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奉仕の姿

全国的な10年に一度の大寒波によって松江も雪が積もりました。そのような中で、本校の生徒たちが率先して地域の雪かきを行ない、たくさんの感謝や感動の言葉が学校に寄せられました。
奉仕活動に積極的に取り組むことは「人のために何ができるかというマインド」=「他者を慈しむ思いやりの心」を育むことに繋がります。


1)雪かき奉仕活動


10年に一度の今季最強寒波が全国的に猛威を振るい、松江大雪警報が発令されるほどの積雪となりました。そのため1月25日(水)は休校となりました。

その日、サッカー部の生徒は寮の近くの大庭公民館の雪かきを行なってくれました。

雪かきする生徒たち(大庭公民館職員の方のfacebookより)

生徒たちは、公民館だけでなく周辺の家々の雪かき歩道の雪かきをドンドンしていき、アッという間に人や車の通り道を確保!

雪かきする生徒たち(大庭公民館職員の方のfacebookより)

また、翌日には、日頃お世話になっている大庭ショッピングタウンの「セブンイレブン松江大庭バイパス店」「拉麺かもす」の駐車場、少し離れた「焼肉バイキングかたおか松江店」の駐車場のまで出かけ一斉に雪かきをしてくれました!

雪かきする生徒たち(焼肉バイキングかたおか社長 片岡敏一さまのfacebookより)

バイキング松江店救世主現る✨
今日のお昼過ぎに店舗に突然立正大淞南高校の先生、サッカー部の方が来られて店舗駐車場の雪掻きをしてくれました😭感動
駐車場が広く悪戦苦闘してた時に助けてもらい感謝しかないです。
弊社の基本姿勢 [感動]
「感動」とは感じたら動く。行動こそが全て!
「感動」は、相手の期待水準をはるかに上回った時に起こる。一生懸命に打ち込む姿

今日は逆に感動させられました😭🙏
立正大淞南高校の皆さん、今日はありがとうございました🙏

焼肉バイキングかたおか社長 片岡敏一さまのコメント(facebookより)

女子生徒も、学校周辺の交差点歩道の雪かきを自主的に行ない、野球部の生徒も、神魂神社の参道から校地までの広範囲にわたって雪かきをしてくれました!

近くの交差点を雪かきする女子生徒たち

全校生徒が積極的に雪かき奉仕活動に取り組んだ1日となりました。


2)いま何ができるかというマインド


今回の行動「誰かのために、いま自分に何ができるか」という生徒たちのマインド原動力となっていると思います。

そして奉仕活動が始まると「自分も何かさせていただきたい」と多くの生徒が共感して自発的参加してくれたことは、とても嬉しいことでした。

常々、生徒たちは「好きなサッカーや野球が出来るのは、家族の支えや応援してくれている多くの人のおかげ」と口にします。

その感謝と報恩の気持ちの延長線上に、

「困っている人の役に立ちたい」
「自分も何かさせていただきたい」

という気持ちが「いつもお世話になっている地域の皆さんのために」という意識となって、今回の奉仕活動に繋がっていったのだと思います。

雪かきする生徒たち(焼肉バイキングかたおか社長 片岡敏一さまのfacebookより)


3)地域や社会のために役立つ活動


奉仕とは「見返りも求めず、自分の身をささげて精一杯尽くすこと」と言われます。

奉仕活動「人のために役立つ活動」「社会のためにしなければならない活動」「ボランティア活動」など、人によって受け取り方は様々で、中には「奉仕活動」「ボランティア」は異なるといった意見もあります。

自分の時間を提供し、対価を目的とせず、自分を含め地域や社会のために役立つ活動

中央教育審議会答申「青少年の奉仕活動・体験活動の推進方策等について」より

しかし奉仕活動にせよ、ボランティアにせよ、若い頃に「誰かのために行動すること」は、多くの気づきを生み、子供たちの成長の糧となるに違いありません。

今回の奉仕活動を見た人たちから「立派だ」「若いのに感心する」という声も、いただきました。
自分にとっても周りの人にとっても、奉仕の姿気持ちの良いものであり、地域や社会に明るさ清々しさを与えてくれるものです。

雪かきする生徒たち(大庭公民館職員の方のfacebookより)


まとめ


感謝の言葉をかけられると子供たちは嬉しそうな笑顔を見せてくれました。
「感謝すること」も、もちろん大切ですが「感謝されること」の積み重ねも、子供たちのをさらに豊かなものにしてくれます。

感謝される人に…
頼りにされる人に…

感受性の高い若い頃に奉仕活動を経験することで、将来、自分が所属するカテゴリーの中で、世のため人のために行動できるバランス感覚のあるリーダーへと成長してもらいたいと願っています。

一生懸命雪かきをしている生徒の姿は、本当に立派でした。

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