すでに流れているものがやってくること〜Journey of Regeneration の旅の道中の気付き〜
7月から、Journey of Regeneration 再生の旅 というオンラインプログラムに参加しています。エコロジーや生態系を切り口にこれからの時代の人間観やビジネスの在り方を探索する領域横断型サロン・Ecological Memes さんが実施しているものです。
Journey of Regeneration はこのような文言から始まります。
私たちは今 この世界で何を感じ 体験し 学ぼうとしているのでしょうか
近代産業社会システムがいよいよ立ち行かなくなり
社会のいたるところで分断や心がきゅっと締めつけられるような出来事が起こっています
地球環境や他者を搾取・支配の対象としてきた人間社会のリズムは
生命や自然のリズムと大きな不調和を起こしてしまっています
リジェネレーション(再生)とは 人が人間の世界だけに閉じずに
地球や他の生命と共に持続的に繁栄していくための営み
人と自然を二元論的に切り離すのではなく
あらゆるものがつながりあったシステムの全体性や大きな流れの中に身を置き
再生的・繁栄的な生態系・関係性を育んでいく...それがリジェネレーションの営みです
生命の摂理に根ざした個人やビジネスのあり方を
探索・実践していく14週間の学びの旅へ
一人ひとりが本来持っている生命的・身体的感覚をひらき複雑な社会や地球環境とより良く関係していくため「在り方」や「やり方」を
仲間と共に探索していく旅型のオンラインプログラムをスタートします
今季の募集は終了していますが、今後、また実施される時にご興味ある方は、ぜひ参加してみてくださいね😀 心からおすすめします。
やってくること
さて、Journey of Regeneration のプロセスの中で感じていることを、ほんの少し言葉にしたいと思います。私は最近、「やってくること」に自分の心を身体を開けるか?ということを練習しているのですが、Journey of Regeneration のプログラムを参考にしながら、その探究を深めることができています。機会をありがとうございます✨
今朝は、「木になってみる」という自然を感じる時間を過ごしました。
私は、鴨川まで行って、鴨川の近くの土があるところに裸足になって、立って。目をつむって、風の流れを感じてみました。
足先には時々、蟻が登ってきたりして、こそばゆい感覚を感じながら、ゆたかな時間を過ごしました。
すでに流れているものを大切にする。このことの重要性を日々感じています。
思えば、私たちは、外からの空気を取り入れ、吐き出していく呼吸をしています。
心臓は血流を流し、私たちの細胞を息づかせるために、休みなくリズムを刻んでいます。
自分自身がそのような意識せずとも起こっている流れに支えられて、今を生きている。これってすごいことだな、と思います。
さらには、外の世界にも、たくさんのものがすでに流れています。
川の流れもそう。虫の音や自然の葉音や、人工的な音でいうと車の音も、耳に届きました。
普段、自分自身が聞きたい音だけ、受け取りたいものだけ受け取っていっているのだなぁと痛感しています。
流れを受けるということは、仏教思想を知り始めた時から、考え、感じるようになってきたことの一つです。
たとえば川のメタファーを使って、私たちは大きな河を流れているんだ、と表現されたりします。
私たちはどこかに流れよう、流れようとする。それをできるだけコントロールしたい。それが人生を生きることでもあるし、みなさんも望む人生を生きたいですよね。
一方で、すでに流れてしまっているものの広大さにも、人生は開かれているのだと思います。自分たちが生きようとする前に生かされているという感覚もあるのだなぁと日々の暮らしの中で感じています。
日々の暮らしの中で、意識できたらいいなぁと思うのが、見出しにも書いた「やってくる」という感覚。すでにある流れを受ける感じです。
何かがやってきた時に、それを受け取れる、感受する心を養っていくことは、これからも続けていきたいし、私自身は、それを養うには自然により近づいていくことにたくさんのヒントがあるなぁと思っています。
ポスト資本主義だ、時間環境問題だ、あーだこーだ、言ってますが、シンプルに、心ゆたかに生きれたら、それでいいのだと思う、今日この頃です。
自分にできることは、自分が探究してきたことをお裾分けすることくらいですが、呼吸をするように分かちあえるようになっていくように、日々、精進しようと思います。
帰ってくる途中で見つけた御所の木
鴨川からの帰り道、ふと御所の木が目に入りました。
御所の敷地から身を乗り出して、道路にはみ出しちゃってますね。
私も、このような生命力あふれる木のように、地球に根を張り、それでいて心を自由闊達に生きていけたらと思います。
それでは素敵な一日をお過ごしください!
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