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【UGC】「UGCマーケティング」の本質は「C with C」? ~前編~

2010年台から、デバイスがスマホに変わり、SNSが普及してから、サーチエンジンやリスティング広告以外のマーケティング手法が沢山出てきた中で、最近よく聞くUGCマーケティングについて、個人的な見解も含めて、施策の本質なども含めて分析してみようと思います。


1、UGCとは?

他の記事でも詳細は書かれているので割愛しますが、端的にまとめると

ユーザーがユーザーに向けて発信する情報であり、SNSをベースとして、消費者の購買プロセスに影響を与えるコンテンツ」
です。

ユーザーが発信する情報は広告などとは違い、同じ立場の人が共感を持って発信されたコンテンツなので、共感が生まれやすく拡散しやすい、というメリットがあります。

ここでいう、「消費者の購買プロセスに影響を与える」というのは、例えばGoogleで「検索=ググる」することから、SNSを通じて「検索=タグる」とか呼ばれたりしますね。

SNSで発信するタグを通じて、製品を調べてしまうことです。

このユーザーの購買プロセスがあるが故に、Instagramから購入できるとかの施策はFacebookは展開しています。


2、UGCを起こすためには?

1の内容をまとめると

「ユーザーが発信した情報を起点に、共感が共感を生み、拡散され、
循環するコンテンツ」

つまり、1人目の発信ユーザーが共感しないと生まれません。

この1人目の共感ユーザーを掴むことが、とても難しいです。

だからこそ、こういうマーケティング手法が出てきたわけなので、実態が物語っています。

話は少し反れますが、「共感」というのはSNSを使っていれば、誰にでもあると思いますが

1、これいい!
2、素敵!
3、好き!
とか、ポジティブな発信だと、こんな感じの感情が沸く時です。

ここでいう共感というのは、ある種男女が相思相愛になるのと同じような感じかなと思います。

よくあるSNSの発信でいうと、心理的には、自慢したい、承認されたい、などの欲求が隠れていたりします。

人は誰でも、自分がいいなと思ったものや場所、人との関係性などってシェアしたくなりますよね?
(シェアしたくなるから、そういう投稿が写真が多い訳ですね)

そのような内容の発信です。

そんな、ポジティブな発信を促す仕組みをつくるのが、UGCマーケティングだと僕は捉えています。

人の心理を徹底的に勉強すれば、いくらでも打ち手は出てくるアプローチではないか、と日々ご相談いただく中で感じます。

UGCにおける「共感」というのは、ユーザーとユーザーがある種、何か共通な「何か」で繋がった、「C with C」の状態ではないでしょうか?

仕掛ける側は、

ユーザーが共感し合える(シェアし合える)仕掛けをつくることが、このUGCマーケティングの肝なのかなと。

3、UGCの施策内容

①以下のⅰ~ⅴのメディアに投稿されたコンテンツ(テキスト・動画・写真)
②投稿されたコンテンツに対する感想やレビュー

具体的には以下のような媒体などを使って展開したりします。

ⅰSNS
ⅱ各種投稿サイト(動画・写真・イラスト)
ⅲソーシャルブックマーク
ⅳブログ(コメントができるブログ)
ⅴ通販サイト(レビュー等)

人が製品を購入する際に何を参考にするか、ということを考えると、特に分からない商品や認知度が低い商品だったりすると、SNSからの情報収集が現在はトレンドとしても大きな要素を占めていたりします。

特にTwitter、Facebook、Instagramなどからの情報で、購入してみようと思って、調べるケースも増えてきています。

その購買プロセスに自社のUGC(ユーザーからの共感コンテンツ)を、どう組み込むか、というのを考える必要があります。

次回、事例や展開方法や考え方について書いていきます!

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