【読書メモ】『1000億円のブームを生んだ 考えぬく力』
2023年2月5日、『1000億円のブームを生んだ 考えぬく力』を一気読みしました。
ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」の開設に至るお話をはじめ、著者の須永珠代さんの物語と想いが伝わる1冊でした。
私にとって本書は共感できる内容が多く、また、今後も大切にしたいマインドが数多く書かれていました。
今回は、本書の読書メモを記録として残しておくものです。
みなさんも是非読んでみてください。
『1000億円のブームを生んだ 考えぬく力』
書籍概要
名称:1000億円のブームを生んだ 考えぬく力
著者:須永 珠代
出版:日経BP
発売:2016年5月20日
読書メモ(本文より抜粋)
「どこにお金を落とすか」という価値観。
「思いつく」と「考える」は似て非なるもの。
物事を考え抜いている人は、ものすごく少ない。
考えぬかれた提案や企画は"これをやる価値がある"と、他人を説得できるだけの言葉とパワーを持っている。
物事の細部にばかり気が行ってしまうと、全体を見失う。
本質からずれていないか、それを見極めるのが大切。
視点を変えながら、自問自答を繰り返していく。
「自分の強み」を最大限に生かす。
そこに「驚き」や「喜び」はあるか。やるべき価値が本当にあるか。
できるだけ突拍子もない発想をする。
すべては「人」が起点。
どれだけ面白がれるか。
初心からブレずに走り続けるためには、譲るべきところと譲れないところを自分の中でしっかり持っておくことが大切。
どんな地域にも、必ず宝が眠っている。
強い思いは伝播する。
自分たちに何ができるかを、それぞれの立場から本気で考えることが、地方の自立につながる。
「おめでとう」の言葉に胸が熱くなる。
影響力のある"人"や"場所"を見極め、いかに巻き込んでいくかを考える。
どんな立場であろうと、「自分ごと」として関われば、アイデアがどんどん出てくるようになり、仕事もがぜん楽しくなる。
肩書きや立場は違っても、気持ちは常に相手と対等でいること。
「地域の課題を解決する」という目的の前では、上も下もない。
「数字」と「感情」の両論からアプローチすることで、初めて相手を動かすことができる。
「自信を持つこと」の大切さ。
苦しいなかでも目の前の仕事に向き合い続けたからこそ、今、やりたいことに挑戦できる自分がいる。
地域にとって大切なのは、産業を育てること。
感想まとめ
5年以上前に出版された書籍ではありますが、これからの仕事に欠かせない考え方や思考技術が詰め込まれていました。
「地域」をキーワードに働く全ての人に、きっと響くものがある1冊でしょう。
私にとっては、定期的に読み返したい書籍となりました。
本書の内容を胸に抱きながら、明日からの仕事も精進したいと思います。
みなさんも、是非読んでみてください。
では、また。
みなさまに心より感謝。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?