【瀬戸酒造店】お酒談義はとまらない!(オンライン試飲会)
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【瀬戸酒造店】お酒談義はとまらない!(オンライン試飲会)

食彩アドコム @ 食こそ温故知新

2月17日に、某会社の日本酒の会に瀬戸酒造店森社長をお招きしてオンライン試飲会を実施しました。

今回の参加者は13名(ごめんなさい、全員の写真はプライバシーの関係で載せられません😰)。

お酒は瀬戸酒造さんのお酒2本「はるばる風が吹いたら」と、天然炭酸水を準備。

進行は僭越ながらわたしが担当、森社長と唎酒師とともに、先ずは乾杯して参加者の皆さまの自己紹介とお酒にまつわる話で開始。その後、皆さまは酒蔵の現場にいらっしゃる森社長のお話に聞き入りお酒についての話に花が咲きました。

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日本酒に詳しい皆様から「瀬戸酒造って失礼ながら聞いたことありませんでした😅との言葉から始まり、森社長による美味しいお酒の秘密から自身の経歴とお酒に対する情熱に、参加者みんな興味津々。

日本酒からSDG‘sの話まで、お酒談義に花が咲き、最後には「酒蔵に訪問して全てのお酒を飲ませて下さい!」、と楽しい約2時間はあっという間に心地よい余韻を残して終了しました。


森社長による瀬戸酒造店復活

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森社長は瀬戸酒造の社長になってまだ3年😲。

実は、瀬戸酒蔵は神奈川県足柄上郡開成町にある慶応元年(1865年)創業、森社長が3年前に復活させた酒蔵なのです。なので「瀬戸酒造のお酒を聞いたことはない」というのは自然なこと。

40年前から自家醸造を中止し、38年間休眠していた蔵なのです

森社長は、もともと事業を起こして地方再生をしたいという希望があり、所属している建設コンサルタント会社で社内ベンチャーとして日本酒造りを提案、月1回の企画会議に20回提案、約2年弱を要して漸く酒蔵経営の念願が叶ったのです。

森社長の情熱

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きっかけは、建設コンサルタント会社で働いている際に、前町長から酒蔵を活用した地域活性化の相談があったことが始まり。

地域興しをするには、美味しい酒が必要だと。さらに麹や酒粕があれば、地元の野菜を使った発酵食品もできるのではないかとのこと。

しかし、下戸だという森社長😲。

所属する会社の中でも酒蔵経営を行うことに物議をかもしたそうですが、酒が好きだからという理由ではなく地方再生をするんだという情熱が20回提案したことに表れているのでしょう。


アイデア満載の日本酒(種類編)

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瀬戸酒造には多くの日本酒の種類があるが、

「伝統を継承する日本酒」として以前の古い蔵についていた蔵付き酵母を取り出してつくる「蔵付き酵母と地元米の酒田錦」、

「開成町に広がる豊かな季節風景を表現」した「あじさい花酵母のあしがり郷シリーズ」、

「日本酒をより身近な存在に」と、若い人が気分やシーンで選ぶ楽しさを追求する新しいカタチの日本酒「日々を彩る」、

とアイデアが満載。


アイデア満載の日本酒(飲み方編)

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今回、みんなが絶賛したのは、「風が吹いたら」を「天然炭酸水」で割った飲み方。

風が吹いたら」は、本来、米の旨味がぎゅぎゅっと濃縮した濃い冬の酒😍(アルコール度数19度)

仕込み水少なめの製法で十水仕込み(10割水)というつくり方。

これを炭酸で割ると爽やかになる。

絶対比率1:1で「風吹きハイボール」「風ハイ」と呼ぶ新しい飲み方なのです。

夏に日本酒は売れません

しゅわっと爽快感や泡、ごくごく飲みたい、のでやっぱりビール。
そこで生まれたのがこのアイデアだったのです。みなさん大絶賛でした。

今回使用した炭酸水は、世界でも希少な軟水でまろやかな奥会津の天然炭酸の水。これが最高!


斬新なアイデアがすごい!

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日本酒のデザインやコピーにこだわり、お酒のみならず伝統をいかに今の時代のカルチャーに溶け込ませるかを国内外問わず考え、実行されています。

また、蔵の送迎には車の代わりに、7人乗りのトゥクトゥク(アジアで見かけるドアの無い3輪自動車)を導入

これもお越し頂いたお客様に“開成町の自然を先ずは五感で感じ取っていただきたい”為だという。


受賞歴がすごい!

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蔵を復活させて3年、

にもかかわらず1銘柄の賞を取るのも難しいフランスKuraMaster2020で8銘柄ののお酒が受賞、イギリスでも受賞しています。

2019年は、なんと2銘柄が受賞、1銘柄がTOP14!
2020年は、なんと審査員賞ほか8銘柄が受賞!


質問コーナー(一例)

●休眠した蔵を再生する際に、杜氏を呼ぶ(探す)って大変だったのでは?
●森社長自身が下戸なのに、ビジネスはわかっても新酒の開発等は難しいのでは?
●アルコール度数の高いお酒が好きなのですが、日本酒は何度まで度数をあげられますか
お酒に音楽を聞かせると味が変わるというが、本当?
などに全て適確にお応えいただき、みなさまは感動・感心しきり。


最後に思うこと


話題の中で、地域の環境と伝統を護ることの重要性が語られた。ある方が、SDG‘sは欧米からコンセプトが持ち込まれたが、そもそも日本のものではないか、と疑問を呈すると。

(みなさん同じことを考えてくださっていたと思って嬉しい!) ⇓

そこで、地域の町興しを目指して酒蔵を復興している森社長曰く、「足柄上郡出身の二宮金次郎は自然との共生が人間の原点であるとし、SDG’sははるか昔から生活に取り込んでいることをやっていた」、ことを実感しているという。

酒蔵を護ること、それはその地の水や米などの自然環境を護ること、それが地域の野菜を始めとした産業を護ることに繋がる、ということを改めて再認識しました。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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