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【5分でサクッと読書メモ】うちの新人を最速で一人前にする技術〜美容業界の人材育成に学ぶ〜
訪れてくださり、心からありがとうございます。
この記事では年間約288冊の本を読む現役美容師が、読書をしながらスマホでメモした、『下書き読書メモ』の内容をそのまま公開していきます。
独自の視点で大切なポイントだけをまとめたメモとなっているので、サクッと要点だけを知りたい!そんなあなたの参考になればと思います。
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★本日の1冊★
うちの新人を最速で一人前にする技術〜美容業界の人材育成に学ぶ〜
野嶋朗/講談社新書
本の詳細を見てみる↓↓
■カケルって何者?
活動一覧は見てみる↓↓
https://linktr.ee/kakerubookgram%E2%80%AC
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人間相手の古くからアナログな仕事に見える美容業界が未来を先取りしてる1番の理由は
→今後の日本の中心産業のサービス業のエッセンスがつまった業界であること
★人の成長と売り上げが直結するからこそ人材の教育に力を入れる人材育成産業
美容業界における人の成長スピードははやい
業界で若者を一人前に育てる力がとても強い
★美容業界は教育産業
→美容室にとって1番の商品は人
モノもサービスもブランドも差別化が難しい時代
誰から買うか?誰と取引するか?重視されている
★自分には値段がついていて顧客の消費行動の判断基準の一つになっている。
美容業界の人は環境適応力が高い。
→常に自分の技術や知識を更新しなければ生き残れない。
★変化や困難への適応力=人に対する理解と共感ができる力
人間理解力がに長けている
■第1章 ゆとりをつまずかせない
★型は財産.押し付けてでも伝える
ホスピタリティも技術も最初は型の習得が必要。
→型を押し付けられてなくなるような個性なら、そもそもそれは個性ではない
まずは型を身につけ、成功体験を積ませる。
★個性は型を身につけたあとに育つ
→型は先人たちが作った知恵の集合体
型をいかに早く身につけるかで一人前になるまでの時間を短縮できる!
★顧客が見てプロフェッショナルを感じる姿勢、信頼される為の型を徹底して訓練する。
守破離が大事。
時代の変化に対応して自らをアップデートしていくことが大事
→美容師は業界で培われてきた変化への対応力は時代を生き残るために最重要な能力を身につけている
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顧客のプロ化してる
→ネットを調べれば大抵のことはわかる時代
そこで大切なのが
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顧客の知識を超えて提案できる
【変えの効かない高い専門性のあり本物のプロ』
が求められる
↓
専門性を身につける時間は1万時間の法則
1つの専門性を身につけたら別の専門性を磨き、新しい価値を生み出していくことが大事。
↓
1万時間短縮するために『型』は大切
★教育とはその子が立っている場所から向かいたい場所までの道筋
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ありたい姿と現実のギャップなどを個々に確認する
■第2章 ゆとりに自信をつける
人生100年時代に必要な能力は
『持ち運びできる力』
別の職場にどれだけのスキルや知識を持ち運べるか?
↓
その中で自ら気づき動くことのできる人の育成。
技を効果的に伝承していく時に必要なのが
暗黙知の形式知化
↓
成功ナレッジの共有!
言葉にできない技を言語化する
ベテランスタッフの知恵や感覚を言語化し共有する
顧客ニーズ→原因分析→解決策の提案→商品のおススメ
★ストーリーを語る
何を使ってるか?ではなく,なぜ使っているか?
物語の部分に焦点をあてる
なぜか?を説明する
物語を語れる美のエキスパートを育成することでオンリーワンのブランドを築けている
■第3章 さとりに火をつける
★放課後の夢語りが火種に
・徹底した顧客分析とボディモーショントレーニング
にプラスして
・今後の美容を広い視点で教育する
↓
世界のカルチャーや経済状況など。
★憧れの先輩という縦の刺激と同期という横の刺激が必要
■第4章 やどりを自立させる
できる人を『ゆだねられる人に』
そのためには
★経営者視点を持ったリーダーを育てる
マネジメントに関する宿題を壁打ちする。
↓
自立を促すためにはできることと、できないことを明確に自覚させることが必要。
進歩プロセスを曖昧にしない
★ゴールまでのマイルストーンを設計する。
★サービス業の中でも人の技術と接客に値段がついていることは美容業界の大きな特徴
→自分に値段がつく、シビアな業界
商品力に大きな差がなければ顧客が考えるのは
誰から買うか?どの人間と付き合いたいか?
自分は何者なのか?自分には何ができるのか?
常に問いながら言語化していく。
■第5章 一人前の先に見える道
『ゆとり』を自分で考えて行動する人に育て
『さとり』の心に火をつけ
『やどり』を自立させ委ねられる人に育てる
一人前に育てた若者達がどのような組織を作っていくのか?人材育成の先に見える組織のあり方を考える。
ポイントは
★働く人の多様性と組織のとしての懐の深さ
→個性的なプレイヤー達が個性を発揮して生き生きと働いているのに組織としてまとまっている。
サファリパーク組織
つまり
上司の指示ではなく、自らが意識を持って動く人材組織を形成していくことが大事。
★個人が自らの意志で判断し、顧客や市場に向けて責任を持って価値を提供する。それができるビジョンを作り浸透させる。
サービス業にとっては超重要
↓
その拠り所となるのが
創業者のDNA
社名の由来や理念やミッション。
そのDNAが組織の風土を作り、社員の服装や会議のルール。採用基準などに表れて来る。
今後必要な能力は
・不連続なキャリアを繋ぐ編集能力
・それまでに学んだ力を次の仕事で活かす力
・自分の中に蓄積された力を棚卸しして新しい分野に応用する力
・持ち運びできるスキルを意識する力
を育てていきたい。
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