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サスティナブルな共感型モデルへの道

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世界の要請であり、地方、地域の在り方でもある持続可能な循環型社会へのシフトとそれを支える事業について考えます。
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#未来創造企業

Social Businessの根絶 〜SSC認定コンサルタントの役割と責任〜

Social Businessの根絶 〜SSC認定コンサルタントの役割と責任〜

昨日の記事でSSC(sustainable Social company)認定コンサルタントに就任した旨とその理由を書きました。指名され認定されたとはいえ、実際は私自らが、世の中の企業が自社と社員の利益を得て、顧客の満足を生み出すだけに止まらず、あらゆるステークホルダー、地域社会、地球環境にまで寄与するビジネスモデルを構築するお手伝いをすると買って出た形です。
自分自身もチャレンジを行なっている最

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事業の目的と社会課題解決の一体論 〜未来創造企業認定チャレンジとその理由〜

事業の目的と社会課題解決の一体論 〜未来創造企業認定チャレンジとその理由〜

私が代表を務める株式会社四方継では来年、未来創造企業(サスティナブルソーシャルカンパニー)の認定にチャレンジすることになりました。現在、リーダーシップチームへの事業承継プロジェクトの真っ最中と言うこともあり、元来私たちが目指してきた持続可能な自律循環型ビジネスモデルと組織作りを見える化して外部から認証してもらうことで、社内外の認識を再度統一するのが主たる目的です。

未来創造企業とは
SSC(サス

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環境問題も戦争も塵も積もれば山となる論で考える #未来創造企業

環境問題も戦争も塵も積もれば山となる論で考える #未来創造企業

「良い会社」にしたい。とは経営者も企業で働くスタッフも誰しもが思うこと。で、その定義は?と訊かれると、答えは人によって様々で、収益性の高いこと、人に喜ばれる仕事をしていること、地域社会や環境に貢献していること、社会の課題解決に向かって取り組んでいること等々、立場や価値観、視座によって千差万別です。また、主観での良い会社よりも外部から観て客観的にその事業所が良い会社なのかそうではないかのかの方が一般

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未来創造企業認定への厳し過ぎる選択

未来創造企業認定への厳し過ぎる選択

私が代表を務める株式会社四方継では2年前にリブランディングを行い、社名と共に事業ドメインも変更、建築請負業から地域コミュニティ事業へと再構築し直しました。自社職人によるモノづくりの特色は生かしつつ、明確に地域課題解決型モデルへと舵を切って、モノづくりでは無く地域やご縁を頂いた人達、取引先や地域の事業者や専門家の方々へ「良い暮らし」を手に入れて貰える様な事業をスタート。顧客満足と社員、協力業者満足、

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持続可能な未来を創る企業になる方法

持続可能な未来を創る企業になる方法

建築業界に自律循環型住宅と言う概念が広がり、ちょっとしたムーブメントが起こったのはかれこれ15年位前。当時の設計メンバーと一緒にその建築思想を学び、環境に負荷の少ない自然エネルギーを最大限活用する住宅づくりに私たちがシフトしたのがその頃です。その当時はまだ、高断熱高気密住宅と言う高性能な家づくりの概念も知られておらず、太陽光による日射取得を活用した暖房の低減や通風計画による冷房費を抑える、また当時

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