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shoko
2020年7月1日 10:58
日本では現在、世界各国の食材が手に入り、料理法が伝えられるがゆえの選択肢の多さが、人を悩ませてもいる。何をつくったらいいのか選べないのだ。料理技術の低下も著しい。レパートリーも少ない、基本技術も怪しいまま、台所に立つ人は珍しくない。さらに忙しさが料理を困難にする。食材を調達したり、つくる時間もままならない。食べ損なった食材やつくった常備菜が冷蔵庫の中で腐り、つくる気が萎える。子育てと家事の両立に
shokosun(伊藤尚子)
2018年8月19日 15:56
前回は、料理が上達するためのレシピ本の選び方について、大まかな考え方を書きました。料理の基本パターン(公式)を掴めるような内容のものがいいですよ、とお伝えしましたが、では、具体的にはどんなものがあるでしょうか。私自身が料理を始めた時、役に立ったのは、有元葉子さんの「有元葉子の料理の基本」という本でした。2000年の出版です。素材の扱い方、茹で方、煮方、揚げ方…といった項目で、それぞれのパターン