一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書:感想文 ~序章~
こんにちは!
昨日から読み始めた『一度読んだら絶対に忘れない 日本史の教科書 』の序章 ”旧石器時代” を読み終えたのでその感想を書いていきます。
島国の日本にどうやって人類はたどり着いたのか?
皆さんも聞いたことはあると思うのですが
約1万年前は、ユーラシア大陸と日本は地続きでした。
なので、大型動物のマンモスやナウマンゾウなどの動物が
日本に渡ってくることができました。
そして、人類は食料となる大型獣(マンモスやナウマンゾウ)を
追って日本にやってきたのです。
なぜ、ユーラシア大陸と日本は地続きだったのか?
それは、この時代の気候にあり、原因としては氷河期だったからです。
ここで気になるのは、なぜ氷河期(世界的に気温が低下)になると大陸が地続きになるのか?
これは、海が凍ったから渡れるようになった、というわけではありません。
図に表すとこのようになります。
現代では
雪・雨などが降っても川や海に流れ、蒸発しまた雪や雨になるのに対し
氷河期では
雨や雪が降っても
気温が低いため地上に固定されて海や川に戻らない
つまり、蒸発しない。
なので、海に水分が戻らず
海面の水だけ蒸発する状態になり
海面が低くなる
その状態が続くことにより、海面が下がり
ユーラシア大陸と日本がつながっていたのです。
※ちなみに、この時代の海面の高さは現在より”100メートルも低いこと”もあったそうです。
旧石器時代に使われていた道具
旧石器時代と言われている人々は、
旧石器と呼ばれる
石を打ち欠いて作る打製石器を使っていました。
尖った石器を棒の先に取り付け
槍のようにしたものが使われていたそうです。
※どんなものか見たい方は、リンクから飛んでください
石器の材料には、天然のガラスである黒曜石、悪と角が鋭くなるサヌカイトが使われていました。
黒曜石 上 サヌカイト 下 Wikipedia より引用
現代でも使われている石器
実はこの石器
現代でも使われているのです。
それも医療用のメスとして。
個人的な旧石器時代のイメージとしては
旧石器の武器 = 弱そう だったのですが、
医療用のメスでも使われているとなると
かなりの鋭さがあった
つまりそれなりに攻撃力があったのだと考えられます。
感想
今まで日本史 = 苦手 というイメージがあったのですが、
所々に挟まれる豆知識
今回だと
・なぜ大陸と日本がつながっていたのか?
・実は今も石器は使われているなど
を知れるのは、面白いと思いました。
これからも、一つの時代が終わるごとに投稿していこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
参考書籍です