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消える海外での「日本語ガイド」

記事によると、
今年6月にイタリア、ミラノに行ったそうだ。

 そんな状況だから、市内を歩いていても、日本人を見かけることが滅多にない。アジア人はそれなりにいるが、みな韓国語や中国語を喋っている。ほかの言語も聞こえるが、日本語だけは聞こえない。そんな状況は、観光客でごった返し、オーバーツーリズムが問題になっているフィレンツェに行っても変わらない。  

かつては、フィレンツェをはじめイタリア各地の美術館や教会を訪れると、日本語のガイドが売られていることが多かった。キオスクのような売店でも、日本語の町案内は普通に販売されていた。しかし、いまではどこに行っても、そんなものはない。日本人が激減しているのだから、日本語のガイドなど、置いたところでまったく売れないのだろう。  

いうまでもないが、高級ブランド店を除いても、日本人の姿はない。かつては、ブランド品を買いあさる日本人観光客が必ずといっていいほど目に入り、彼らに応対すべく配置された日本人の定員が接客していることが多かったが、そんな光景はすっかり過去のものとなった。

筆者は「日本は瀕死の状態であると痛感する」と締めくくっている。

コメントを見ると、

この記事の内容は全面的に合っています。
泣きたい程です。
日本人以外のアジア人が格段に増加しました。

コロナ後、フランス、UAE、スペイン、タイ、ベトナムと旅をして、筆者の方と全く同じことを感じました。日本にいてはわかりませんが、日本はもはや貧困国です。

というようなコメントが見られた。

円安、安さは本当にマイナスだけだろうか?

こういう話しは今に始まった話しではないのであまり驚かないのですが、円安、安さは本当にマイナスだけだろうか?と思うんですよね。

というのも、
円安で、日本企業の製造拠点が、日本のほうが安く作れる。人の管理もし易い。ということで、日本に戻ったりしている。

安いと言われた中国が日本の企業に製造を委託してるケースもあったりする。

訪日外国人がたくさん来て、今まで日本の事を知らなかった人々が、日本に来て、特有の文化を見て驚き、素晴らしいところもたくさん見つけ、自国にこの文化を持って帰りたい。と言ったりもする。

当然自国に帰って、日本であった見たもの聞いたものを話し、SNSにも投稿する。

もし、ある日突然、世界水準に貨幣価値が同等になったとしたら?

安く作れ給与を上げられる

戻ってきた製造拠点に、
人口減少とAI普及が相まって、このまま安く作ることができ、訪日外国人にはより利益を乗せて売ることができる。

当然給料も上げられる。

高価な二重価格を設定しやすくなる

海外の人には日本人の給与水準が低いので、日本人向けと訪日外国人向けの二重価格は設定しやすく、訪日外国人の価格をかなり高くしても、それでも安いと思ってもらいやすい状況もできる。

日本のものの需要の数が膨大になっている

日本で色んなものを見て、自国に帰った時、日本で食べた、あの抹茶チョコレートをまた食べたい。あのトンカツを自宅で食べたい。あのフィギュアがほしい。

色んな事を思うだろう。
そしてたくさんの人が、食べたいだけでなく、日本のあれがほしいや、日本にスキーに生きたい、温泉に行きたい、デジタルがない静かな場所に行きたいなどを思うことだろう。

そんな時に、日本の貨幣水準が上がった時、水が欧州で880円だったとしても、これまでの日本の価格から、2倍に上がったとすると、どうだろうか?

ペットボトルの水で、たかだか300円。
5倍から6倍の利益を乗せたとしてもそれでもまだ安い。

1本のペットボトルの原価はだいたい日本では50円ぐらい。
かなり利益を載せられることになる。

漫画、アニメ需要だって益々増える

そもそも、日本はコンテンツ産業を海外に提供してきた。
それらは海外の方の幼少期に楽しみにしていた番組やもの。

それらを見ていた、海外の方々が大きくなり、日本に来れるように鳴った年齢となって、アニメで見た学校を見て感動!本当に存在したんだ!といって感動する人も少なくない。

聖地巡礼などで訪日の需要も増える。

この需要はが世代を超えて生まれてくることだろう。

もし日本に影のフィクサーがいたとしたら

アメリカ、中国というビックプレイヤーがいて、この2者をかいくぐって、うまく自分のポジションを作らないと行けない。

これは結構難しい事だと思います。

力勝負では勝負にならないし、それも限界がある

力勝負では叶わないし、
もし勝ったとしても、中国や過去の日本のように勝ちすぎを指摘されて制限される事も目に見えている。

まして、敗戦国なので頭を抑えられている状態でもある。

マインドシェア勝負ならどうか?

ただ、イメージや印象という勝負であればどうだろうか?

マーケティングには「第一想起を取れ」という言葉があります。

たとえば、
マヨネーズと言えばキューピー。
フリースといえばユニクロ。
コーヒーと言えばスタバ。

などのように◯◯と言えば
最初に思い浮かぶ商品の顧客の思い浮かぶ脳のシェアを取れ。

という意味です。

※想起≒マインドシェア(心の占有率)

これなら、まだ日本はやれることが多いのではないかと思います。

過去にクールジャパンという国のプロジェクトがありましたが、これが大きな布石なって、いま、訪日外国人が爆増している。というのもあります。

「この品質でこの価格!!!」は、お試し販売みたいなもの

日本がウケているのは安さ。というのがかなり大きい。
でも安いからと言って、なんでも買うわけでもウケるわけでもない。

この高い品質なのに、この価格!?マジ?

「ほうれん草10円」みたいな赤字覚悟の客寄せ商品を毎週のようにやっているスーパーってありますよね。

で、ついで買いで利益商品を買ってくれたり、そもそも全部利益薄いけど、購入点数で利益確保していたり、結果的に普通にやっているより、支払額を多くしてもらえるように努力していたりする。

当然、このスーパーにはいい印象がつく。
食べ物を安く買うなら◯◯スーパー。

それだけでなく、
土曜日は◯◯スーパーにいかなきゃ。

という行動習慣もつけることができる。


円安がもしゆっくり戻り始めたとしたら、この好材料をもったまま、ジリジリと利益確保ができるとしたら、これは結構良い戦略なのではないかと思ってしまう。


いつになるかは、アメリカの景気次第で日本も連動する感じだと思いますが、そうなっていくような気がします。


もしかして、お金だけに幸福を左右されない豊かさを作ろうとしてる?



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