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【5分でサクッと読書メモ】人生は実力よりも運よりも『勘違いさせる力』で決まっている

訪れてくださり、心からありがとうございます。

この記事では年間約288冊の本を読む現役美容師が、読書をしながらメモした、『下書き読書メモ』の内容をそのまま公開していきます。
独自の視点で大切なポイントだけをまとめたメモとなっているので、サクッと要点だけを知りたい!そんなあなた参考になればと思います。

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★本日の1冊★
人生は実力よりも運よりも『勘違いさせる力』で決まっている
ふろむだ/ダイヤモンド社

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■読書メモ

10万部を突破したモンスタブロガーの衝撃デビュー作がビジネス書として話題!
この本は思考の錯覚という心理学を理解し、錯覚資産の生成や操作運用方法を理解し、仕事や人生においての成功確率を飛躍的に上げる方法が学べる1冊


人間の脳は本能的に思い込む性質を持っている

「容姿が優れている」=その人間全体が優れている。に変換されてしまう。

つまり無意識が意識とは別の部分で評価価値を書き換えてしまう
↓これは防ぐことができない。
脳のセキュリティーホール

自分は大丈夫!と思っている人ほど危険。

例)
・9.11の事件でブッシュ政権の支持率は47%→60%まで上昇
・ある選挙ではイケメン政治家はそうでない政治家の2.5倍の票を獲得

これこそがまさに思考の錯覚

思考の錯覚→本人はほぼ気づけない
(プラスのイメージを引き起こすものはなんでも全体的に優れているという思考の錯覚を引き起こしてしまう

ようはたとえそれが実力によるものではなく達成的できた実績だとしても強烈な思考の錯覚を生み出してしまう

★人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚は一種の資産として機能する

錯覚資産

そしてこの錯覚資産が複数掛け算されるととんでもない威力の錯覚資産を作り出すことができる

これは複利的に増やしていけるので上手い下手で差が開いていく。

ここでのポイントは
★人間の利害を左右する勘違いということ。
つまり「自分の得になるような他人の勘違い」は何千万何億円ものお金を生む。

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ビジネスシーンにおいても
★『実力がある』からよいポジションを手に入れられるのではなく、『実力があると周囲が錯覚する』からよいポジションをてにいれれるという部分が大きい。

つまり、錯覚すると成長する機会を与えられるので、その中で自然と実力も身についていき、結果として実力がある人よりも実力も上回り、追い抜いてしまう。

結果、錯覚資産によってよい環境が手に入り、よい環境によって実力が育ち実力があるからそれが成果を生み、その成果を利用してさらに錯覚資産を手に入れる。というループが回る。
★錯覚資産+実力=雪だるまし式に増えていく

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錯覚の正体は『ハロー効果と呼ばれる認知バイアスが原因』
★錯覚資産の特徴は2つ
❶他人があなたに対して抱く思考の錯覚
❷その思考の錯覚はあなたにとって都合がいい。
→資産として機能する。

つまりハロー効果とは
※なにか一点に優れていると後ろ光がさして何もかもが優れて見えちゃう錯覚のこと。

■分かっているけどできていない人の5つの特徴


❶直感的に正しいと感じることを正しいとしか思えない。
→客観的事実よりも自分の直感を信じる
❷直感的に正しいと思う行動をしないと不安・不快・気分が悪くなる
→人は正しいほうではなく、気持ちがいいほうを選ぶ
❸SNSやリアルでも正しいことを言うと嫌われる
→人々に共感され、交友関係がうまくいくから。
❹直感のほうが組織内の自己保身に都合がいい。
→全員と意見が対立してしまうから。
❺権力者にとって都合がいい。

★ブランドも信用も大半が錯覚資産。
→成功したのは運の要素が大きい。
★直感的に正しいと思える間違ったことが正しいとしか思えない
★思考の錯覚は自覚できない

錯覚資産は極めて優秀な武器となる


■錯覚資産を手に入れる為の成功させる方法

★パチンコ店と同じ
→まずは当たるまで少額投資で色んな台を打つ
→当ったら確変中もひたすら全力で打ち続ける。


人生の成功も一緒でまずは色んなことにチャレンジをする。あたりが見つけたらハロー効果を使ってより良い環境を手に入れる

・その時に【具体的な数値】を伴う成功は射程が長い
※ハロー効果には射程があることを理解する。
→本の執筆やなども効果的。

★自分には才能があるのか?と悩む時間をやめる。
→運や錯覚資産の影響が大きいので悩むことへの投資効果が悪い。
つまり

悩んでいる暇があるなら一回でも多く思考回数を増やすことに投資をするべき。

・成功者のツイートや成功本を読みすぎるのは危険
なぜなら
→自分のやり方をしたから成功できた!というフリをした方が圧倒的に得だから。

★成功確立を高めるにはシンプルにサイコロを振る回数を増やすことが大事

★運の運用が大切

★人間は自分の実力を大幅に過大評価する認知バイアスがある。
→実際の成功・失敗は実力以外の要因で決まっていることを理解する
→なので自分の実力は半分ぐらいに見積もっておいた方がよい。

★判断が難しい選択を迫られた時に人は考えるのを放棄し、直感に従ってしまう。
→判断が難しい時の直感は全くアテにならない

なぜなら思考の錯覚に汚染されいているから

なので【思考の粘り強さが】がめちゃくちゃ大事。

■成果を錯覚資産にる方法


❶錯覚資産化のしやすさ
❷成果のアピール
この2つの掛け算で決まる。

★人間は【一貫して偏った間違った物語】に魅力を感じる
→バランスの取れた総合的な正しい判断は説得力がなく退屈で面白くないと感じる
つまり

錯覚資産を手に入れたい場合は【一貫して偏ったストーリー】を語る。
→シンプルで分かりやすいことをそれが真実であるかのように言い切ってしまう。

※自分の人生の選択をするときは徹底的に【正しい判断】をすることにこだわ必要がある。


■思考の錯覚のまとめ


認知バイアスは脳の3つの過剰性を引き起こしている
❶一貫性→過剰に一貫性を求める
・記憶を書き換えてまで一貫させようとする。一貫していないと不快になる。
例)あの人はカットが上手いからカラーもパーマもうまい
❷原因→過剰に原因を求める
・偶然に結果に過ぎないことにまでむりやり原因を見つけてくる
例)ヘアスタイルランキングに1度だけ選ばれたはあの人が優秀だから。
❸結論→過剰に結論を急ぐ
・必要なデータが揃っていなくてもむりやり結論を出す
例)今月は新規の数が少ないので安いクーポンを作る。

★思考の錯覚の最大の特徴は【不可視性】
→意識の知らないところで無意識が勝手に記憶を書き換えることで認知バイアスが発生する。

■錯覚資産を雪だるま式に増やしていく方法


錯覚資産には3つの次元がある
❶錯覚の種類
⦅ハロー効果の強さ×思い浮かびやすさ⦆はとんでもない威力になる

ハロー効果の強さ×思い浮かびやすさ×思い浮かべる人の数×思い浮かべる人の質という4次元の体積で表現するのが理想。
❷錯覚の強さ
❸錯覚の範囲

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