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東京マラソン2024への道 [10Kレース編] 33/364

東京マラソン2021(2022年開催)東京マラソン2023の2つの大会を完走し、出走権の持ち越しで次の東京マラソン2024(3年連続、4回目)にも出場することになっているアラフィフ市民ランナーのトレーニング記録。

今週のスケジュール

当面は有酸素コンディショニング期間(5週間)で、日曜日のロング走を90分から始めて2時間くらいまで毎週少しずつ伸ばしていくような内容。3/12週目に突入。

日 ロング有酸素ラン
月 休養
火 ファルトレク
水 有酸素ラン
木 ストライド
金 休養
土 アウト&バック(テンポ走)

思うところあって、カーボンシューズやエアポッド入りシューズを封印し、計画的にウォームアップに「なわとび」を入れたり、定期的にある程度長い距離を走り終わったあとに「階段ダッシュ」を入れたりしています。最新モデルの Garmin 965を購入し、ひと通り設定を終えたので、実戦投入中。

今日のトレーニング

今日のお題は

「休養」

リカバリー(Garmin 965 では「回復」)は余裕で間に合っていましたが、走らずしっかり足を休めました。

明日の行動目標

・アウト&バック(テンポ走)

Garmin Forerunner 965 の進化について

先日、発売日に購入した Garmin Forerunner 965 ですが、少し前のいくつかのモデルから搭載された、トレーニング履歴に合わせて表示される「今日のおすすめワークアウト」が進化していて、なかなか興味深い感じです。

とりあえず、最初に驚いたのが、表示されていた「1週間分の今日のおすすめワークアウト」が、日々動的に変化していくことです。

変化前

変化後

次に驚いたのが、Connect Garmin のカレンダー上で「イベント(レース)」を設定すると、それに合わせて「週間 今日のおすすめワークアウト」がカスタマイズされること。

2つ以上の「イベント(レース)」を設定した場合、「どのレースが本命なのか」を指定する必要が出てきて、本命レース以外は「サポートのイベント(練習・調整レース)」という扱いになるようです。

「イベント(レース)」にはレースの場所(住所)やスタート時刻を登録したり、持っていればコースデータを登録することができたり、PacePro戦略(15km以上だとパワーガイド戦略も)使えたりして、かなり本格的。時計の画面上でカウントダウンが始まって、レースが近くなるとレース当日の気象条件やそれに合わせた予想タイムが表示されるようです。

また、「プランの概要」というレースまでの期分け(ピリオダイゼーション)を自動で計画してくれて、「いま取り組んでいるフェーズの目的、理解しておくべきこと」を説明してくれたります。

エクセルに書き出してちょっと計算してみましたが、とりあえず、10kmレースをターゲットとすると、週6日の練習で週間走行距離は40kmくらいの「低負荷高頻度」を提示してきました。

恐らく「週間 今日のおすすめワークアウト」の実施状況や実態(ペース、心拍数、回復時間)などを勘案して、次の日以降の練習メニューにフィードバックしてくる(Garmin がやってほしいと思っていた練習ができてると、さらに別のやってほしい練習を提示してくる)んじゃないかと思います。

AIを使ったトレーニングプラン(レースまでの計画を自動作成したりするの)はSTRYD で触っていましたが、作成された「トレーニングプランが日々の行動によって動的に変化する」のは Garmin 965 で初めて見ました。

総括

社会人だと、悪天候や体調不良、怪我した、仕事が忙しい、トラブルが発生した等で、予定通りにトレーニングするのが難しかったりすることが少なくありませんが、トレーニングプランの方がそういった状況や実態に合わせて、日々動的に調整されていくのであれば、まずは故障がかなり減りそうだし、忙しい人は忙しいなりに、体調が良くない人は体調が良くないなりに、つまり、そもそもパーソナライズされているトレーニングメニューを「個々のベストエフォート」で継続していくことができる新機能だなぁ…と思いました。

個人的にシビれたところをリストアップしておくと以下のとおりです。

  1. 1日だけではなく1週間単位で練習メニューが表示される

  2. 表示された練習メニューはトレーニング履歴に合わせて動的に変化する

  3. ペースが従来のモデルより優しい設定となり、目標心拍数がきめ細かくなっている

  4. Connect Garmin のカレンダーで「イベント(レース)」を設定すると、「イベント(レース)」に向けた「プランの概要(ピリオダイゼーション、いわゆる期分け)」を計画し、週間練習メニューを提示してくる

  5. Connect Garmin のカレンダーで「イベント(レース)」を2つ以上設定すると「プライマリイベント(いわゆる本命レース)」を指定できるようになり、それ以外は「サポートのイベント(調整・練習レース)」という扱いになる

  6. 「プランの概要」は、一定の日数で下記のフェーズで区切られる
    ・ベースフェーズ
    ・ビルドフェーズ
    ・ピークフェーズ
    ・テーパーフェーズ

  7. 各フェーズではそれぞれやるべきことやその目的が説明される
    例)ベースフェーズ
     ベースフェーズでは、有酸素運動の向上とトレーニング距離の増加によってトレーニングの基礎を築きます

  8. 練習を休んでしまった、練習でがんばりすぎてしまったなど、ランナーの実情に合わせて、週間練習メニューの内容が日々動的に微調整される



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