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選ぶチカラ

「人生は選択の連続である(Life is a series of choices)」
これはシェイクスピアの有名な作品「ハムレット」に出てくる言葉

人は生きていく上であらゆることについて「選ぶ」ことを余儀なくされます。そしてその「選択」の積み重ねが人生そのものを形づくる…


1)選ぶのは自由


「自分は将来何になりたい?」
本校の生徒たちも進路について先生方保護者の方からアドバイスをもらいますが、最終的に選ぶのは自分です。

「自分で決めなさい」と言われることもあります。「自分で決めなさい」とは「目の前の選択肢の中から自分の意志で選びなさい」ということ…

「選ぶ(選択・セレクト)」とは、

用意されたいくつかの中から適切なものを選び出すこと。
特定の目的のために適切なものがどれであるかを決めること。

「選ぶ」とは

日常においても小さな選択小さな決定がたくさんあります。

何を着るか… 
何を食べるか… 
いつ出発するか…

するか、しないか…
それは自分次第

「部屋の掃除をする」を選べば、部屋は綺麗になり…
「しない」を選べば乱雑なまま…

「選ぶ」のは自由です。そして選んだのは自分であって誰のせいでもありません。小さなことから大きなことまで最善の選択の結果、最善の決断の積み重ねが今の自分ということ。その時の自分が最も良いと思うものを選んできました。

「人生は選択の連続である」
これまでの人生もこれからの人生も…


2)溢れる情報の中で


いま私たちは多くの情報に囲まれて生活しています。ネットスマホ簡単に情報を手に入れることができ、誰もが情報を簡単に発信し拡散させることができる時代…

手に持つスマホタブレットを通して膨大な情報世界の扉は開き、一度に大量の情報を目にすることも可能です。

しかし情報ネットワークの世界フェイクニュースも少なくありません。情報社会に生きる私たちは、ネットリテラシーが求められます。

インターネットの情報や事象を正しく理解し、それを適切に判断、運用できる能力。

ネットリテラシーとは

ネットSNS(Twitter、Facebook、Instagram、noteなど)で、知りたい情報を簡単に手に入れたり、興味ある話題について最新の動向を常に把握することができるからこそ、情報の正否自分で判断しなければなりません。
その情報は正しいのか…フェイクなのか…

溢れる情報の中から本当に必要な正しく価値ある情報を見つけ出す力が求めらます。情報が手軽に手に入る現代だからこそ「選ぶチカラ」は必要不可欠だと思います。


3)迷ったら苦しい方を選べ


本校サッカー部南健司監督は生徒たちに「選ぶ」ことについて次のように伝えています。

迷ったら苦しい方を選べ。その選択が自分の未来を輝けるものにする

南健司監督のことば

楽な練習ばかりしていても上達はしない…
「いままでできなかったこと」「できるように」するためには、勇気を出して困難な方を選び、努力することは避けては通れません。
そして、困難な方を自ら「選ぶ」ことに大きな意味があり価値があります。

高校3年間は、まだ長い人生がはじまったばかりの大切な学びの期間です。若い頃から楽な方ばかり選んでいては、自分の長所個性を伸ばすことは難しいでしょう。

逆境の場面でも冷静に対処できるにはどうすればいいか…
生徒たちの能力を最大限発揮させてあげるにはどうすればいいか…
高校を卒業しても人生を自分で切り開いていくにはどうすればいいか…

それは

楽な方を選んではいけない…
迷ったら苦しい方、困難な方を選べ…
その選択が自分の未来を輝けるものに必ずしてくれる…


まとめ


「選ぶチカラ」は、

人生をより良い方向に進めてくれる。
真実の眼を養ってくれる。
自分を成長させてくれる。


未来を輝けるものにするため正しく価値ある選択ができる人になってもらいたい。

選ぶのは自由。
選ぶのは自分自身。

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