Sho Kotani

Ex_Machina Music

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  • #DearDiary

    毎週木曜→隔週木曜→毎月最終木曜。知る人すら忘れてる、あの昔のブログの続きのつもり。

  • Ex_Machinaタイムマシン紀行

    【更新終了】毎週金曜日に更新中のEx_Machinaマガジンにおけるコラムより、Sho Kotaniが音楽と出会ってから現在に至るまでを綴る「Ex_Machinaタイムマシン紀行」シリーズをまとめているマガジン。「タイムマシン紀行」の由来は、将来的にEx_Machinaによってタイムマシンの研究を行おうとオーガナイザー2人が本気で構想している事に由来。

最近の記事

2024.10.31 何のために批判してるの?

 そりゃこっちだって、ネットでブイブイ言わすような、アンチ活動ってのがどんなもんだかわかりますよ。かつては"2チャンネル"と呼ばれる陰気くせーところから、モリモリ嫌われていたらしいですからね。  いや、音楽活動で嫌われたことはあんまりないはずです。品行方正かつそもそも嫌われる程目立ってないし、色恋沙汰にも興味がないので。  さて、そのようなアンチ活動、で良いのかな?そういう行為とは別で、人間生きていると真っ当な批判と向き合わなければならない場面もあれば、その批判を自分の口か

    • 2024.9.26 ごめんよ阿部監督(まだM4だけど優勝するテイで)

       私はもうプロ野球に関して予測を立てることはやめようかと思います。昨年の最終戦が終わった後の仲間内での食事会から(何ならそれ以前のウワサ段階から)、自信を持って暗黒期の到来を予言し、それを覚悟していました──がしかし!  ここまでやれたのね、ペナントレース!絶対五位だと思った。ごめんて。  ご存知、うちはよそのチームと違って、二位や三位からの日本一挑戦権にはひとつも価値を見出していない。プレーオフに関しては、興行収入と円滑なリーグ運営の観点から仕方なく出場しているだけで、

      • 2024.8.29 その日から遠く離れた(ところ)にいる

         短いけど、振り向かずにそっぽを向いたまま聞いてほしい。  僕は変わらないものの価値はおそらく誰よりも理解している。明日が誰かの十分な準備によって成り立つ、特別な日であることも感じとれる。誰かを想像し誰かに姿を重ねる寂しさも論理の上でなら共感できる。似たような夜から似たような朝に、決まったように丁々発止と講釈を切り結びそれぞれのその日を完了させる価値観も捨てたものじゃない。  しかし僕にとっては、一生ミスのない卓球のラリーを続けているようでもある。あるいは溜まったごみを溜ま

        • 2024.8.1 おまえ達って本当、昔から薄っぺらいスポーツマンシップとか好きだよなぁ。

           まずはデッドボール当てて帽子取る習慣から辞めようや。謝る必要がないし(まして試合中に)、そもそも心ん中では本人も別に謝ってねえだろ。形式だけ帽子とってそう見せてるだけで。 ・高速の合流でサンキューハザード ・新幹線で席倒す時の「倒していいですか?」 ・デッドボール当てて帽子だけ取る  多分こういう無意味な行為をしてないと、世の中の無思慮な者同士ではコミュニケーションが図れないんだろうな。だからリスペクトだとかビジネスマナーだとか、曖昧で無価値な概念を使って「私は怪しいも

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        記事

          2024.7.18 隅田にまつわるエトセトラ

           一九八九年の九月、世の中の変化にあまり左右されないちょうどいい時代に、今はなきアサヒビール工場横にあった、これまた今はなき鈴木病院を選んで、わたしは生まれることにした。  浅草側からスカイツリーを望むときに見える、あの金のへんちくりんなモニュメントのビル群のところ、といえばわかるだろう。ちなみに墨田区役所の現庁舎やリバーピア含めここ一帯の区画の建物は、わたしが生まれたとほぼ同時に竣工されたので、まぁ幼なじみっちゃそう言えたり。  業平〜向島にかかる水戸街道沿いの、当時にし

