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デンマーク滞在記録1【ホームステイ開始!】

どうもです!
デンマークに到着して早くも1週間程度経ちました。

デンマークには2018年から5年近く通い続けています。
そのため、既に多くの学びを得ているエリアです。今回は長期で家族での滞在にもなるので、その辺りの振り返りも踏まえて、ゆっくりと味わいながら滞在し、記録もまとめていきたいと思います。

様々なご縁の中から今回は2018年に知り合ったご家族のお宅にホームステイさせていただいています。
彼らの生業は音楽。
家の中にスタジオもあり僕ら家族も日々音楽に触れながら過ごしています。
本当にすごい。

ちなみにお父さんは超絶有名なギタリストです。

音楽家のStenbackファミリー達、家のスタジオでのリハーサルの様子

おばあちゃんは陶芸家だったりと、ずっとアーティスティックな家業をしている家族です。家の中には彼女の作った作品がたくさん飾ってあります。
デンマークで初めて絡を使った陶芸を取り組み始めた方だそうです。

そんな彼らの家に8月末までいる予定です。

家のロケーションとしては森も近くにあり、比較的カントリーサイドにありますが近くにレゴランドがあったりと色々と子ども達にとっては遊び場が多いエリアに暮らしています。

今回の滞在は短期滞在とは違うので生活者の目線でデンマークを見ていきたいですし、これまで関わってきたデンマークの風を家族と共に感じることができればと思っています。

さて、到着してからの一週間はこの数週間ホテル住まいだったことを発散するかの如く、子ども達と公園や遊びに行く機会や出かけることが多かったです。長男くんは公園を走り回り、サッカーしたり楽しんでいます。

Odenseの近くにある公園を訪れた時の様子

その一つには、自分の私有地を公共スペースとして住んでいる人にオープンに開放しているスペースがありました。上記の写真がその一部の森を撮影したものです。

これまで訪れた場所でも公共空間の捉え方の違いについて書いた滞在記録を書きました。

上記の記録では公共空間というものの捉え方が日本とは違うということを書きましたが、デンマークも今回の滞在前までは同じくその印象でした。
しかし、日本との比較だけでなく、ポートランド、オアハカと比較してみるとデンマークはまた違った公共空間の捉え方をしているように今回の滞在を通じて感じます。

デンマークではプライベートな空間も公共空間に変えてしまうのかという驚きです。ポートランドやオアハカでは、公共空間を自由にみんなのリビング的な感じで活用している印象でそれ自体が面白かったわけです。
デンマークでは私有地すらもパブリックな場所として提供されているわけです。そして、その私有地に対して行政が幾らかの予算を投下してより住んでいる人にとって良い環境を整えるという関わり方も驚きです。

ということで、デンマークは全てが人々の公共的な空間であるという中に、プライベートが存在している。そういう感覚を前提にした空間、土地の使い方だなと思いました。

ストリートで絵を描く若者達

景観や土地、その空間にどのような使われ方をしているか?ということから、人々の捉え方や人間観についても理解が進みそうです。
そして、その捉え方の違いが何を生み出しているのか?についてももう少し注意深く見ていきたいと思います。

デンマークではホームな感覚が強すぎて、写真を撮り忘れる傾向にありますので気を引き締めて、楽しんで滞在していきたいと思います。

それでは!


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