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副業/兼業で得た自己回復力(レジリエンス)

最後まで記事を書いてから、この冒頭の文章をまとめています。
書きながらポンポンと話題が飛んでしまったのですが、一番伝えたいことは本業にも副業/兼業は活きるということ。

先日コーチングを副業/兼業とする方々向けのイベントが開催されました。記事の中では脱線もありますが、そこで感じたことをまとめています。
まずは概要から。

副業/兼業オンラインサミットに参加

CTIジャパン(※)のファカルティ橋本博季氏(通称:はっしー)主催の副業/兼業オンラインサミットに参加しました。
※ICF(国際コーチ連盟)認定のコーチ育成プログラムを提供している団体。(https://www.thecoaches.co.jp/)

クラウドビデオ会議ZOOMで総勢約50名が参加

参加者は約50名。30名規模のものは経験済でしたが、50名でもうまくやり方を考えればワークショップとして成立することがわかりました。中身からいきなりそれますが、副次的に、読者のみなさんも今後活かせるポイントだと思うので、少しだけ脱線したところから。

まず、ZOOMの仕様として、話し手にフォーカスがあたり、そのほかの参加者が発言しても音声が混在しないよう、数名以外の音は基本的に拾われません。

冒頭、全員へのミュートの指示があり、またオーナー側がやんわり一言加えながら遠隔でミュートをかけるところもありつつ会は進行。
大人数でも講義形式の場であれば問題なく成立。

ZOOMの機能ブレイクアウトセッション

その後、ご存知の方は使われていると思いますがZOOMにあるブレイクアウトセッションという機能を使い、4~5名のグループに分かれてのディスカッション。
ディスカッションのお題は先に設定し、各グループで約20分それぞれが発言。

時間になると親ルームに戻り、再びファシリテーターの元、どのような話があったのかを問う場へ。

最後、参加者からの感想でもブレイクアウトセッションがよかったという声も上がっており、意外にオンラインでもワークショップ自体は可能であることがわかりました。

この度の社会情勢の中、毎月入社者がいる私の会社では、4月に多くの方が入社される一カ月前の3月よりZOOMを使ってフルオンラインで研修を行いました。10名ほどの人数だったこともあり、そこまで大きな問題は起こらず進行することができましたが4月は数十名規模の方々が入社。
新卒も多く入ってきます。

模造紙やホワイトボードを使ったワークショップは難しいかもしれませんが(アイデアあればぜひコメントください)、グループで別れてディスカッションし、再集合するというやり方は十分成立することに気が付けたのはひとつの収穫。

ZOOMを使ってのオンライン飲み会

ちなみに、先日ZOOMを使用してのオンライン飲み会を実施。約12名ほど参加がありましたが、複数名が同時に話し出すと拾われない音声があるため、ワイワイ複数名がかぶせて話す感じになるとうまく成立しません。開始から15分ほど経過したタイミングで4名ほどのグループに分けてブレイクアウトセッションにて開催したら、うまく機能しました。ご参考まで。

副業/兼業を行う意味は何か

さて、やっと本題。話し合われた内容のひとつに、なぜ副業/兼業を行うのか、自分にとっての意味は何か、という問いがありました。

様々な意見がありましたが私にとっての意味は、大きく2つ。

(1)本業における自己回復力(レジリエンス)につながる

副業/兼業を通じて別のコミュニティが形成されていくことで、本業で何かが起きたとしても一喜一憂せず、フラットに、常に前進する力を生み出せると思います。

会社員として、このコミュニティにしか自分は存在していない、一生この場所、この人たちと生きていくことを自分自身が”決めてしまう”と、何かとんでもなく悪いこと(これもその人にとってのひとつの”視点”ですが)が起こったとき、この世の終わりかのごとくすべてに悪影響を及ぼし、落ち込んでいく可能性があると思います。

たまに「結婚して、家庭をもって彼は安定してきた」ということを耳にすることがあります。
これはその人にとって別の大事なコミュニティができたことで、心の余裕/会社とは別の心のよりどころができたのだと思います。
別のコミュニティがあり、そこで認められていさえすれば、元々所属していたコミュニティで何かが起こったとしても、自身の心への影響は軽減することができる。