          2024.7.18 隅田にまつわるエトセトラ

          2024.7.4 ②僕らは場合による

           いい奴でいたいか?やな奴でいたいか?  いい奴でいたいなら、やな奴を味方にしろ。やな奴にやなことをさせて、いい奴のおまえがそれを咎めるのだ。誰が見てわからないくらいの、偶然的な依存がちょうどいい。身長の小さな奴がさらに小さな奴を集める程度の、皮相なその場しのぎより。  やな奴はここからそこまではいい奴だ。いい奴がいい奴と思われる為の役を、やな奴が買って出た。変わらないままのいい奴、やな奴というのは存在しない。性善説、性悪説はあくまでモノクロの世界の仮説であり、本来は色彩

          2024.7.4 ②僕らは場合による

          2024.7.4 ①思い出は脚色とフラッシュバックにご用心

           そもそも3歳の頃から「みんな〜ひらけ!ポンキッキ始まるよぉ〜」よりも「私が上岡龍太郎です」の方が耳の収まりが良いと感じる子供だったんだから、少し思春期に至ったくらいで青春なんてできるわけないじゃん。  私のできなかった青春シチュエーション、そのいち。 「あの子と学校帰り自転車ニケツ」  私のできなかった青春シチュエーション、そのに。 「あの子と学校帰り土手歩く」  私のできなかった青春シチュエーション、そのさん。 「あの子とイヤホン片耳ずつ」  私のできなかった青春

          2024.7.4 ①思い出は脚色とフラッシュバックにご用心

          2024.6.6 小さなオムニバス。

           考えごとをしているとき、無意識に収まりのいい視点があったのに、ふとその視線を外してしまったが故に元の目線が一体どこだったか、何を見ていたかわからなくなる現象に何か名前をつけてやりたいよね。  設定という言葉がメタフィクション丸出しで凄く苦手なんだけど、例えば「サイヤ人は戦闘民族という設定なので」じゃなくて「サイヤ人は戦闘民族なので」でいいじゃん。「ドラクエ6は夢の世界と現実の世界に分かれている設定です」じゃなくて「ドラクエ6の世界は夢と現実の2つの世界に分かれています」で

          2024.6.6 小さなオムニバス。

          2023.5.23 ①来週からラジオ始まります。②延期したリリース日守れないかもしれません。

          3月からこのnoteを隔週連載にして約2ヶ月、ただ単に「あぁこいつ更新する暇ねえか、ネタが追っつかねんだな」と思われているのも癪なので、先日少し話したラジオを合間の木曜日に更新することにした。 つきましてはSpoonというアプリを導入して頂きたい。 ─Spoon iOS : https://apps.apple.com/jp/app/spoon-live-audio-podcasts/ Android : https://play.google.com/store/app

          2023.5.23 ①来週からラジオ始まります。②延期したリリース日守れないかもしれません。

          2024.5.9 大型車の右折

           大きな交差点を、ある程度の勢いを残したまま右に曲がると掛かってくる重さ。少し斜めの角度でダイナミックに走っていく車体に合わせて、私も同じスピード感を目線に乗せる。  すると地面が近づくかのように体感速度が速まり、ほんの一瞬砂嵐のようなコンクリートとのランデブーを体験し、また元の直線的な安定した角度に還っていく。  昨日、私は右ハンドルの運転席にいた。味わえなかった、それを。悲しい。  やっぱり助手席に居たい。ダメなら左ハンドルでもいいけど、それだと私はのし掛かる重力に抗わ

          2024.5.9 大型車の右折

          2024.4.25 今度またラジオやんねん。

           以前にも、でえ親友の山口御大とエクス・マキナのスピンオフで、ラジオ・マキナというのをやってみたことがある。我々としてはかなり楽しかったんだが、聞くところによると聴取者を置いてけぼりにしてしまっていたようで…我々がもう少し何者かとして一丁前になったらまたやると思う。  まだ未公開のテイクもあることだし、その前にエクス・マキナミュージックの打ち合わせをそろそろ焼肉食べながらしないとだし。  それとは別に、とある炭水化物仲間同士でインターネットラヂオをやることにした。目的はツレ

