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"世界をピュアで彩る"に人生かけると決めてMcKinseyを辞めた私が、とある会社に恋をして一緒に夢に向かい始めた話

改めまして、新卒で入社したMcKinseyを卒業し、2024年5月1日から
スタートアップAsobicaにジョインした、佐野翔子(さのしょうこ)です。
まずはこちらのnoteに興味を持ってくださりありがとうございます!

X(Twitter)アカウント🕊:https://x.com/Shoooooko6 

「ピュアに生き、人と組織の人生ジャーニーを彩る」をミッションに毎日を一生懸命生きています。
AsobicaではCS(カスタマーサクセス)として働いており、副業でプロコーチをしています

このnoteではAsobicaとわたしの関わりに焦点を当てて話します📗

▼こんな問いを持つ方に届くと嬉しいです
・なぜ外資戦略コンサルファームからスタートアップ転職しようと思った?
・人生ミッションと重ねたキャリア選択をするには?
・Asobicaって実際入ってみてどんな会社?

▼まずAsobicaについて
詳細はこちらのカンパニーデックに詰まってるんです!が、一言でいうと

「遊びのような熱狂で世界を彩る」というミッションに
「顧客起点の経営をスタンダードにする」というビジョンを持って
BtoC/BtoB向けの顧客基盤プラットフォームcoorumというSaaSプロダクトを提供する会社です。
企業と顧客が直接繋がり、顧客起点の体験データをもとに企業が新しい事業価値をサクセスすること、に全社一丸となって向き合っています!

そんな会社に恋をして、お付き合いを始めるまでの物語を綴ります


転職のきっかけ- 自分と対峙したMcKinsey時代-

色々な葛藤はあったものの、McKinsey時代なくして今はないので、Asobica物語の序盤として前職の話に少しだけお付き合い願えればと思います。

新卒でMcKinseyを選んだ理由

通常運転の私を知っているひとにとって、会社員に向いていないと言われたいた私がコンサル就職したのは相当驚かれる選択でした。元々は宇宙飛行士を目指していて、好きなことには一直線で好奇心のままに生きてきたのですが、紆余曲折を経て、たまたまのご縁でMcKinseyへの就職を決めました。その詳細は今回割愛しますが、就職を決めた理由は、

・資本主義度外視で”好き”や”好奇心”に生きることの難しさ・生命力不足を感じ、ビジネスというものにどっぷり浸かってみたいと思った

・直観では選ばない環境に敢えて飛び込み、自分の未知な感性を探究することで、人生かけたい軸を発掘したかった

・決め手は「Make You Own McKinsey」。そこに心が動いた

でした。私は外れ値だったと思いますが、頭の回転が超速い尊敬するメンバーに囲まれ、本質的なイシューを解く思考やプロフェッショナルの振る舞いを毎日息を吸うように学ばせてもらえたのは本当にありがたい環境でした。あの会社が世界でこれだけのブランド価値を認められている所以、そしてそれだけの期待値に見合う仕事を短期間で体得していける仕組みは素晴らしく、新卒で入社して本当に良かったと心から思っています。(同期も最高で大好きです!)

McKinseyでの学びと卒業のきっかけ

そんな想いを持って入った会社をなぜ卒業しようと思ったのか、もきちんと説明できればと思います。前提、前職はとっても良い会社です。入社前に期待していたことに加えてMcKで学べたことは計り知れませんが、特に今でも以下の観点は自分の身に沁みています。

チームとして個人の掛け算で生み出されるアウトプットの偉大さチームとしての価値を最大化するための個々人のマインドセット
・企業が豊かさを取り戻す(=その余白を作る)ためにいかにまず事業で結果を出すことが大切か
経営者にとって何があると意思決定ができるのか?の目線で向き合うこと


そんな想定もしない気づきまでくれた前職でしたが、自分の変化に伴い、徐々に自分の人生にもう必要な場所ではないと感じ始めました。

すぐに覚悟が決まったわけではなく、最初は、
「私の仕事は自分やクライアントの人生を彩ることに向かっているのか」
「課題ではなく、”好奇心”に動かされる未来を創ることをしたいな」
というモヤモヤを抱えながらも、海外オフィスも行きたいし、自分の未熟な視点でそう思うだけでは?と二の足を踏んでいました。

とはいえ、そこから時間をかけて自分の心を確かめる経験に飛び込み、
「自分の人生にピュアに誠実に生きている?」という問いを続けた結果、
ある瞬間にふとMcKinseyを離れることへの迷いが消えました

