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しかのこのこのここしたんたん って...

昨日、しかのこのこのここしたんたん(以降しかのこ)の第一話がありましたね。
この作品をを一言で言うなら

「賢くてちょっと変な萌え系アニメ」


って感じですね。

このアニメ結構すごくて、楽しめました。
ただ、一話だけで良いかな…

ということで今回は
しかのこについて話していきます!

賢しこくてちょっと変

賢いって言い方変だと思う方もいるかと思いますが、僕はこの表現がしっくりくる。

皆さん、萌え系アニメ見てますか?

僕は見ていません。
皆さんも見ていない人は多いのではないでしょうか。
その原因の一つは
萌え系アニメのマンネリ化」
でしょう。
マンネリ化してしまうと萌え系アニメ好きではない人はまず見ないし、萌え系アニメ好きの人も見なくなっていってしまう。
そんな状況なので、色々工夫して萌え系アニメ超えの作品を目指していますが、まだまだ萌え系アニメです。

そこで、しかのこ

しかのこ は萌え系アニメの中でもトップクラスに頭が良い作品。

萌え系アニメにアイデアがいらない時代は終わったんです。
なので、これからは面白いアイデアが必要。
そこをしかのこは
「鹿」「実写の鹿」「男か女か分からない」「ボボボーボ・ボーボボ」
という今までの萌え系アニメでは考えられなかったことをやってのけた。これに関してはちゃんと評価するべきだし、この作品がこれほど人気になる大きな理由だと思います。

しかし、僕は好きでは無い。
それは、この作品がまだ萌え系アニメだからです。
さっき、「色々工夫して萌えアニメ超えの作品を目指しています」と言いましたよね。
僕は萌え系アニメ超えの作品を見たかった。
だから、しかのこを面白いと感じれなかったんですよね…
これは完全に僕が悪い。
だから萌え系アニメ好きの方には申し訳ないです。

ではどうすれば萌え系アニメを超えられる?

今までさんざん萌え系アニメを超えるとか言ってきましたが、どうしたら超えられるのでしょうか。
超えるというのは
よくあるアニメに見せかけて独自の系統を築き上げる
ということだと思います。

その例をあげてみましょう

「無職転生」
この作品は一見、よくある異世界ハーレムものに見えがちなんですが、本当は唯一無二の作品で、これは異世界ハーレムものを超えていると言えるでしょう。
「チェンソーマン」
週刊少年ジャンプの作品で、よく読むとジャンプっぽいところはあるんですが、まあ普通に異色の作品ではありますよね。

この2つはなぜよくあるジャンルから独自の作品へとなったのでしょう。

僕が思うにそのジャンルを超えるには
そのジャンルの批判
をすることが必要だと思います。

先程、例であげたもので言うと

「無職転生」
異世界で辛いことなんて無い!という作品が多い中、異世界の辛さ、前世の辛い過去、人間関係、などを深く描けており、これが本当の異世界転生だ!と伝えてくれているかのように僕は思いました。

「チェンソーマン」
この作品もジャンプなどの王道バトル漫画を批判しているかのような描写が多く、目標が必要? かっこいい夢じゃなくてもいいだろ などなど。他にも「デンジ」というキャラクターは従来の主人公の真反対のようなキャラで、そこもまた面白いです。

これらの作品を見るに、そのジャンルと反対のことをあえて書くというような工夫がされているのではないでしょうか。

つまり、萌え系アニメを超えるには
萌え系アニメを批判するべきなのです。

まあ、実際「ちーちゃんはちょっと足りない」などの作品もあるのでこれからもそういう作品は生まれそうな気はしますけどね…

ということでありがとうございました
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