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【新刊案内】2022年9月発売作品

note読者のみなさま、こんにちは!

さて、月に一度のShoPro Books新刊アメコミ情報、今回は9/15頃発売の新刊2タイトルと9/23頃発売の1タイトルの計3タイトル、9月の新規電子配信タイトルをご紹介します。

今月は、DCからは話題のBLACK LABELからジョーカー&ハーレイの新たな側面を描きだす本格サイコサスペンス、マーベルからは残酷無比な最凶ヴィランのオムニバス作品MCUドラマで話題となった狂気のヒーローの単独誌をお届けします!

9/15頃発売『ジョーカー/ハーレイ:クリミナル・サニティ』(DC)

殺人芸術家ジョーカーと精神科医ハーレイ・クイン、二人の運命が交差する! 話題のBLACK LABEL作品がついに登場!

『ジョーカー/ハーレイ:クリミナル・サニティ』
カミ・ガルシア[作]ミコ・スアヤン他[画]高木 亮[訳]

DCコミックスの「BLACK LABEL (ブラックレーベル)」とは、注目度の高いクリエイターを起用し、レギュラーシリーズとは独立した世界観でメジャーキャラクターの自由度の高いストーリーを展開するため立ち上げられたレーベルのこと。

今回は、ヤングアダルト小説の人気作家で、DCのヤングアダルト向けレーベルにて『ティーン・タイタンズ:レイブン 失われた記憶』などのヒット作を手がけたカミ・ガルシアをライターに迎え、正史(メインユニバース)とは異なるジョーカーとハーレイのオリジナルストーリーを展開します。

凶悪犯罪が絶えないゴッサムシティ。物語は若き精神科医のハーレイ・クインが、​​ある夜ルームメイトの遺体を発見したところから始まります。

事件は未解決のまま5年の月日が経ち、凶悪犯罪のプロファイラーとしてゴッサム市警に協力していたハーレイは、奇妙で凶悪な連続殺人事件に遭遇します。

プロファイルによって、一連の殺人は同一犯の犯行であり、さらにかつてのルームメイトの殺害とも関連があると突き止めたハーレイ。犯行を追ううちに、彼女は次第に犯人の分析にのめり込んでいきます。

一方、犯罪芸術家として犯行を重ねるジョーカーも、自身を追うハーレイの存在に気づきます。そして、自身の犯罪を見事に分析してみせた彼女に興味を持ち始めるのですが……?

はたして殺人芸術家ジョーカーと精神科医ハーレイ・クインの危険な追走劇はどこへ向かうのか? 本格的なサイコサスペンス作品として、ハーレイ/ジョーカーの新たな側面を描き出した『ジョーカー/ハーレイ:クリミナル・サニティ』、どうぞお見逃しなく!


9/15頃発売『カーネイジ:ブラック、ホワイト&ブラッド』(MARVEL)

残酷無比なヴィランーーカーネイジ、その凶行録を目撃せよ!! 白と黒、そして赤の3カラーで描かれる話題のシリーズ「ブラック、ホワイト&ブラッド」第2弾!

『カーネイジ:ブラック、ホワイト&ブラッド』
ダン・スロット他[作]レッグ・スモールウッド他[画]中沢 俊介[訳]

黒、白、血のような赤の3色のカラーリングで、残酷描写も容赦なく描く話題のシリーズ「ブラック、ホワイト&ブラッド」。第1弾『ウルヴァリン:ブラック、ホワイト&ブラッド』に続いて本作でフィーチャーされるのは、連続殺人鬼にして混沌の使者、カーネイジ。マーベル・ユニバース最凶のヴィランの残酷無比な姿を人気クリエイターがオムニバス形式で描き出します。

本作では、カーネイジが西部劇の世界で暴れたり……

「旅路の果て」(ベンジャミン・パーシー作/サラ・ピッチェリ画)より

父親に虐待されているひとりぼっちの少年に近づいたり……

『ぼくの赤い手』(チップ・ズダースキ―作/マルコ・ケケート画)より

コミコンに来場してファンと記念写真をとったりします。

『血の祭典』(アリッサ・ウォン作/ジェラルド・サンドバル、ビクトル・ナバ画)より

場所や時代を超えて、さまざまなシチュエーションに登場するカーネイジが描かれますが、手に負えないほどの残虐性はそのまま。恐るべき共生生物の血塗られた生き様を描く『カーネイジ:ブラック、ホワイト&ブラッド』、どうぞお楽しみください!


9/23頃発売『ムーンナイト:フロム・ザ・デッド』(MARVEL)

3つの人格を持つムーンナイトがニューヨークを舞台に犯罪者と死闘を繰り広げる! ムーンナイト単独最新作がついに登場!

『ムーンナイト:フロム・ザ・デッド』
ウォーレン・エリス[作]デクラン・シャルヴェイ[画]小池 顕久[訳]

好評配信中のディズニー+のドラマ『ムーンナイト』で飛躍的に知名度をあげた異色のヒーロー、ムーンナイト。諸般の事情により発売延期となっておりました『ムーンナイト:フロム・ザ・デッド』が、ついに発売となります!

エジプトでの任務中に瀕死の重傷を負い、神秘的な体験を経て一命を取り留めた結果、超人的な能力を手に入れることになった傭兵マーク・スペクター。

故郷であるアメリカに舞い戻った彼は、ムーンナイトと名乗ってヒーロー活動を開始します。ですが、超人的な力を得ると同時に、解離性同一症を患うことになったマークは、億万長者のスティーブン・グラント、タクシー運転手のジェイク・ロックリーという別の顔を持つことになります。

本作の前に刊行されていた『ムーンナイト/光』『ムーンナイト/影』では、脳内にウルヴァリン、スパイダーマン、キャプテン・アメリカの人格が宿っているという、とりわけ奇抜な精神状態にあったムーンナイト。本作では、それらの人格は消え失せ、“正気に戻った”(本人曰く)とされる状態で、設定を一新しての新シリーズとなっています。

ストーリーを通して「月の神コンシューとは何者なのか?」という問いについての新たな解釈も盛り込まれ、ムーンナイトというキャラクターの新たなスタンダードとなったことでも知られる一作です。

『デッドプール:グッド・バッド・アンド・アグリー』などを手がける気鋭のアーティスト、デクラン・シャルヴェイによるスタイリッシュなアートにもぜひご注目を。ムーンナイトを語る上で必読の一冊です!


9月マーベルコミックス電子配信タイトル

9月は下記の新刊2タイトルを電子配信します。

■9/15配信予定
《新刊タイトル》

カーネイジ:ブラック、ホワイト&ブラッド
■9/23配信予定
《新刊タイトル》

ムーンナイト:フロム・ザ・デッド

配信が開始次第、ShoPro Booksのアメコミ公式Twitter(@ShoProComics)でお知らせしますので、ぜひフォローをお願いします。主要電子書籍取り扱いストアにて順次配信開始します!


それでは今回はこのへんで。次回は2022年10月の新刊案内にてお会いしましょう!


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