見出し画像

一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書:感想文 ~序章~

こんにちは!

昨日から読み始めた『一度読んだら絶対に忘れない 日本史の教科書 』の序章 ”旧石器時代” を読み終えたのでその感想を書いていきます。


島国の日本にどうやって人類はたどり着いたのか?

皆さんも聞いたことはあると思うのですが

約1万年前は、ユーラシア大陸と日本は地続きでした。

なので、大型動物のマンモスやナウマンゾウなどの動物が

日本に渡ってくることができました。

そして、人類は食料となる大型獣(マンモスやナウマンゾウ)を

追って日本にやってきたのです。


なぜ、ユーラシア大陸と日本は地続きだったのか?

それは、この時代の気候にあり、原因としては氷河期だったからです。

ここで気になるのは、なぜ氷河期(世界的に気温が低下)になると大陸が地続きになるのか?

これは、海が凍ったから渡れるようになった、というわけではありません。

図に表すとこのようになります。

スクリーンショット 2020-05-24 10.12.42

現代では

雪・雨などが降っても川や海に流れ、蒸発しまた雪や雨になるのに対し

氷河期では

雨や雪が降っても

気温が低いため地上に固定されて海や川に戻らない

つまり、蒸発しない。

なので、海に水分が戻らず

海面の水だけ蒸発する状態になり

海面が低くなる

その状態が続くことにより、海面が下がり

ユーラシア大陸と日本がつながっていたのです。

ちなみに、この時代の海面の高さは現在より”100メートルも低いこと”もあったそうです。


旧石器時代に使われていた道具

旧石器時代と言われている人々は、

旧石器と呼ばれる

石を打ち欠いて作る打製石器を使っていました。

尖った石器を棒の先に取り付け

槍のようにしたものが使われていたそうです。

※どんなものか見たい方は、リンクから飛んでください


石器の材料には、天然のガラスである黒曜石、悪と角が鋭くなるサヌカイトが使われていました。

黒曜石 上   サヌカイト 下 Wikipedia より引用

画像2

画像3


現代でも使われている石器

実はこの石器

現代でも使われているのです。

それも医療用のメスとして。

個人的な旧石器時代のイメージとしては

旧石器の武器 = 弱そう だったのですが、

医療用のメスでも使われているとなると

かなりの鋭さがあった

つまりそれなりに攻撃力があったのだと考えられます。


感想

今まで日本史 = 苦手 というイメージがあったのですが、

所々に挟まれる豆知識

今回だと

・なぜ大陸と日本がつながっていたのか?

・実は今も石器は使われているなど

を知れるのは、面白いと思いました。


これからも、一つの時代が終わるごとに投稿していこうと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました!


参考書籍です