それは、ようやく「探していた人生の軸を発掘し、そこに人生を懸けていたいし、新しい場所でやるべきことがあると思えたから」です。

そう思えるまではかなり長い道のりではありました。どうしようもない試練に直面し、そこから目を背けない覚悟を決めたタイミングでもありました。一度距離を置いていたコーチングを再開したのもこの頃です。自分・そして他者と向き合うことを通じて、「人が本気で変わるには自分に向き合う覚悟とそれを受け入れてくれる環境、そしてタイミングが必要だということ」を身をもって感じました

本当の気持ちに気づいても、そこに対してどうにもできない時もある。
それでもピュアな気持ちに蓋をせず、自覚的でい続けることに大きな意味がある。人生のほとんどはそんな時間。けれども、そんな時があっても私は私でいいんだよ、と応援してくれる場所を自分でも他者の力を借りてもいいから作る。そうしてピュアな想いから目を背けなければ、タイミングが来た時に人は意思決定し、行動できる

長い長いトンネルを抜けてみるとそう思いますが、当時はこのトンネルを一体いつ抜けられるのかもわからずでした。不安というよりは、今はどうしようもないから時期が来るまで置いておこう、みたいな感覚で日々を一生懸命生きていました。そして急にやってきたトンネルの終わりが見えた時、意思決定をしました。
※自己探求の話はAsobicaと直接関係ないのでご興味あればこちらを🙇‍♀️

人生ミッションと重なるキャリア選択とは

自分ともがきながら向き合う期間を通じて浮かんできた人生ミッションは、
「ピュアを生かし、人と組織の人生ジャーニーを彩る」
でした。具体で何をするかに拘りはなく、ミッションに人生を懸けて生きていることが大事でした。そこで、一旦前職を辞める時期を決め、その期間までであったご縁に飛び込もうと思いました。

当時のわたしのビジョン

キャリアという側面で大事にしたかったこと

ミッションだけではあまりにも抽象的なので、改めてキャリアという軸で大事にしたいことを自分や周囲の方との対話を通じて言語化しました。

その過程では、今起業したら?や一緒に何かを立ち上げようよ!というお声も頂きました。そこに挑戦してみたい、と思う自分もいたはずなのに、よし今やるぞ!となれていない自分がいました。私にとっては、起業という体験よりもビジョンを達成するために今自分に必要なことに20代の残りを費やしたかった。スキルも器も足りない自分が今起業することは、ミッションに向かい続けられるかという観点では賭け事でした。だから、もしも軸を満たすチームに出会えたら、そこでもうひと回り成長したい、と思いました。

①ビジョン:組織が目指す方向に自分のビジョンと重なりがあるか。自分が会社の未来に責任を持つ、という意思でコミットできるか

②仲間:ミッションに向かう過程をより早く、より彩れる仲間と働けるか


③挑戦と0→1を創る機会:「非連続で新しいことへの挑戦」が受け入れられ、01を形にしていく経験を20代でやり切れるか

転職で大事にしていた軸

軸が決まったら、あとはそれがはまるところを探すのみです。就職も転職も恋愛と同じで、タイミングと価値観がいのち!と思っていました。
私の場合はシード〜シリーズA・Bぐらいの会社、か会社もないぐらい小さいチームに出会いたかったので、とにかく経営者30人ぐらいに会おう!と決めて動き始めました(forStartupsやSworkersの知人、個人での紹介などご縁をたくさん頂き、改めて周りの方々に本当に感謝です🙇‍♀️)

そうして多くの方とお話しさせてもらう中で、やっぱり組織と事業・そして夢を創るのはそこにいる”ヒト"であり、そこにいるヒトが描けるもの以上の未来は生まれない、ということを改めて感じましただからこそ、もし自分が旗を立ててミッションに向かうことがあるとしたら、スキルはもちろん人間としての成長がもっと必要だ、と感じました。

・自分と仲間を信じて切って、生かす、ヒトとして器を育むこと
・想いに誰かを巻き込める刺さるヒトになること

これがキャリアの軸にそっと加わりました。

Asobicaとの出逢いとお付き合いを決めるまで

ここまでミッションが〜と色々書いてきたものの、直観的な私と逆行する「考える私」がいるのも事実でした。自分の声を聞きながら、目の前の人との未来を想像しながら、心の琴線に耳を澄まし続けました。
色々な方とお会いする中で、直観と思考が埋めいて迷っていたわけです。

