【伝統行事】幻想的で壮観な「花背松上げ」
昨日8月15日に2年ぶりに行われた京都の伝統行事「花背松上げ」を見に行きました。
15年前に感動して以来、なかなか見に行けなかったけど漸く念願が叶ったのです。
そもそも「花背松上げ」とは、「京都の北部にある花背地区で松明を上げる」という意味。
高さ20mの柱の先端に取り付けた竹籠(カサ)に松明を投げ入れ、点火させて柱を倒すというもの。
柱だけ見れば小学校の頃の玉入れを思い出す。
この行事は、火伏せの神を祀る愛宕神社のご神火を種火として持ち込む、火難除けや五穀豊穣祈願、お盆に迎えた精霊を送る山里の神事。
これが幻想的なんです。
では、画像と動画でご覧ください。
【動画:点火の様子】
甲高く鳴る鉦の音は、厳かに松上げがはじまると感じます。
松明全てに点火完了
さあ、松上げが始まりました。
法被姿の地元の男たちは、松明をくるくる回し、20m頭上のカサめがけて「声出していけよー! コリャコリャコリャー!」とか気合を入れて力一杯投げます。
【動画:松明をカサに投げ入れる】
2:00ごろに松明がカサに入り歓声と拍手が沸き上がります。
見学していた場所は最も近かったけど、カサの先端が見えず残念。
そのため、場所を移動してカサの先端を見ると、もうメラメラと炎が燃え上がってる。
クライマックスは、この柱が倒れる瞬間(動画を撮りたかったー🤣)
最後に
この行事のある花背地区は花背峠のある山の中、それ故、満天の星空。
その満天の星空のもと、勇敢な地元の男たちが声を張り上げ夜空に炎の放射線が舞う様子は幻想的であり見ていて壮観。
わたしにとっては、約一時間のお祭り(?)を満喫しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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