に正しことをしよう
イノベーション→問題を違う角度から眺めよう。

動詞で書くとハッキリとしたアイデアが浮かびやすい。どう行動すべきかが明確になる

WHY:信条
HOW:その信条を理解する為に起こす行動
WHAT:そうした行動の結果。言うこと、することの全て
★全てに一貫性があるべき


★ビジネスにWHYを適用する方法を知る場合はデート法を学ぶ。
人間は意思決定の生物学に基づいて決断を下す。


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確実性の3段階
決定を下す基盤
❶合理的な理由しかない場合『それが正しい決定だと思う』
❷直感で決断すると『これが正しい決定だと感じる』
❸WHYが分かっていると『それが正しいことが分かっている』


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■第3章 リーダーには新奉者が必要。

人類が進化を遂げてきたのは文化を形成する能力があつたから。
文化とは価値観や信条を持つ人々の集合体
→他の人と価値観や信条を共有できれば、信頼が生まれる

企業も文化である
→一連の価値観や信条に共鳴する人々の集合体である。
つまり

自社の理念に心から共感を覚える人材を見つけなくてはならない。
自分の信念に共鳴する人だけを雇う。
自社のWHYに情熱を持てる人だけを探す


★イノベーションは瀬戸際から生まれる
【自分たちにはできる!仲間たちがやってくれる!】とインスパイア型リーダーは共通した想い

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安全ネットがあり、内部の人間に守られていると感じるからこそ、すばらしい組織が生まれる。

★口コミの効用
個人の推薦には大きな効果がある。
他人の判断を信用する
文化はそこから発展してきてる


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★ティッピングポイント
ビジネスや社会である点を超えれば世界が一気に大きく変わる現象のこと。
その大きな転換点のこと。

ティッピングポイントを作り出すには
コネクターと呼ばれる人達が口コミで情報を広げることが大事

導入者・初期採用者→自分の直感を強く感じている。自分の本能に信頼を置いている。

真ん中の消費者に狙いを定めてもうまくいかない。
左側に狙いを定める必要がある。だがコストがかかる。
大衆消費市場における成功は市場で15%〜18%のシャアを獲得した後に起こる!

その為に企業は価格を下げる。付加価値をつけたりする。
→この操作はNG!忠誠心を持つことはない。

★ビジネスの目標は理念や志に共感してくれる人を探すこと。


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■第4章 信じる人間をどう集結させるか?

ゴールデンサークルを企業に表すと
WHY:リーダー
HOW:幹部→リーダーのビジョンに感銘し、それを実践する方法を知っている人たち。
→WHYを具体的な形にする為の基盤を作る個人や小さいグループの幹部
WHAT:従業員
→ここで実力が試され、真価が問われる。具体的なことがらは全てここで起こる。

★夢を語る人のそばにいる計画を立てる人
キング牧師→アバナーシー
WHYを知るにはHOWを知る人が必要。

WHYタイプ→豊かな想像力と先見のめを持つ。独創的
HOWタイプ→世界の大半はこのタイプ。成功した起業家の多くはこのタイプ。
会社を興すのが楽しいと感じる。

ビジネスとは構築であり、システムとプロセスを組み立てる。
これに長けているのがHOWタイプ
HOWとWHYの融合が必要。ビジョナリーとビルダー

★三次元のゴールデンサークルはメガホン
→メガオンを通じて明確な目的、大義、信条を外界に向けて語る拡声器の役割を果たす。
それが結果に的には

→人々を導き、産業界の道筋を変え、生活のあり方まで変えてしまう。

ゴールデンサークルのシステムは別のシステムのうえに載っている
それは『市場』
→秩序のない部分。ようはWHATにあたる。
消費者はあなたのWHATを買っているのではなく、WHYを買っている。

リーダーの仕事は詳細を詰めることではなく、人々を感動さす鼓舞すること。

組織が大きくなるとWAHTから物理的に遠くなっていく。
顧客や株主も大事だが

1番大事なのは市場の外に集中することではなく、その真下にある層に集中する
↓つまり
HOWに目を向けることが大事

リーダー→メンバーに信念を確実に信じさせそれを実行する方法を確実に理解させる。
そしてHOWタイプはWHYを理解する責任を負っている

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★組織のトップはインスピレーションであり、私たちが行動する理由のシンボルである。

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第5章 成功は最大の難関なり

起業あるいは仕事を始めたあと、自分がおこなう
WHATに私たちは自信を深めていく。
そして、それを行うHOWに精通していく。業績をあげれば、どれだけの成功をおさめたかを具体的な数値を知ることができ、前進した、成功したと感じることができる
↓ただ、
その過程で、そもそもどうしてこの旅を始めたのか?というWHYをすっかり忘れてしまっている

すると必ず、WHATとWHYの乖離を生じる

★多くのスモールビジネスが失敗するのは、情熱だけでは足りない。
情熱を持続さするためには構造が必要となる。
構造なき情熱、つまりHOWなしのWHYでは失敗する確率が高い

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どんな組織でも直面する、唯一かつ最大の難関は成功

会社の規模が小→自分の直感を頼りに決断を下す。
組織が大きくなると→自分一人で決断を下すのが不可能になる。
→確実にWHYの明快さは薄れていく

★WHATの数値が上昇するとともにWHYの明晰さが同調して上昇するのが理想。
→どれほどメガホンの容積が増えても、それを通じて伝えるメッセージは明晰であり続ける必要がある。


★ほかの人間と競争するときだれもあなたを助けたいと思わない。ところが自分自身に戦いを挑むと、誰もがあなたを助けたいと思う
→走り続ける目的が誰かを打ち負かすことだけになってはいけない。

★私たちは出社するWHYを明確に持っているからこそ、毎朝、目覚めます。
そして自らをインスパイアするよう、人々をインスパイアするために出社しています。
私たちの目標は私たちが信じていることを信じてくれてる顧客を見つけることです。
私たちは力をあわせ、成功することができます。
私たちは同じ目標をめざし、協力してくれる人をさがします。
テーブルを挟んで座り、賄賂を使った不正な取引をすることに興味がありません。
そしてここに、私たちの理念を実現するためにしていることがあります…

HOW、WHATの詳細を説明をしていく。

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