【5分でサクッと読書メモ】 GIVE &TAKE〜与える人こそ成功する時代
訪れてくださり、心からありがとうございます。
この記事では年間約288冊の本を読む現役美容師が、読書をしながらスマホでメモした、『下書き読書メモ』の内容をそのまま公開していきます。
独自の視点で大切なポイントだけをまとめたメモとなっているので、サクッと要点だけを知りたい!そんなあなたの参考になればと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★本日の1冊★
GIVE &TAKE〜与える人こそ成功する時代
アダム・グラント/三笠書房
本の詳細を見てみる↓↓
■カケルって何者?
活動一覧は見てみる↓↓
https://linktr.ee/kakerubookgram%E2%80%AC
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
他者思考的ギバー
ギバー与える人
テイカー受け取る人
マツチャーバランスを取る人
人間の思考と行動の3類型
ギブ&テイクで成り立っているがいたる道筋がそれぞれ異なる。どちらが先に来るかで全く変わってくる
ギバーは『記録』よりも『記憶』を重んじる
ではギバーになる為にはどうすればよいのか?
★成功するギバーとは、『自己犠牲』ではなく、『他者志向性』を持っている
→チームで仕事をする時に自分の取り分ではなく、みんなの幸せのために高い成果を出す。そこに目的を設定すること。
↓
その為には
意義が必要!
自分にとって意義のあることをする
自分が楽しめることをする
★自分志向から抜け出す
********************
大きな成功を収める人には3つの共通点
やる気・能力・チャンス
→勤勉で才能があり、幸運な人によって達成される
テイカー→自分を中心に考える
ギバー→他人を中心に考える、相手が何を求めているか
マツチャー→与えること、受け取ることのバランスをとろうとする、公平という観点にもとづいて行動する
もっとも成功する人はギバー、もっとも成功しない人もギバー。
ギバーは成功から価値を得るだけではなく、価値も生み出す。
★ギバーであることは100メートル走では役に立たないが、マラソンでは大いに役に立つ。
---------------------------------------
成功しているギバー4つのコミュニケーション
人脈作り
協力
人に対する評価
影響力
⚪️人脈作りのメリット
個人的な情報・多種多様なスキル・権力
豊かな人脈を持つ人はより高い業績を達成し、昇進も早く収入も多い傾向がある。
テイカーも幅広い人脈を形成できるが、ギバーはそのネットワークを通じて長続きする価値を作ることができる。
★初対面で1番好感を持たれるのは権利意識が強く、人を操作したり利用したりする傾向のある人。
★自分には全く利益をもたらさない人間をどう扱うかで、その人がどんな人間かがはっきりわかる。
********************
テイカーは自分のことであたまがいっぱいなので三人称の代名詞よりも一人称の代名詞を使うことが多い。
平均して言葉の24%が一人称
極端なテイカーは39%が一人称
10語のうち4語が自分自身についてのこと。
給料が大幅に違うのを当たり前だと思っている。
会社の資料やホームページに掲載される写真の使われ方に違いが出る
→大きいテイカー
→小さいギバー
********************
★人と会うときは
『この人にどんなことをしてあげるられるだろうか?』を考える
★強い繋がりは絆を生み出すが、弱いつながりは橋渡しとして役に立つ。
→カギはリコネクト(再びつながること)
★価値は交換するのではなく、ひたすら価値を増やすことを目指す。
→【5分間の親切】5分あればできる親切を誰にでも喜んでする。
与えるチャンスを生み出すためにネットワークを広げる人間になる!
********************
part3
チームにおけるギバーとテイカーの違い
ギバー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自分の知力を使って他の人々の知性や能力を増幅してひらめきを引き起こし、アイデアを生み出し、問題を解決させる。
テイカー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自分の利益を大きくする為に他の人達から知力・エネルギー能力を奪う
★創造性や想像力を高めることが大事
❌
・自由に独創的なビジョンを作り出し、それを厚かましくクライアントに売りつけるのはテイカーの考え
・自分の知力だけに頼った一見、個人の力が大きい仕事でも成功するかどうかは自分で理解している以上にほかの人々の協力にかかっている
・テイカーは自分が他の人よりも優れていて、別格の存在だと考える。
・ギバーは頼りあうことが弱さだとは考えない。頼りあうことは弱さの源であり、多くの人々のスキルをより大きな利益のために活用する手段だと考える。
********************
人がグループの中で寛大に振る舞うと
『特定人物固有信用』を得る
↓
グループメンバーが与えることによつて信用を得ると
何か規範や期待から外れたことをしても許可をもらえる。
↓
つまり大切なのは
めちゃくちゃなことをやってみたくなった時に
周りの人が喜んで力を貸してくれることが大事。
★ギバーとして信用を得ると、大胆で挑戦的なアイデアを出しても、周りに特別に認められてしまう
★悪気がなくても人は自分の貢献を過大評価し、他人の貢献を過小評価する。
→責任のバイアスが起こる
改善する為には
→自分自身がやっとことを評価する前に相手がしてくれたことをリストにする
★うまくいかないときは自分が責任を負い、うまくいってる時は、すぐに他の人を褒める
★安心感のある職場や環境では人はより学習意欲が高まり、より新しいことにチャレンジできるようになる。
→このような環境を作り出すことができるのがギバー
→イノベーションにおいても主要な役割となる
★視点のズレを見越す
心理的・身体的な興奮状態を経験してないとき、人はそれが自分に与える影響をひどく過小評価する。
→医者が患者の痛みを実際よりも軽く考えるみたいなこと。医者には患者のつらさが十分わからない。
→
ギバーは自分のものの見方を相手の視点に合わせる
→最初からできる人はそういない。
********************
part4
ギバーが他人の潜在能力を見分ける方法。
★自己成就予言
→他人から期待されるとそれに沿った行動をとって期待通りの結果を実現することが働いた。
→期待を抱くことが重要
部下の可能性を信じる!!
