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ニッポンの文化を未来へと繋ぐ『推し』メディア QUON-クオン-

こんにちは!
YOHAKUOffice株式会社 代表取締役の庄司健太郎です。

前回の記事では、YOHAKUでの実際の実務についてお話ししたので、今回は新しくリリースしたQUONについて書いていこうと思います。

ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

なぜ、QUON-クオン-をリリースしたのか

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まず、YOHAKUOffice株式会社(以下YOHAKU)では、マーケティング、PR、デザイン、システム開発を活用して、企画からゴールまでワンストップで会社の支援を行っています。

考え方としては

1,世の中にどのような価値を与えるのか、どのような本質でどのようにみられたいのか。
2,誰にどのような手段でそれを伝えるのか。
3,より愛され他の人に勧めたくなるにはどうするのか。

上記のように必要に応じて話し合いながら一緒に進めていきます。

複数のクライアント様を支援していく上で気づいたのが、世の中には知られてない“コト“や本当の価値に気づいてない“モノ“ってたくさんあるのではないか?
製品としての“モノ”だけでなく、その背景にあるストーリーである“コト”に価値に目を向けることで、生活は豊かになるのではないか。
そんな想いからQUON-クオン-を立ち上げることになりました。

QUON-クオン-の由来

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QUONとは、「久遠(クオン)」と記され、遠い過去から未来へいつまでも続くという意味を持ちます。遠い昔から続く技術や文化を末永く継いでいきたい、という想いから名付けました。

3〜4年ほど前から伝統工芸や日本文化に興味を持ち始めて、
それらの中には生活習慣の変化や後継者不足など、様々な原因により風化したり失われたりしつつある事を知りなんとか日本人として貢献できないかと考えていました。
そして、起業して1年経つ頃に【伝統工芸や日本文化を扱ったメディアをやりたい】と社内で話したらすぐに形にしてくれました笑
会社を作って初めてサービスではなくただ単にやりたいことに着手できた気がします。
皆さんに感謝です。

持続可能な社会を目指す機運が高まっている昨今、もう一度サスティナブルな社会であった古来のニッポンに目を向けたい。受け継いできた技術や文化が途切れぬよう、ただ守るのではなく現代のニーズに合わせて生活に取り入れていくことはできないか。そんな想いの元、より良い未来への発展を共に目指します。

素材をつくる人、加工する人、流通に携わる人、修復する人、活用する人、魅せる人…すべての技術や文化を継承する方々への敬意を込めて。

QUON-クオン-の今後

まずはしっかりメディアとしての価値を高めていきます。
日本の伝統文化を継承している企業/団体/職人様の方々など、様々な分野で伝統文化継承に尽力されている方々の生の声を届けたいです。
そしてオンラインショップやイベントなどで気軽に、身近に触れられる機会も増やしていければと考えています。

掲載希望も募集しておりますので是非!
お問い合わせはこちら

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最後に

私は北海道で生まれ育った中で、衣、食、住、様々な分野で伝統を受け継ぐ職人や作り手の姿を見てきました。しかしそれらは後継者不足や需要の減少により、この先も受け継いでいくことが難しいのが現実です。
和食が世界無形文化遺産に登録され、緻密で繊細なものづくり技術が世界で評価を受ています。そんな中、普段から触れている我々日本人が一番日本の価値を知らないのではないか?当たり前すぎて感じられてないのだろうか?知らない、ということを知ってほしいと考えるようになりました。

何とかして日本の素晴らしい技術たちを今後に紡いでいけないかと考えたとき、まずは知ってもらうこと、そして現代の生活に合わせた変化を加えることの重要性に気が付きました。
技術そのものや、込められた想いや歴史は、ITや機械に取って替えられない“価値”です。

製品としての“モノ”だけでなく、その背景にあるストーリーである“コト”に価値に目を向けることで、生活は豊かになります。さらにコトを知ることで、モノの価値まで変わって見えてきます。
我々がリリースするQUONは、【地方だから】【時代に合わないから】【発信する方法がないから】…などの様々な理由から衰退の一途をたどる伝統工芸品や伝統技術の問題を解決し、発展の手助けをしたいと強く想っています。

QUONではこれまでの日本の伝統文化や技術を適正に適確に伝えるだけではなく、普段の生活の中で積極的に取り入れることができる仕組みや、直接モノに触れることで歴史や文化を感じれる環境をつくっていきたいと日々思考しています。

QUONというハブを利用して皆さん自身が紡ぎ手を担っていく未来を願っています。

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