自分の軸が満たされるだけでは意外と前に進めない。
自分が関わることによって相手の(企業の)未来を彩れる可能性が一ミリでもあるかはとても大事。

出会った会社の中には、マーケットもビジネスモデルも申し分なく、売上利益の観点ですごく延びるんだろうな、スキル的な学びが多く得られるんだろうなという会社もあった。でもなんだかわくわくしない

私にとっては成功が約束されているよりも、目標への道が決められているよりも、まだ何かピースが欠けていて、一緒にああでもないこうでもないと言いながらその道を一緒に彩っていけるところが良い

当時の頭の中のつぶやきたち

タイムリミットまであと1ヶ月、そろそろ絞らないと〜と思っていた矢先、
「しょーこちゃんに会いそうな社長がいる!絶対合うと思う」と言われて
紹介してもらったのがAsobicaでした。

どの会社さまもお話しする前にメンバーの記事等には目を通すようにしていたのですが、Asobicaは面談前からなんだかとてもわくわくしちゃって。

社長のインタビューのこの言葉に質問してみたい。とか、この会社をこんなふうにすると面白そう!とか自分の会社でもないのに色々考えてしまう初めての感覚がありました。

実際の選考も他にはないユニークさに溢れていて(詳細はぜひ受けて体験してみてほしいです!)、論理では説明できない何かにずっと惹かれていました。私のわがままでオファー前から相当多くのメンバーにも会わせていただきましたが、どなたとお話ししても、「誠実で鎧のようなものがなく」「Asobicaのミッションを心から信じている」芯の強さのようなものを感じました。特に全員に伺っていた質問「〇〇さんにとってお客さんってどんな存在?」に対して誰もが口を揃えて”仲間!”と返してくれたことが印象的で、私の共感センサーはMAXに振動しました

オファーレターにも愛がいっぱい詰まっててきゅんとしました

一人ひとりに向けて書かれたオファーレター

そんな私ですが、実は最後の最後までオファーを受けることを迷っていました。何かと比較していたというよりは、あまりにも直感的に惹かれていたのでロジカルな自分に説明ができず・・・

それでも期限と共に決めることは決めており、その時に感じたのは、

「未来の意思決定に対して今時点で納得や正解を求めることはできない。
選んだ道を自分で正解にしたいと思えるか、選んだ自分を心から応援できるか、で進めばいい」

でした。素直にその気持ちを見つめた時、「これからのAsobicaの成長物語に私自身も関わりたい」という気持ちが溢れてきて、”好き”っていう恋心に気づいちゃったような気持ちでオファーを受けました(笑)

Asobicaで3ヶ月働いてみてどう?

"思い出の差分をなくす"という思想があらゆるところから滲み出る環境で、3ヶ月とは思えないぐらいありがたいことに馴染ませてもらっています。言葉では全てを形容できないのですが、Asobicaならではという点では、
「愛(心の豊かさ)」と「挑戦」と「Asobigokoro」に溢れる場所だと感じています。

そんなAsobicaだからこそ「私自身が学び成長するだけでなく、”会社のために自分ができることは何か”、”私自身が創りたい未来と会社のミッションの実現に自分も責任を持ってコミットしたい”」というAsobica愛も日々増している気がします

そんなAsobicaについて、自分のキャリア軸でもあった3つの観点から3ヶ月経った今感じていることを書きたいなと思います

①ミッション「遊びのような熱狂で世界を彩る」が意思決定の根底にあり、それを実現する「新しい価値を」「顧客と」創造する面白さがある

Asobicaが提供するcoorumというSaaSプロダクトは、BtoB/BtoC企業がエンドユーザと直接繋がるプラットフォームを提供し、これまでの1stパーティデータ(ex. 購買データ)に加え、ユーザの心理・行動(体験・感情)のゼロパーティデータ継続的・双方向的に取得・分析・活用することを可能にします。まさにエンドユーザの想いが企業の経営に切り込んでいくための土台を作っていく旅だと思います。これまではコミュニティSaaSというポジションで脚光を浴びてきましたが、実は商品企画やテストマーケ・UGC創出といった販促にまで幅広い成果創出の方法があります。
この取り組みは既存マーケットの当たり前プロセスをトランスフォーメーションする発想であり、解くべき課題もてんこ盛り(課題があるほど成長余地が大きい)です。色々大変なことはありつつも、ミッションを軸に意思決定し続ければそれらの課題もきっと解けるだろうと信じて、決めて、進めていける環境が好きです。そして、何よりも新しい価値を顧客企業やエンドユーザと共創するプロセスは私自身のミッションとも繋がっていてとてもワクワクするし、それを大スケールで、チームで、事業通じてやっていけるのはAsobicaならではの面白さだと感じています

