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【事例】チャネル別施策対応例 ~toB/toC共通~

ここではやサービス・サイト別で対応すべきプラン例を、まとめます。

あくまで全体感、捉え方、考え方などの観点のあるべきや例として考えていただけますと幸いです。

1、検索(Organic)

<指名ワード>(会社名やサービス名等)
→会社名やサービス名をどこかで聞いたり、知っていたりすると、わざわざ調べたりしませんよね?

多くは大企業のBtoC企業がCMしたり、飲食店の店舗などは広く知れ渡っているので、指名ワードも多いです。

指名ワード多ければ、ある程度認知度が高かったり、リピーターが多かったりする傾向が強いです。

検索流入の中で指名ワードが多ければ、潜在層が獲得できてないので、検索流入からの集客をする場合は、オーガニック検索を増やす方向が賢明です。

その際のアプローチは
・検索マーケティン(SEO対策)
・コンテンツマーケティング
になります。


<オーガニック(自然検索)>

多くの企業が、まだまだ潜在顧客を獲得できていないので、SEO対策というのがあるわけですね。

「検索マーケティング」に関する考え方について ~基本~

では書きませんでしたが、SEOの難しいところは大規模なサイトや過去からずっと対策している会社がどうしても強くなってしまう傾向があります。

例1.SaaS系サービスでブログ記事などがサイト配下に豊富にある
(BtoCだと、不動産サイトやECサイトなどのデータベース型サイト等)

大規模なサイトは、ページ数が沢山あり且つリンク構造もしっかり練られた形でサイトを構成している傾向があり、簡単にひっくり返すことができません。

なぜなら、キーワードを検索して、ユーザーが2ページ目以降(10位以降)を見る確率は40%もない(1-10位は大体60%の人がクリックする)からです。

クリック率

つまり、検索ボリュームがあるキーワードを対策する際は、狭いパイを競合と奪い合う訳です。
※検索ボリュームが少ないキーワードを狙う対策方法もありますが、予算や時間がないと長い期間続けられないので、初期段階ではおすすめできません汗

以前、支援させていただいていたコンテンツマーケティングで有名なイノーバさまは、「SEO」、「BtoBマーケティング」、「インバウンドマーケティング」、「コンテンツマーケティング」などのキーワードで大体5位以内に入っていたサイトを展開しています。

このように特定の領域を継続しているところと対策するのは、相当の体力と根気が必要です。

考えるキーワード領域の競合が強い場合は、予算や事業の展開によって、SEOやコンテンツマーケティング以外の異なる施策を考えていく必要があり、その対策方法の一つは広告になります。

2、広告(Paid)

広告を使うときの最も考えるべきことは、広告を使った後、その後どのようにマーケティング全体の施策を描くかという点が重要です。

広告は
・ストックされない(資産にならない施策)フローの施策
・短期的(1年程度)な目線に使う施策
なので広告単体で施策を考えると基本的に一時的なものになり、施策後1年くらい経つと、

「あの集客したユーザーって、しっかり効果的に獲得できているんだっけ?」

となります。

そうならないために、広告を展開する際は、特に事業の上段からプロモーション全体を設計しないといけません。

※1.本来はリスティング広告、ディスプレイ広告、SNS広告と特性があり、それぞれ別途に書かなければいけないところですが、今回は概要だけ。

※2.広告の詳細は来週書きます!

3、SNS(Social)

SNSの運用は、BtoBでもBtoCでも基本は変わらず、基本的に
「ユーザーが発信した情報を起点に、共感が共感を生み、拡散され、
循環するコンテンツ」
の仕掛けをつくることが必要です。

「UGCマーケティング」の本質は「C with C」? ~前編~
「UGCマーケティング」の本質は「C with C」? ~後編~


SNSの活用は、様々な議論がありますが、ただ投稿して、インプレッション数やいいね数を図れば良いわけではありません。
(いろいろな記事でも書かれてますね)

SEOは、Googleのある種のルールが
広告も、Google、Yahoo、Facebook、Twitterなどプラットフォームのルールがあります。

SNSは、ルールがないので、本当に目的や戦略を立てて、ユーザーを見て、仮説検証を絶えず繰り返さないと、効果が出ません。

逆にしっかり設計して施策を展開すれば、集客もできてコンバージョンも生み出すことができます。例えば、以下などが成果例です。

BtoCなら、Twitter経由からECサイトを経て消費財の購入
BtoBなら、Facebook経由からセミナー集客やebookのダウンロード・問い合わせのリード獲得

SNSを運用する中で、

①ケーススタディ(BtoC)
・ECサイトで製品を販売するBtoCの製造販売
・製品単価は安い
→AmazonなどのモールがあるECサイトの生きる道は、基本的にSEOや広告で戦えないので、SNSで対策すべきなのですが、それでもSNSだけだと差別化できないので条件が整わないと戦い切れません。

もし製品力がある商品を扱っていれば、<コンテンツマーケティング×SNS+広告>の施策を長期的に展開することで、Amazonなどのモールにいないユーザーを獲得できる機会を見込めます。

ケーススタディ(BtoB)
・SEOやコンテンツマーケティングでは競争が激しい
・製品単価は高いがニッチ
・ニッチなので指名ワードも少ない

BtoBの場合、なかなかユーザー主導でコンテンツを生み出すことが難しいのは事実ですが、BtoBもBtoC同様、製品力がものを言います。

BtoCの場合は、感情などに左右されて、良い悪いが見えにくい特徴もありますが、BtoBの場合は製品力があれば(成果が出る、カスタマーサポートがいいなどのグッドレビューがあれば)、訴求できる強みを担保できます。

その際、思いっきりターゲットを絞って、USPも明確にした商品訴求などができれば、展開しやすくなります。

特にニッチな場合だと
1、テールワードの対策でコンテンツマーケティングの施策(潜在層を狙う)+ebook作成し、リード獲得を図る

2、利用した製品レビューなどのコンテンツを作成し、相性のいいSNSの媒体を利用し広告展開

3、UGCのアプローチを用いて、ファンづくり

というようなアプローチも考えられます。

4、まとめ

ほんの一例ですが、まとめてみました。

事業状態や今までやってきた施策や予算によって、やり方は多々ありますので、事例としてはまだまだ方法は沢山ありますが、挙げてみました。

今後もマーケティングに関する情報、まとめていきます!


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