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サスティナブルな共感型モデルへの道

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世界の要請であり、地方、地域の在り方でもある持続可能な循環型社会へのシフトとそれを支える事業について考えます。
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2021年11月の記事一覧

俺たちの地域貢献事業 #つない堂 #職人応援 #麺屋貝原

俺たちの地域貢献事業 #つない堂 #職人応援 #麺屋貝原

私が数ヶ月前から参加している一般社団法人経営実践研究会は、本業で社会課題を解決するとの高い志を掲げた経営者が集まって、共に学び、共に実践、そしてその意図を伝播する活動を行っています。その会で出会う人は全員が熱く、全員が面白いと言う類稀な団体で強欲資本主義経済の中で取り残される社会課題に真摯に向き合い、解決に向けた実践を会員がそれぞれの業種業態で取り組まれています。欧米型の弱肉強食の金融資本主義を脱

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俺たちのSDGs

俺たちのSDGs

毎月第一、第三月曜日は11時から12時まで設計メンバーとの定期ミーティング。丁度お昼時ということで、和気藹々とコミュニケーションを取ってもらいたいとの想いで今年に入ってから私がカレーを作ることにしました。料理は殆どしない私でしたが、早朝から仕込みをしてオリジナルスパイスカレーを作るのはやってみるとなかなか面白いもので、スタッフに評価を訊きながら改善を積み重ねています。夏の間はテラスでのBBQの〆に

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行動と計画 〜全ての課題を解決する唯一無二の考え方〜

行動と計画 〜全ての課題を解決する唯一無二の考え方〜

一般社団法人職人起業塾では現在、神戸で第18期の研修を行っています。半年間の長きに渡り建築現場に携わる実務者が主体的に課題解決に取り組む実践研修もそろそろ終盤、昨日は塾生たちがそれぞれの立場で課題解決に取り組むアクションプランの進捗を発表し、目標達成した者はブラッシュアップを、うまくいかなかったものは計画の変更、軌道修正を行う検証の時間を持ちました。

当たり前を実行するのが最も難しい私が主催する

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マーケティングの終焉 「新・卓越の戦略」の意味と価値

マーケティングの終焉 「新・卓越の戦略」の意味と価値

私は20数年前まで、個人事業主のいわゆる下請け大工の職人でした。本格的に起業するきっかけになったのは、仕事をもらっていた元請け工務店の業績不振で、「これからは自分で仕事を探せ」と言われたのがスタートです。起業当初は知り合いの伝を頼って不動産会社や大手ハウスメーカー、デザイン事務所などから木工事だけを請け負う下請け工務店で、真面目に一生懸命働けばそれなりに受注は取れましたし、徐々に社員の大工の人数も

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信頼の連鎖が世界を救う

信頼の連鎖が世界を救う

私は伊川谷という神戸の西の果てでつむぎ建築舎という屋号で小さな工務店を営んでいます。事業所のスタッフは大工と設計士のみで、いわば全員職人の会社です。現在20期目になりますが、創業以来、営業職や現場監督などの間接職は一切置くことなく、大工や設計士がモノづくりに関わる様々な業務を幅広く受け持ち職人だけで営業を続けて来ました。これまでの20年間で多くの良い方とのご縁に恵まれ、応援して貰ってなんとか営業を

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アクション×プランがもたらすもの 〜世界は複雑怪奇でシンプルだ〜

アクション×プランがもたらすもの 〜世界は複雑怪奇でシンプルだ〜

世界はグローバルにカップリングして、人間の代わりにアバターが働くようになる位、圧倒的なテクノロジーの進化が顕著になる中、バタフライエフェクト(地球の裏側で蝶が羽ばたくとその風が複雑に影響しあって暴風が起こる)に代表される複雑系の考え方が最近は主流になりつつあります。世界は複雑怪奇で何が本当かわからない、先行きの見通しの立たないややこしいモノになりました。

格差、分断、対立の世界世界ではトップ1%

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