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世の中のメーカーがD2Cになる時代

P&Fでは、18年の夏くらいからEC事業を展開しているのですが、これがなかなか過去に比べて、展開の難しさを感じるきっかけになりました。

タイトル通り、なぜ「世の中のメーカーがD2Cになる時代」のか。

これは色んな記事が既に出ているので、詳細は他の記事にお任せするとして、事業を展開する中で感じた考察を書いていこうと思います。
※パートナー募集しています!
(詳細は最下部のbosyuに記載しています)

1、フェーズ① リテール事業

私たちは

・健康美容の持続的な市場の成長率
・自分たちがユーザーになれる
・将来的に自社ECにて販売しやすい領域(DtoCになり得る)

というポイントで、まずはメーカーから直で仕入れて販売するリテール事業からスタートし、取引企業は80社程度になりました。
(有名ではなくても、良い製品を扱っている企業様がお取引先です)

しかし、展開する中でやはり自前で製品を扱う方が良いことを理解し始めます。

・メーカー都合でしか販売ができない(価格の変動などが起こる)
・自社ECを育てていないので、なかなか自社ECで販売できない

などの課題が出てきていました。

また店舗を出すにも製品数が少ないのでそういうわけにもいかず、という状況でした。

2、フェーズ② リテールの学び

リテール事業をしながら、メーカーと対峙しているとメーカー側も課題を見えてきました。

販売力の課題(メーカー側がマーケティング力が低いので小売やモールに依存

・販売力がある小売が少ないが故に、卸に大量に卸すしかない
※ユーザーデータを取れないネック

・Amazonなどのモールに販売しないと、ECでは売れない
※価格下落、コモディティ化のネック

・実店舗では、なかなか知名度がないので売れない
※ある一定の規模がないとできないネック

日本のメーカーは、おそらく『メーカー→卸→小売』という商流に依存しすぎて、ITやトレンドのスピードについてきておらず、プロダクトアウトの形でしかまだ事業展開できていないと思われます。

あるメーカーでは、1年に数十個新規で販売するが、実際売れるのは2割、そのうちしっかり利益を回収できて、成功と位置付けられるのは1-3製品程度と。

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こんな課題をメーカー側は持っていました。

ここで私が感じたことは

・自社で製品を作って販売する(DtoC):製品力
・製品を通してファンになる仕組み:ブランド化(マーケティング)

がないと、ECでは戦っていけない(もっというとなるべく戦わないためには、この展開しかないと考えています)重要だと痛感しました。

①製品をつくって、
②ブランド化:ファンになってもらうための
ユーザーとの関係性構築
③ユーザーデータを活かした製品開発

簡単ではないですが、このサイクルを目指すことが、タイトルの理由になります。

余談ですが、ファンづくりカンパニーなる、というのは、このメーカー様との取り組みや、当時関わっていたクライアント様(受託)で、今後必要になってくると考え、会社のコンセプトにしております。

3、フェーズ③ PB事業開始

当初は、健康美容を領域を展開していたので、このカテゴリを考えていましたが、競合が多すぎる、広告費がかかりすぎる、製品開発に時間とお金がかかるなど、幾多の理由がありアウトドアに絞りました。

※その詳細です

多々書きましたが、EC事業を展開し始めて、1年半程度経過して、PBも販売しましたが、PB事業はまだうまく事業展開しておらず、以下bosyuしております。

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