          2024.4.25 今度またラジオやんねん。

          2024.4.11 先に小さな秘密を口走れば、奥底の真意は隠せる。

           小さい頃、大抵のことが先にわかってしまう子だった。どうすればこうなる。こう言えば丸めこめる。先に軽い秘密を口走ることで、本当の秘密には辿り着かせない。本当のことがバレてる時、騙されてるふりをしてくれることが理解できてしまう。  これから何が起きるか、わかってしまう怖さが拭えない。なのでおよそ13、14歳の頃、そういう自分に飽きてしまった。あえて答えを見なくなったような感覚だ。  それから10年ほどはそれが楽しかった。ただしそれでは敵わない場面が多くなってきた。大変失礼な言

          2024.4.11 先に小さな秘密を口走れば、奥底の真意は隠せる。

          2024.3.28 丁寧な暮らしvs破滅に向かって

           破滅に向かってというタイトルがついたコンサートは1992年と2008年あわせて6つあるが、ボキはそんな話がしたいわけじゃない!  ゆえに1992年の2つかめは、インディーズジだいの曲がメインのセットリストでタイヘンにきちょうだし、2008年のしょにちは雨のなか2じかん遅れのラストソング、さいごはきょうせい終了のおもい出。  ほんじつの公演はすべて終了しました、といわれて、ナットクするようなしょくせいかつはおくっておらん!  … …  すまぬ!ボキはそんな話をするべ

          2024.3.28 丁寧な暮らしvs破滅に向かって

          2024.3.14 生きてる内にそうすればいいのに、死んでから思い出したように語り出すのって、それはすでにお前の中で終わってたことなんだから、なら黙っておけよ。いちいち品がねえから。

           イヤミな野郎ですまねえ!とは思いつつ──  でも私は数年前から共感性をコントロールする訓練をしてきましたので。  なので、たとえどんなにその人のファンであったり人生を変えてくれた存在だとしても、直接の知り合いではない限り誰かが死んだところで、それはそれで私は全然平気なのです。「心配してくれてるならご無用、共感してほしいなら他を当たって」という感じです。  加えて予定調和みたいのが心の底から嫌いなので、訃報だとしても身内やよほど大切な人じゃない限り、追悼し惜しい人を亡くし

          2024.3.14 生きてる内にそうすればいいのに、死んでから思い出したように語り出すのって、それはすでにお前の中で終わってたことなんだから、なら黙っておけよ。いちいち品がねえから。

          2024.2.29 アポロニウスの円

           とおいとおーい星のある国で、すごーくすごく、たくさんのビルやおうちが並ぶ大都会に、身長の低い兄と、身長の高い弟の、変わった双子がいました。  背の低い兄は、お兄さんなので威張ります。トンネル探検ごっこをする時、頭をぶつけない兄はぐんぐん前に進めるので、隊長のように先頭をいきました。  背の高い弟は、背が高いので威張ります。壁の向こう側に何があるかを知りたい時、台に乗らなくても遮るものもなく見渡せる弟は、いつも得意になって兄に何が見えたかを教えるのでした。  ある日優し

          2024.2.29 アポロニウスの円

          2024.2.22 黒でもなく白でもなく、グレーが美しい。

           たとえば真っ黒に染まった世の中は、ずる賢い立ち回りのできない人、知能指数は高くても体力に自信のない人には地獄を与えることになる。  ある程度の自由を犠牲に、小判鮫コミットで子分階級として生き残る方法もあるが、生殺与奪権は常に管理者に委ねることになる。  真っ白な世界においては大多数の頭の良い人たちが、少数精鋭派の力自慢や半グレ反社勢力を、知能と数の暴力によって淘汰するシステムを作り、ヒエラルキーのピラミッドをそのままひっくり返そうとする。  そこに当然「慈悲」という非

          2024.2.22 黒でもなく白でもなく、グレーが美しい。