★原石は見つけるのではなく、磨く!
人が才能を伸ばすきっかけになるのは【やる気】
→誰でも一流になれる中でやる気に着目する
→根性や粘り強さをデザインする。
根気のある人間に目をつける。
********************
part5★成功とはいかに人に影響を与えられるかが.決め手になる。
基本的なアプローチは2つ
❶優位→有力や権力→テイカーの特徴
❷信望→ゆるいコミュニケーション
弱点を隠さず、弱さをさらけ出す。
※弱みを見せても効果があるのは周囲の人々に有能だと認められている場合にかぎる。
■知らず知らずのうちに心を掴む説得術
テイカーは強気な話し方をする傾向がある、独断的で素直
ギバーは控えめな言葉を使って話す
・ためらい まあ。うーん。あー。ええと
・あいまいな発言 どちらかといえば。みたいな。かもしれない。多分。…と思う。
・否認 これはあまりいい考えではないかもしれない、でも…
・付加疑問 おもしろいですよね?いいアイデアだよね?
・強意語 本当に。とても。まったく。
→話し手に自信も権威もない印象を与える。
これこそがゆるいコミュニケーションに繋がる言い回しであり、影響力が増す!
★ギバーは人にアドバイスを求める。
→アドバイスを求めることはゆるいコミュニケーションの一形態である。
誰かに何かを聞くことは自分の自信のなさを伝え、弱さを見せること。
相手に自分の身になって考えてもらえる。
★人間は自分の時間、エネルギー、知識や情報を投資して誰かを助けると、相手がそれに値する人だと必死で信じようとする。
→人はアドバイスを求められるのが好き。
********************
part6 燃え尽きるギバーと成功するギバーの違い。
戦略が大事。周りに尽くして終わりにはしない。
人間には大きな力が2つある。
利己心、他人を思いやる心
この2つをかけあわせて原動力にするとき、最も成功できる
他者思考的ギバー
★ギバーが燃え尽きるのは、与えすぎたことよりも与えたことでもたらされた影響を前向きに認めてもらえないことが原因
つまり
↓
ギバーは与えることに時間とエネルギーを注ぎ込みすぎるせいで燃え尽きるのではなく、困っている人をうまく助けてやれないときに燃え尽きる。
★より多く与える人はより多く稼ぐようになる。
********************
Part7 ギバーを悩ませる3つの罠に注意する
❶信用しすぎること
ギバーはテイカーの2倍騙されやすい
見分けることが大事。
↓
ただ、見た目だけの固定概念で判断してはいけない
人柄の良さ=愛想が良いわけではない。
生まれついての素質なので、表面的な態度で判断すると内側にある肝心な部分を見落としてしまう。
↓
愛想が良いか悪いかは生まれついての資質もある
★どのくらい与え、どのくらい受け取るかは動機や価値観によって決まるので性格とは無関係
→無愛想なバギーもいるということ。
❷相手に共感しすぎること
→相手の心ではなく、頭の中に注目する
→テイカーと付き合うときはマツチャーになる。
ただし、3回に一回はギバーに戻ってテイカーに挽回するチャンスを与える。
❸臆病になりすぎること
★ギブアンドテイクの形は一つではない。
全体のパイを大きくし、勝ち勝ち交渉を成功させる手助けをしてくれたのは『人の視点でものを見ること』
→他者志向のギバーは自分自身の利益だけではなく、相手の利益にも高い関心を示す
↓
つまり
他者志向のギバーはパイの一切れを分け与えるときに全体のパイが大きくなっているので、自分の取り分も十分に残されている
★パイを大きくする考えは大事
---------------------------------------
part8 ★与える人はその一歩先を見る
→多くの人が、ギバーとしての価値観を持っているにも関わらず表に出したがらない。
だがこれからの時代、
人と人が密接に結びついた世界ではギバーの成功を拡大させるチャンスは広がっている。
ギバーの中での成功定義とは何か?
ギバーは成功を他人にプラスの影響をもたらす個人的なものだと考える。
つまり↓
個々の従業員の生産性だけでなく、この生産性が周囲の人々に与える影響にも注意を払う。
成功のイメージが『個人の業績+他人への貢献度』で成り立つ
成功したギバーは他人を蹴落とすことなく、自分と周囲の人々に利益を分け与えることで、大成功を収めている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
#読書 #読書感想文#読書日記#読書記録#読書メモ#読書レビュー#読書ノート#読書術#ビジネス書評#ビジネス書#書評#本#ビジネス書レビュー#ビジネス書まとめ#ビジネス書要約#ビジネス書解説#美容師#美容師向け#おすすめ本#本好き
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?