②個性を受容し、応援し、活かし合える仲間がいる。
そして、そんなチームが作りだすエネルギーは最強である

「誰かを熱狂させるには、まず自分自身が熱狂していなければいけない」し、「生き生きと人生に熱狂している組織はどんなことも達成できる」
人間の特性としても真髄をついていると思います。
人間は関係性の中で生き・生かされるので、組織としてどれくらいパフォーマンスできるかは長い目で見るとひとで決まると思います

Asobicaのみんなは忖度なく全員推しです!と自信を持って言えるぐらい
「遊びのような熱狂で世界を彩る」というミッションを体現するメンバーが集っています。Asobicaで働いているとまるでオトナの文化祭をやっている気分です。お客さまや仲間への姿勢などオトナとしてのマインドは持ちつつも、無邪気なコドモ心を燃やし続けられる、そんな方たちです。
この規模でここまで熱狂と愛に満ちた組織は奇跡だと思うし、私が心惹かれたのもきっとこれを心で感じていたんだなと今になっては思います

具体では、福利厚生(詳細はこちら)で部門横断の食事を補助するみ〜る制度や、Asobicaメンバーにインタビューをする社内らじおがあったり。他にも日々のSlackや毎日の朝会で笑いが絶えないぐらいユーモアと思いやりに溢れた会話が飛び交っています

私が大事にする、一人ひとりのピュアな個性を応援し、アソビゴコロを持って毎日を生きるマインドが根付いています。仲間が大好きで、仲間がみんな推しで、彼らと一緒に物語を楽しみながら目標に向かえている日々がとっても最高です!

月に一度、導入企業さまの商品をランチとしてみんなでワイワイ食べる「Asobicafe」

③挑戦を生み出し続けられる宝庫である

改めて初心に戻ると、いま起業ではなくAsobicaに入ったのは、
・今の自分には見えていない経営や人としての視座を上げること
・自らミッションに向かって結果にコミットし、そこに仲間を巻き込む挑戦と失敗の総数を増やすこと(PDCAを回すこと)

でした。だからこそ、既存の役割に閉じず、やるべきことを自ら探して自分で役割を作る覚悟でこのAsobicaライフを過ごしたいと思っています

役割というラベルは結構厄介で、役割がないと「挑戦を与えてもらえるか」という他責・受容マインドに私もふとした瞬間に戻ってしまうのですが、挑戦とは本来自分で掴むもの(自戒を込めて)。「挑戦を掘り出し尽くしたか?」という問いに変えてみると、Asobicaには挑戦の機会がごろごろ転がっているし、そんな挑戦を全力で応援してくれるんだろうなと思えます。いま3ヶ月ではありますが、周りの尊敬するメンバーのお陰で、一人で走るより確実に成長を後押しさせてもらっているし、”組織が個人を成長させる”、というのをまさに実感しています(自分も誰かに対してそうあれるように組織としてもっとそこは強化していきたい🔥)

一方で、自分が目指す状態に向けて成長機会を創り出せているか?でいうとここはまだまだ自分の力が足りていないなと思います。
今期は自分にとっても会社にとっても一つ大事な年になると思うので、
「自分がAsobicaの経営者だったらどうするか?」という視点を背伸びしてでも日々絶やさないようにしたいです。また、結果はどうあれ挑戦には人として学びしかないので、事業や組織の成長に貢献できる存在になるために自ら挑戦することを恐れないでいたいです(ここに宣言しておく笑)

それができるAsobicaという挑戦の宝庫に感謝しながら、「挑戦する前に考えすぎず、できると信じてやり切る」の心で旅を彩っていきたいと思います

さいごに

ここまで読んで頂いた皆さまに本当にありがとうを言いたいです!
なんだかわからないけど何かしらAsobicaが気になってしまう皆さま、その気持ちに耳を澄ましていただき、もし同じミッションに向かえる可能性が一ミリでもあるならぜひお声がけください^^


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