駐在妻、すごいよ!自分を褒めよう!

こんにちは!
帯同でニューヨークに来て、気づいたら1年半近く経とうとしています。
毎日何かしらバタバタとして、たまにお友達と集まったり、旅行に行ったりしていると、月日はあっという間に経ってしまいますね〜。

色々な駐妻のお友達と話をしていると、「何もしていないやばい」「帰国後ちゃんと社会復帰できるか心配」という話がよく出ます。そんな私も同じように言っていますが、自分に向けたエールも込めて、私が何より声を大にしていいたいこと。

それは「駐妻、知らない土地で生きてるだけですごいよ!頑張ってるよ!自分を褒めて!」ということで、この記事を書いてみました。


すごいよポイント①毎日の家事

大人として当たり前と言われたら当たり前かもしれないけど、まず何より毎日の掃除、洗濯、料理。ほんとーーーーにお疲れ様です!!

普通に生きているだけで、埃は溜まるし、洗濯物は出るし、お腹は空くし、買い物も行かなきゃだし、料理をすれば洗い物はでるし、ゴミも出さなきゃだし、お風呂とトイレも洗わないと。

日本にいたら美味しいお惣菜もあるし、安く外食もできる。でも海外だと外食は高いし、やっぱり和食食べたいし、気軽に外注することが難しいんですよね。
おやすみの日に朝昼晩3食作らなきゃいけない日なんてもう(白目)

駐在で来ている方は旦那さんが忙しい方も多くて、なかなか頼れないという方も多い印象です。中には旦那さんのお弁当を作っている方も!
そんな周りに頼れない環境で、毎日の生活の基盤をしっかり支えている駐妻さんはすごいです。

すごいよポイント③新しい人間関係を築くコミュニケーション

駐在で海外にいると、新しい人間関係をそこで作っていくことになります。

今となっては気軽に会って話せる友達もできて楽しく過ごせていますが、今まで仲良くしていた友達や家族にも会えないし、最初は孤独を感じる瞬間もありました。

難しいなと感じたのが、出会う方が色んなバックグラウンドを持っているということ。今まで会社の人や大学の友人、似たような環境で育ってきた人と関わる機会が多かったですが、そうでない方の方が圧倒的に多い。

日本では会えなかったであろう方々と知り合えたことは間違いなく駐在で得たもののひとつ。
でも最初はお互いの違いを尊重しつつ、共通点を探ってみたり、新しい人間関係を作るのって気を使ったり大変なことも多いと思います。

その過程で駐妻さんたちはきっと自分では気づかないうちにコミュニケーション力が自然と養われているんだろうなと思っています。

すごいよポイント③トラブルへの対応

あとは定番だけどトラブル対応。
海外で生活をすると、日本がいかに素晴らしいか実感しますよね・・・。

問い合わせをしても返信が全然来ない。
バスも電車も時間通りに来ない。
乾燥機がうまく動かなくて、マンションの人に修理をお願いして1時間以内に行くね!と言われたものの、やっぱり来ない。(もう1回お願いしに行ったらすぐに来た)

そんな日々の小さなこともあるし、子供の怪我や病気、学校関係などのトラブルも何かと起きる。

何が大変って、何か起きて解決しなければいけない時にまず母国語以外の言語でそれをやらないといけないということ!(英語ならまだしも、それ以外の国の方はもうどうされているのでしょう?尊敬すぎる!)
そして海外(アメリカ?)ならではの緩さに、しっかり声を挙げて主張しなければいけないし、言い負かされそうになっても負けない強気な姿勢もめっちゃ大事

日本だったらどんなに楽か・・(白目)と思うことも多々あるけど、不思議なもので段々とそんな環境にも慣れていくんですよね。
特に長く海外にいる方は本当にたくましくて素敵です。

きっとこういった経験でも、忍耐力だったり、柔軟性、適応力が鍛えられているんだと思います。

すごいよポイント③GIVEする力

個人的にすごく思うのがこれ。駐妻同士の中には困った時に助け合うという雰囲気がものすごくあると思っていて。
1を聞くと10くらい教えてくれる!GIVE力が半端ないんですよね。

私がニューヨークに来たばかりの頃、近くに住んでいて知り合った日本人のお友達に本当に色々教えてもらいました。
お肉はここのスーパーが安いとか、この冷凍食品が美味しいとか、カビキラーはこの商品がいいよとか、子供を連れて一緒に入れるカフェはここがあるよ、とか。

その子は「自分も来た時大変だったから」と言っていて、そうやって恩を次の人に返すという、良い循環があるんだろうなぁと感じました。

また直接の知り合いでなくても、インスタなどで有益な情報を惜しみもせずたくさん載せてくださる方の多いこと!これには日々本当に助けられています。

このGIVEする姿勢ってきっと仕事をする上とかでもすごく大事なことだと思うけれど、なかなか自分ごとに捉えないとできないことで、出来ている人ってそんなに多くないと思うんですよね。

これが自然と身についている駐妻さんって素敵だな〜〜といつも思っていて、自分もそんな人になりたいなと思っています。

まとめ

さて色々と書きましたが、何が伝えたかったかというと
「仕事もしていないし、何もしていない・・」と駐妻さんが悲観する必要はないと思う、ということです。

海外で生活するだけでも大変なことがたくさんあって、それをひとつひとつ乗り越えて生きているだけで、知らない間に身についていることが沢山あると思います。自分ではなかなか気づかないし、目には見えづらいけれど。

生活に慣れ余裕が出て初めて何かしたいかも?と思ったら動けばいいし、
そのタイミングは人それぞれだと思うので、周りの人と比較して焦らず、ストレスをためないことが一番だと思います!

まずは自分を褒めてあげて、今しかない特別な時間を楽しんで、ぼちぼち頑張りましょう〜!

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