とある中学生がいじめにあったとき、この世の終わりのように感じる。自殺を考えることもあるかもしれません。しかしもし彼が学校とは別に、例えばサッカーのクラブチームに所属し、そのメンバーから愛されていたとすれば、その心への影響は軽減できるはずです。
※関わる人たちが重複すればそれはかなわないかもしれません。コミュニティはある程度分けておくことも大切な気もちょっぴりしてきますね。

ちなみに、所属する学校というコミュニティに絶対的な価値が置かれる時代が中学生/高校生のタイミングで訪れます。これは統計的に証明されていると、どこかで耳にしました。
(ネットサーフィンしましたがエビデンスが見つからない…)

(2)コーチングはコーチもクライアントもエネルギーを得る素敵な場

そして、副業/兼業で得た、もうひとつのものは、コーチングそのものの素晴らしさにあると思います。コーチあるあるですが、クライアントとのセッションをとおしてコーチも力をたくさんもらいます。

クライアントのDoing(やること)とBeing(あり方)が変化し、人生が前に進んでいくのを目の前に、コーチ自身の心も奮えます。襟元をただされ、自分自身のエネルギーにもなっていくのです。本当に。

一方で、コーチ自身が常に学び、前進していかなければエネルギッシュな場を創り上げることはできないと、私は思っています。
常に前を向き、歩き、時には走る。そしてそれをやめたいと思うことはきっと一生私は無い。コーチという素晴らしい職業のおかげで気がついた私の財産です。

コーチングのクライアントはどうやって増やしていくのか

もうひとつ大きく話題にあがったのは、いかにしてクライアントを増やしていくのか、という議論。
副業/兼業コーチは集客に悩む人が多い。それはそうですよね。他に多くの時間を割いている本業があるわけですから。

知人や友人に声をかけてみる、ときには知らない人にもSNSなどをとおして連絡してみる、知人や友人との飲み会でコーチングの関わりに興味を持ってもらうなど、出た話題として、基本的には営業的なものが多い印象でした。

マーケティング戦略を立てて動いている人はほぼいなかったかもしれません。私も右往左往していますが、結局何もまだ進んでいません…。
ただ、進んではいませんが、こうしたらうまくいくかもしれないという着眼点だけは整理して少しずつ意識して動きはじめたので改めてまとめてみました。
(マーケティングのプロの方からすると笑われてしまいそうですね。)

①どうやったら自分を認知してもらえるのか

・自分が提供しているコーチングはどういうもので(コーチによってコーチングは違います!)、受けてもらうとどんないいことがあるのかを伝える。

・自分がどんな人かを伝える。人柄は相性にもつながる。

②何で伝えるか
基本はインターネットの世界での話になりますが、各媒体ごとの目的をどう置くのかも大事だと思っています。

・フェイスブックで実現したいこと、伝えたいことは?
・ツイッターの特徴は??そもそもやるの??やらないの??
・noteに何を求めるの???
・インスタグラムはコーチングを表現するのに向いているの????

それぞれの位置づけの整理が大事で、そこに意図を持つ必要があると、私は思います。

ただでさえ時間がないわけですから。やらないことを決めていくのも大切な作業。

ちなみにnoteは”語り切れないほどの思いを残していくもの”と、私は置いています。
そして、出来る限りキレイに章立てしてまとめることにより、自分の文章力を磨くことと、考えを構造化することも大切にしています。
将来、本をいつか書いてみたいという願いも込めて。
最後に読者にとって意味のあるものにすることを意識しています。読み手を想像するのも段々と楽しくなってきました。
(うまくいっているかどうかはさておきね)

まとめ

そんなこんなで色々な悩みがその場で共有されました。サミットで得た一番の収穫は共に悩む仲間ができたことかもしれません。みんなが口々にそんな発言をしていたのが印象に残りました。

そこに参加する全員が、コーチングという素晴らしいサービスを多くの人に届けたいと願っているからこそのエネルギーだったように思います。

私もプロフェッショナルコーチとして、倫理を守り、日々自分を磨き、成長していきたいと、改めて襟元を正される思いです。

Focus now , enrich your days .

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