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生成系AIのPerplexity.aiのCEOとCBOの交流会に参加/渋谷

先日Perplexity.aiのCEOと4人が日本で交流会を開催すると言うことで参加してきました。

前日にTwitterで告知され、翌日に開催されると言う、超クイック開催の交流会でした。

最初は、とあるホテルのエントランスを使って交流会をしていましたが、参加してみると、既に人数が50名位になっていました。

途中から、人数が多すぎると言うことでホテルから話があったようです。

それを受けて交流会の主催は、急遽、歩いて10分ほどの代々木公園に移動すると言うことで、場所が変わりました。

代々木公園で行われた青空交流会

少し遅れて、公園のほうに移動しましたが、代々木公園といっても、ご存知の方はわかると思いますが、非常に大きい公園です。

実際に行ってみると、代々木公園の入り口あたりで話しているのかと思いましたが、行ってみると誰もいない…。

もしかして、もっと公園の中の方でやっているのかもしれないと思いましたが、代々木公園はかなり広いので、もしかすると見つからずに今回は諦めなければいけないかなぁと思っていました。

しかし、中のほうに入ってみると、遠くのほうに30名位の人だかりが集まっていました。

もしやあれか?

そう思い、そちらのほうに向かってみると、やはりそうでした。

ほっとしましたが、森の中で行われる交流会。

こんな交流会のやり方があるのか!
こんなにクイックに移動して交流会をやる方法があるのか!?

と、ちょっと驚きながら人だかりの和の中に入っていきました。

Perplexityは「ググる」から「パプる」

CBOの話では、こういうことをお話しされていました。

Perplexityを使ったことがある方はわかると思いますが、生成系AIの中では、何か調べ物をしたり、資料を作ったりするのに向いているツールです。

特に調べ物をするにあたっては、Googleで検索しても、なかなか目的の情報にたどり着かないことというのがあります。

ですが、このPerplexityを使うと、目的の情報にすぐにたどりつけます。

なので、検索エンジンで調べ物をする必要がないんです。よっぽどこちらの方が使い勝手が良いんです。

CBOが、パプる。と言う言葉を使ったのは、とても的を得た意見で、ちょっとその鋭さに驚きました。

Googleの売上が大きく減少する?!


今、生成形AIのツールがたくさんリリースされています。

もちろんGoogleもそれに負けじと生成系AIのツールを様々開発してリリースしています。

しかし、Googleと言う会社は98%位が広告事業での売り上げで成り立っている会社です。

検索エンジンで検索されるキーワードは、大きく分けて2つの種類に分けられます。

1つはブランド系キーワード。いわゆる固有名詞のことです。

2つ目は一般系キーワード。これはブランド系キーワードを除いた、すべての調べ物に関するキーワードのことです。

広告予算でこの2つを考えると、ブランド系と、一般系のキーワードの広告予算の比率は、大体感覚値で、1対9から3対7ぐらいの比率です。

この2つ目の一般系のキーワード。
これを検索した時にも当然ながら広告が出ます。
この広告をクリックすると、Googleの収益となる。

こういう仕組みです。

この一般系のキーワードで調べる場合も、生成系AIで調べる方が、調べる効率が良いと言う事は、一般系キーワードでGoogleを使う必要がなくなると言うことになります。

つまり、広告予算を多く使っているこの一般系のキーワードからの収益がGoogleからすると、今後大きく減少してしまう可能性がはらんでいると言うことになります。

Googleも生成型AIのプロダクトを急ピッチで開発しリリースしています。

しかし、いくら生成系AIをリリースしたとしても、そんなにすぐに収益の大きな柱になるかと言うと、そういうわけにはいきません。

また、Googleはこれまでも多くのプロダクトをリリースしてきました。

ただ、今でも売上の構成比が広告事業でほぼ9割以上と言うことは、簡単にこの収益軸を複数にすると言うことは、おそらく簡単では無いのでは無いのだと思います。

そもそも、Googleからすれば、一般系のキーワードからの広告収入がかなり多くあったわけですから、本来は生成形AIなどを作る必要がなかったわけです。

しかし、Microsoft率いるOpen.aiが生成系AIでGoogleの牙城を崩しに来たわけです。

Open.aiがリリースされてから、間もなくMicrosoftがMicrosoft広告を強化し、Google広告の設定をそのままインポートできる仕様にしているなど、かなりGoogleを意識した仕様になっていました。

また、生成型AIはOpen.aiだけがやっているわけではなく、もう全体のトレンドになっているので、様々な企業が生成形愛のプロダクトをリリースしています。

Googleからしてみれば、突然、脅威がやってきて、数多くの競合が現れ、自社の利益を奪われてしまう立場に立たされている形になっています。

GoogleのAIプロダクトとGoogleクラウドプラットフォーム(GCP)が今後のキーか?

GoogleのAIプロジェクトは一般向けのプロダクトもあり、それらはGoogleアプリから利用できますが、法人向けの協力なAIプロダクトは、GCPと言うプラットフォーム上で動くように作られています。

先日、日本政府主導でGoogleのサーバー拠点が日本に作られることになりました。

これはセキュリティーのことを強く意識して、日本の国土の中で管理できるサーバーを日本政府がGoogleに依頼したことです。

これらはGoogleにとってプラスになることだと思います。

生成系AIにしても、サーバーにしても、法人で利用するには、セキュリティーのところが大きな障壁でしたので、BTOB市場を制する生成系AIは、セキュリティーの課題を解決できる企業がシェアを取ることになりますので、Googleにとっては有利な材料が揃っていることになります。

AI争奪戦から目が離せない

MicrosoftとGoogleの新旧の覇者のも争いも見逃せませんが、AIを作っているのは、この2社だけではありません。

今のところはウェブ上で使うAIだけですが、これが非デジタルの領域に進出する事は目に見えているので、ここの市場を制する企業が本当に市場から大きな利益を得ることになるのだろうと思います。

デジタル領域より非デジタル領域の方が市場規模としては、大きなマーケットになりますので、非デジタル領域で実用的なAIを導入し、市場から認められた企業が大きく成長する可能性があるといえます。


追伸、
今のうちにどこかの株を買っとくべきですね。笑

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